安価でマスターとサーヴァントを決めて聖杯戦争を行います
キャラはvtuberのみにしてください
条件に合わなかった場合安価は1個下に移します
サーヴァント役は出来るだけ戦えそうなキャラを選んでくれると書きやすいです
この手のは素人ですがキャラ崩壊せず完結できるよう頑張ります
セイバーのサーヴァント >>3
剣鯖ときのそら
おいおいおい戦えるのかおいおいおい何とかするけど
彼女に詳しいわけじゃないのでなんか棒状のもの持ってたりしてたら教えてくれると嬉しいです
セイバーのマスター>>6
ヒロインでええ子なときのそらが見たかっただけや…スマン
最悪、あんきもソードで何とかしてくれ…
剣鯖ときのそら
剣主剣持刀也
スキルとか細かい所はさすがに時間かかるからこっちで作らせてもらいます申し訳ない
ランサーのサーヴァント役>>10
ランス (槍)
戦場だけでなく馬上の槍試合でも用いられた。
馬に乗った状態ですれ違いざまに突き刺す攻撃が基本となる。
うん、馬が槍使ってもおかしくはないな
槍鯖ばあちゃる
槍主いわなが
安価やばぁ♡
アーチャーのサーヴァント>>22
サーヴァントより先にマスター決めた方がいいですかね?その方が良かったらライダーから順番変えます
鯖やマスター同士は顔見知り設定で行くのかな?
あるいは、手塚治虫のスターシステムみたいに、キャラクターだけ借りるのも面白そうやね。
弓鯖ヤミクモケリン
ぶち飛ばしていくぜぇぇぇぇぇぇ
アーチャーのマスター 下2
誤安価怖いので以降下2でいきます
スノー・ホワイト・パラダイス・エルサント・フロウ・ワスレナ・ピュア・プリンセス・リーヴル・ラブ・ハイデルン・ドコドコ・ヤッタゼ・ヴァルキュリア・パッション・アールヴ・ノエル・チャコボシ・エルアリア・フロージア・メイドイン・ブルーム・エル
って書こうと思ったら下2になってたわ()
騎鯖ヤマトイオリ
騎主島村シャルロット
あかんついにまったく知らん人がきてもうた
どんな人なのか軽く教えてくれると助かります
というか設定作るのが間に合わなくなってきた
でも俺負けないよ
流れ速いので安価少し先にします
キャスターのサーヴァント 下4
殺鯖ニーツ
この人も知ってはいるけどよくは知らないんですよね
あとのらちゃんの設定がライダーぽくなってしまった
無力な私を許しておくれ
アサシンのマスター下4
>>92
ああ…イオリンはきのこ好きだったよな。
設定的に考えても、『戦艦大和』と『最新鋭のメカ』で何か一悶着あっても面白そうやね。
安価ならベルモント・バンデラスで
殺鯖ニーツ
殺主ベルモンドバンデラス
ニーツちゃんの情報求む(主に設定とか使いそうな武器)
ベルモンドバンデラス誰やねん
ダイヤモンド掘ってるイメージしかないぞ
バーサーカーのサーヴァント役 下3
ベルバンさんと天開司、のじゃおじは…事業者と雇用主の関係かな?
…妄想が捗ってしまう
安価なら ふくやマスターで
剣鯖ときのそら
剣主剣持刀也
槍鯖ばあちゃる
槍主いわなが
弓鯖ヤミクモケリン
弓主天界司
騎鯖ヤマトイオリ
騎主島村シャルロット
術鯖のらきゃっと
術主ねこます
殺鯖ニーツ
殺主ベルモンドバンデラス
狂鯖轟京子
狂主織田信姫
ひとまず14人決まりましたね
ルーラー入れときます?
ならありの方向で
設定上ある程度強くないと成り立たないクラスなので古参だったり強そうなイメージある人にしてくれると有難いです
ルーラー下4
剣鯖ときのそら
剣主剣持刀也
槍鯖ばあちゃる
槍主いわなが
弓鯖ヤミクモケリン
弓主天界司
騎鯖ヤマトイオリ
騎主島村シャルロット
術鯖のらきゃっと
術主ねこます
殺鯖ニーツ
殺主ベルモンドバンデラス
狂鯖轟京子
狂主織田信姫
秤VB
メンバー揃いました安価ありがとうございました
時間も遅いので続きは明日以降にさせてください
あと轟京子ちゃんの宝具がまったく思いつかないので名前込みで案とかあったら書いといてくれると嬉しいです
>>135
この逸話を宝具にしてくれると、俺が喜びます
農業コンビナートの危機(エンド・オブ・マツモト)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34719087
松本さんは某アニメで爆死したモブらしい
あとは、マグマで自分や自宅が燃えた逸話がある。
ときのそらちゃんで、何かネタが無いか調べてきたよー。
『円卓の騎士団(サーティーン・チルドレン)』
彼女の初回生放送の視聴者が13人→後に『円卓の騎士』扱いされた事から生まれた宝具。
彼らを召喚する方向で行けば、セイバーでもワンチャンあるで!
術のらちゃんは、忘れろビーム・対象の魅了・武具の転送とか進んだ科学という設定で色々出来そうで楽しみ。
宝具は月からあずきバーを落とすのかサテライトキャノンかでシリアス・ギャグどっちにもできそう
フォーリナーといえばピノ様やな(フォーリナー違い)(巨大な蟻を見ながら)(レンジャー部隊出動)(サンダー!)
>>150
例えば冬木の聖杯なら汚染されてるから酷い叶え方になるけどできる
多分全人類の獣耳化なら「獣耳じゃない人類全員を殺す」ことによって実現される、みたいな
虎聖杯とかなら平和に実現できるだろうけど
可能かどうかはともかく、
マスター・鯖の参戦する理由にはできる。
「恒久的な平和」を目指して参加したキャラがいた。
あとは、聖杯システムに干渉することで
全人類を不老不死にしようとした奴とかいた。
FGOの鯖ごとの聖杯の願いだと、世界を海で満たすとかいうキャラもいるよ!
FGOの話してふと
織田信姫がマスター側なのがジワジワきてるwwww
>>1の執筆の手助けになればと思って、ちょっと勝手にウビバだけ考えてみた。ただの妄想なので没にしてくれて構わないっす!
【聖杯にかける願い】
「世界中のみんなに馬の仮面を被せることでフよ。はい×n」と冗談めかして誤魔化しているため、真意は不明。
普段の行いから想像するのなら「誰かを悲しませたくないから、自分が犠牲になれば良い」と考え、現界したのかもしれない。
【宝具】
『持ちネタ終了(ウビバブレイク)』
自己紹介をすることで全ての流れを断ち切り、自分だけの固有結界を構築する。
そらちゃんの宝具…円卓の騎士とか巨大あん肝、そらともの軍勢召喚しそう。
あとホラゲ固有結界持ってそう、精神力低いと詰みです。
イオリン、シャル、信姫はパニックなってる動画見たな
ただし前二人は逃げられないってなると珍妙な台詞吐きながら攻勢に回る
「悪党共」とか「この人たち欲が凄い!(斧で攻撃しながら)」とか
…もしかして信姫が1番弱い?
おおういつの間にかスレ建ってる上にクッソ伸びとるやんけ!
>>1の負担ヤバそうやなこりゃ…w
のんびり待ってるぜ
殺陣営は『マスターの方が強いタイプ』でも違和感は少ないな。
というか男女比が6:5:4って何だよ…不明の人多くない?
イオリンも、大和の方準拠なら無辜の怪物はBくらいになりそうかな。
赤いおじさんは…スキル名を付けるなら『大戦の亡霊』とかかな
轟京子
魔力放出(溶岩)
考えるだけでも楽しいなこれ
クラススキルに「妖精契約」あってユードリックが頭をよぎったw
ケリンのスキル、FGO的にだけど妄想してみた
『攻撃線だ(コンギョ)』
味方全体の攻撃力をアップ(1ターン)&〔不謹慎特効〕状態を付与(1ターン)&HP最大値を1に減少【デメリット】
『高らかな笑い声』
敵味方全体に〔混乱〕状態を付与(10ターン)
『ニコニコ爆破(戦闘続行)』
味方全体にガッツ状態を付与(5ターン)
>>152
>>153
ありがとうございます。
FGOだと不思議な世界を作ることはできてたのですが、
大量の生物の改造など生き物に直接関与する類の願いは出来るのか疑問に思ったので質問してみました。
聖杯次第とは言えケモ耳が見たいという願望で人類が滅亡する可能性があるのは驚きました。
あと、願いは参戦する理由として使えると知ったのでねこますさん以外の方の願いがどんなものになるのか楽しみです。
余裕があれば勢力の中で怖いイオシャル組をどうにかするまでの間など期間限定でいいので、のらそら師弟の共闘とか見てみたい
イオシャル組は戦艦級の火力、イオリンを守る大量の右目の軍隊が存在など戦力があるのに天然ゆえ動きが読めなくて相手にすると苦労しそう。
(個人の設定的に)一番火力のあるところが、一番戦いそうにないってのが面白い。
戦単純火力で勝てそうなのがケリンのミサイルくらいなのも草。
いっそのこと、各ファンは無視した方が良いかもしれないけど…その場合、ときのそらちゃんが戦えなくなるんだよなぁ…
ファンたちは英霊化の過程にあった存在で、英霊らはそれらとは隔絶された舞台へ召喚されたってことでいいんでない?
のらきゃっと本人は機械だからキャスター…魔術系とは遠いんだけど
のらきゃっと世界観では「妖精を挽き潰した粉」使ったりするんだよな…
FGO詳しくないんで上で出てたフォーリナーのクラス気になって調べたんだけど
その定義は「世界観を乱す者」「狂気の内にありながら純粋さを失わない者」
「狂気に呑まれながら逆にそれを呑み尽くした者」って出てきて
これをV界隈に置き換えると正に「為」そのものじゃないかって感じる
為っすねぇw
あと、「外宇宙からの来訪者」という側面もあるので。
銀河アリスとか該当するね。アリスはアリスで「為」っぽいけど
「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。」
という言葉もあるので能力次第では機械系もキャスターで違和感はなさそう。
ただ、のらちゃんは基本脳筋の物理系なので忘れろビームとかの
とんでも兵器系を魔術として無理やり解釈する形になるのかな
>>181
経験上住人同士で議論や予想があるとスレが盛り上がるし
雑談でもあった方が励みになって筆が乗る作者が多い気がする
(ていうか俺がそうだった)からスレ主に確認して決めよう
今からちょこちょこ始めていこうと思います
申し訳ないですがしばらくはキャラをお披露目ではないですが1組ずつ戦わせてどのように作ったか見せて行こうと思うのでしばらく普通のssのようになります
とりあえず一通り見せて以降の展開を安価で決めていこうと思います
口調とか一人称二人称がおかしかったら言ってくださると嬉しいです
設定などの雑談は普通にやってもらって大丈夫です面白そうなのがあったらつまみ食いしていきますので御容赦を
1プロローグ
「今から皆様に来て頂くのは私の世界」
「街も自然も住む人々も私が作り上げた仮想空間です」
「もちろんあなたがたの体も」
「こちらでどれだけ壊しても殺しても殺されてもあちらの世界に影響はありません」
「ですから存分にこの聖杯を手に入れるため争いあってください」
「戦いに関する知識などはすでに与えられていると思います」
「普段は扱えない特別な力を楽しむのもいいかもしれませんね」
「どうしても戦いたくないというなら街の中心にある教会に来てください」
「教会で私に申請すれば降参ということでこの戦いから抜け出すことができます」
「しかし勝ち残って得られる聖杯はあなたがたの願望を成就させます」
「願いを簡単に叶える機会はそうそうありませんよ?」
「降参はよく考えてからにしてくださいね」
「注意事項は以上です」
「今からあなたがたを私の世界へ招待します」
「目覚めた時点で戦いは始まっていることにご注意を」
「それでは此度の聖杯戦争、開幕です!」
「ああそうだ」
「画面の前のfateに詳しい皆さん」
「前回黒い呼んだりとかはしてないので聖杯は綺麗なままです、ご安心ください」
「今回の聖杯戦争の監督役、つのはねあかぎでした」
2開幕
どっかの屋内
刀也「ん……ここはどっかの家かな、おや、あなたは」
そら「こんにちは、セイバーときのそらです。刀也くんだったっけ?よろしく、頑張ろうね!」
刀也「剣持刀也です、よろしくお願いします。いやあそらさんが仲間だなんて心強いですね、あれセイバーって言ってましたけど剣はあるんですか?」
そら「あっ剣はねーこうかな?あっほんとに出た!」
彼女が手を掲げると柄に熊があしらわれた両刃の剣が現れた
そら「あっあんきもだ、かわいー」
刀也「おお、超能力的なサムシングが使えるってのは本当だったみたいですね」
刀也「そういえばそらさんが聖杯が手に入ったら叶えたい願いってなんですか?」
そら「そうだねー皆といっぱい遊んでもっと仲良くなれるようになりたいかな刀也くんはなにをお願いするの?」
刀也「そうですね、やっぱり僕は顎を研ぎ澄ませていきたいですね」
そら「もう十分じゃない?」
刀也「いえいえ、顎道は奥が深いですから。まだまだですよ」
そら「あはは、もうすぐ暗くなるしそしたら外に出てみよっか、他の人もいるかもだし」
刀也「もしかしたらもう戦ってる人達もいるかもしれませんよ」
そら「さすがにまだ早いんじゃないかなあ」
ずどおぉぉぉおおおん
丁度その時どこかから爆発音が聞こえた、気がした
3開戦
ケリン「ぶち飛ばしていくぜぇぇぇぇええええ!!!!」
馬「ちょいちょいちょーーい完全にやばーしーですよこれはね」
いわ「あいつやばぁ」
必死に走り回る2人の男めがけ次々とどこからか現れたミサイルが飛んでいっては炸裂する
司「おいおい色々壊しすぎだぞ」
ケリン「いいじゃねえか、せっかく壊しても問題ないって言ってくれてんだからよ」
司「そもそもこんなぽんぽんミサイル使ってたらさっき作った分なくなっちまうぞ」
ケリン「それもそうだな……だが!」
先ほどよりも巨大なミサイルが飛翔し、2人の行く先を爆破し瓦礫で袋小路を作り出した
馬「うびばあああああ!?」
いわ「すっご」
ケリン「これで逃げ場はねえぜ」
司「追いかけっこはここまでだな」
馬「確かに追いかけっこはここまでですねーはいはいはい」
ケリン「なんだ?」
馬「接近戦が得意なばあちゃるくんにここまで近づいてきたのが運の尽きってやつですね」
瞬間、スーツ姿の男は十数mの間合いを詰め、敵の頭を落とさんと手に現れた槍を振り下ろす!
ケリン「わりいな、俺のミサイルは万能だ」
馬「なにっ!?」
指一本動かす暇さえ与えず叩き込んだはずの槍は突如空間に現れたミサイルに防がれていた
ケリン「そしてぇ!」
耳の長い男は何か懐中電灯のような物体を取り出す
ケリン「ライトセイバー型ミサイルだぁ!」
ボタンを押すと噴射口から圧縮された炎が剣のような形を成して噴出する
ケリン「これで終わりだあ゙あ゙あ゙
!!!」
馬「うびばああああああああ」
炎の剣が確かに男の胸を貫く
確実に致命の一撃
しかし彼は平然と槍でエルフの男を弾き飛ばし彼のマスターの元に軽快な足取りで戻って行った
ケリン「ぐぁっ……」
司「おい、一体何が起きた!?」
馬「いやあ、そろそろ負荷が高くなってきたのでね、今日はね、痛み分けということでここまでにさせてもらいますからね、はいはいはい」
いわ「今日も一日、がんバーチャライバー(去り際の挨拶)」
ケリン「くそっ、ありゃなんだ確かにやったはずなのに」
司「あれがあいつの宝具ってことなのかもな、攻撃をすり抜ける。たが無敵じゃないはずだ、弱点を探して、次はぶっ倒すぞ」
ケリン「おお、そうだな。使った分のミサイル作るか!」
一応本人達という設定です
能力は聖杯が与えたので知り合いでも互いの能力とかクラスは知りませんし誰が呼ばれてるのかも互いに知りません
一発目からケリンといわなが戦ってて草
思ったら「いわなが」で来てるの?それとも「いわながちゃん」で来てるの?
4戦争勃発
イオリ「えっとねそれでね」
シャル「うんうん、あっあれvtuberの人達じゃない?」
イオリ「どれどれ?ほんとだー見たことあるー」
バンデラス「こんばんはお嬢ちゃん方俺はベルモンドバンデラス」
ニーツ「私、ニーツって言うの」
イオリ「ヤマトイオリですこんばんはー!」
シャル「島村シャルロットですよろしくね?」
バンデラス「いやあ我々争い合うどうしだけどさ、初っ端からバンバンやり合うのもどうかと思うのよね。戦うのなんてあとで出来るんだから最初の方ぐらい平和に仲良く出来たらなって思うんだけど、どうかな?」
シャル「んーいいんじゃない?」
イオリ「私も賛成!危ないことはあんまり好きじゃないし」
バンデラス「よかったよかった、丁度あっちに喫茶店があったからお茶でも飲みながら雑談でもどうだい?」
イオリ「あっそうださっきね、そこでお菓子買ったの、一緒に食べよ?」
彼女がレジ袋を持ち上げると口の部分からお菓子が覗いて見えた
ニーツ「それ、は、きの……こ」
イオリ「そうきのこの山も買ったの、美味しいよね、ニーツちゃんも好きなの?」
ニーツ「きのこ派、死すべし!」
突如形相を変えた彼女はチェーンソーを手に憎き敵に飛んでいく
シャル「え、ちょっと!?」
ニーツ「ふんっ!」
全力で振り下ろされた凶器は対象を勢いのまま吹き飛ばした
シャル「大丈夫!?」
イオリ「痛ぁ〜い!」
ニーツ「嘘、ほとんど効いてない、防がれた?ならもう1回」
イオリ「もーちょっと怒ったからね!」
ライダーが展開した砲塔をアサシンの足元に向け砲弾を放つ
軽く小突くような調子の声とは裏腹に凄まじい一撃が地面を抉りとる
ニーツ「ちょっと、なにこれ」
バンデラス「お嬢ちゃん、ありゃ無理だ、逃げるぞ!」
ニーツ「仕方ない、分かった」
バンデラスが宝石か何かを投げると強烈な光が辺りを包み、収まったかと思えば2人の姿は無くなっていた
シャル「すごーい!イオリちゃんこんなに強かったのね!でも怪我とかしてない?」
イオリ「ちょっと頭痛いけど大丈夫、そんなに褒められると照れちゃうよ。あっちの方でお菓子食べよ?」
口調とかあってますかね?
間違えるのはしゃーない。
『聖杯のせいでした』である程度容認できるし、指摘のたびに少しずつ調整すれば良いよ。
5平和な戦い
そら「あ、のらちゃんとねこますさんだ!おーい」
のら「ときのそらさん、剣持刀也さん、こんばんは」
ねこます「そらちゃん、剣持くんこんばんはなのじゃ」
刀也「こんばんは、いやあすごい先輩方に囲まれてちょっと緊張しますね」
のら「そらさん、もう誰かと戦いましたか?」
そら「いや、まだだけど」
のら「なら、丁度よかった。私もまだこっちに来てから、戦ってないので、どのくらい力を使えるのか、詳しくわからないんですよね。なので、今日のところは軽くお手合わせ頂ければなと、思ったのですが、どうですか?」
そら「うんいいよ、私も練習になるし」
ねこます「わらわ達は下がっておくのじゃ、のらちゃん、5分位で切り上げるのじゃ」
2人がそれぞれ己の武器を呼び出す
1人は両刃の剣を片方は片刃の刀を
どちらかともなく動き出し武器と技量をぶつけ合う
目にも止まらぬほどの剣戟、しかし互角なのか互いに傷はない
刀也「これは剣道部も涙目ですねえ」
ねこます「サーヴァント役とマスター役を比べちゃだめなのじゃ……」
のら「そらさん、思ったより強いですね」
そら「のらちゃんもね、私は体が勝手に動くような、そんな感じ!」
のら「ならこれはどうでしょう」
鍔迫り合いからセイバーを弾き飛ばしハンドガンを呼び出す
そら「!」
対サーヴァント用の超々音速の弾丸が放たれる
しかし当たらない、セイバーはニトロが入れられたエンジンのように先ほどよりもさらに速くなり、弾丸すら容易く躱し剣を繰り出す
のら「魔力放出、厄介ですね。ならこれは」
ねこます「のらちゃーん時間なのじゃー、それにそれ以上はとっちかが怪我するのじゃ」
そら「もう5分たったの?はやいねー」
のら「ええ、もうちょっとやっていたかったです。そらさん、ありがとうございました」
そら「ううん、こちらこそ」
のら「それじゃあこれで、おさらばです」
ねこます「またね?なのじゃ」
そら「じゃあね〜」
刀也「いやあ凄かったですね、戦ったのが初めてとは思えない迫力でしたよ」
そら「そうだね、私もびっくりしちゃった」
刀也「でもよかったんですか?さっきのうちに倒しちゃわなくても」
そら「最初に手合わせ程度って約束だったし、のらちゃんもまだまだ奥の手隠してるだろうし」
6秩序
VB「まったくいきなりルーラーしろなんて言われても困っちゃうね」
VB「こんなか弱い老人に大役押し付けるなんて……恐ろしいねぇ」
VB「まったく任されたからにはやるけどねぇ、あんな混沌とした面子集めといて秩序を保てだなんて……たまげたねぇ」
信姫「そうそう、だれが来てるのかなんて知らないけど私達に秩序なんて必要ないのよ!」
京子「あ、チョリース〜」
VB「お、チョリース〜、じゃないよ!私の家に何しに来たんだい」
信姫「そりゃもう、秩序を保つ存在なんていう邪魔者を消し去りに来たのよ」
京子「そういうこと、じゃあね!」
バーサーカーの強烈な拳が老人に襲いかかるがすんでのところで避けられる
VB「おっと危ないねえ」
京子「ちっまだまだ!」
何十と当たれば即死の暴力が振るわれるが何故かのろまな老人はふらふらと全てを躱してしまう
京子「もう!なんで当たんないのよ!」
VB「こちとら年季が違うのよ、この程度でやられる様でるうらあなんてやってられるかい!」
京子「このっ、これでもくらえ!」
拳を叩きつけたテーブルがバラバラになりそれを蹴り飛ばすと木片が散弾のように老婆に降りかかる
VB「振りがでかすぎだよ、当たるもんかい!ほらこっちの番だよ!」
出現させたランスを片手でぶんぶんと振り回す
VB「ほらほら、動きが鈍いんじゃないのかい!」
京子「くっ……もうそろそろかな」
VB「なんかしてくるのかい?恐ろしいねぇ……あら、もう片方のファンキーの髪色の子はどこいったんだい?」
京子「悪いね、京子達の勝ちだよ」
VB「何言ってるんだい!」
京子「宝具!命よ彼の者の如くあれ(デスオブエクスプロージヨン)!」
炸裂!爆裂!
老人の家、いや敷地全てが彼らごと爆発し跡形すら残さず消し飛ぶ!
信姫「いや〜上手くいってよかったね」
京子「ほんとほんとタイミングズレたら私まで死んじゃうし。あ、でも松本さんの追体験できるならそれもいいかも」
信姫「私がよくない!というか宝具使う度に令呪使わなきゃいけないってよくよく考えたらどうなの?」
京子「まあまあ手間の割に威力高いんだしいいじゃん、それに一角で1人倒せるなら十分でしょ」
信姫「それもそうかもねー、それで次はどこいこっか」
焼け跡
VB「あいたたたた、まったく最近の若者は恐ろしいねぇ……」
VB「咄嗟に宝具で相殺してなかったらほんとにやられちゃうとこだったよ」
VB「まったく、恐ろしいねぇ」
お披露目戦闘おしまい!
安価再開します!
京子ちゃんの宝具は書いてくださったのを参考にしました
建造物の中で自分の周囲の空間を爆弾に変えていき一気に起爆する宝具です
作中で言ってる通り普通に使うと自分も爆死します
以降宝具とかは使ったら解説していこうと思います
次のシーン
どの組がでてくる 下3と下5
クラスで指定してくださいダブったら安価下で
何をする 下8
戦闘、共謀、壺などなどなんでもどうぞ
なんでここで壺おじをする必要があるんですか(憤慨)
プニキさせたいなぁ
安価はバーサーカー組
ライダー陣営とバーサーカー陣営が共謀
信姫よなにをやらかす気なんだ
続きはまた明日にしようと思います
今日はあんま安価できなかったので明日はもっと進めれるよう頑張ります
>>214
バーサーカーがあんまり狂化してないのは抑えるスキルを作って渡しました
常時狂化してると誰かわかんなくなりそうなので
戦闘が長引くと段々狂化していきます
乙
ミルキーの生キャラメル1つで満面の笑顔になるくらい感情が顔に出るイオリンとワードウルフで初手自白するくらい嘘吐けないシャルちゃんを巻き込んで一体何を謀れるというのだろうか…
7共謀
信姫「さっきこっちの方でやり合ってる音が聞こえたんだけど……いないわねー」
京子「あっあれみてあれ」
そこにはライダーが破壊した地面がそのままに残っていた
信姫「何あれやばいじゃない」
京子「直接やったら面倒そうじゃない?」
信姫「そうね、さっき令呪使ったばっかりだし1日目から2つも使ってたら持たないわね、さっきは上手くいったけど失敗する可能性もあるし」
京子「戦わなきゃ行けないって決まりはないんだしほっといたら?」
信姫「そうね……いや、ちょっと話だけでもしてみましょ。もしかしたらどんな奴がいるとか聞けるかもだし」
京子「そんな簡単に教えてくれるかな?」
信姫「こっちも倒したとはいえルーラーの情報があるしクラスは分かんないっていっとけば騙されてくれるでしょ」
京子「そうかなあ、まあ危なくなったら逃げればいっか」
信姫「そうそう、なんでもやってみなきゃ始まんないのよ」
信姫「あーいたいた、お二人さーん、ちょっといいー?」
イオリ「あっ信姫ちゃんだ、どうしたの?」
シャル「さっきもあんな感じで攻撃されたし気をつけた方がいいんじゃない?」
イオリ「そうかな、話くらい聞いてもいいと思うけど」
シャル「まああんまり油断しないようにね、それで2人はどうしたの?」
信姫「いや、私達さっき戦ったばっかりでさ、連戦っていうのも嫌だしかといってスルーするのもあれだと思って交渉しに来たのよ」
シャル「交渉?」
京子「話聞く限りそっちも戦ったんでしょ?戦った人達の情報交換しない?その方がお互いお得でしょ」
イオリ「んーいいんじゃない?」
シャル「そうね、さっきみたいに不意打ちしてきそうな人がいたら危ないし情報は大いにこしたことはないよね」
信姫「よし、交渉成立ね!」
京子達はアサシン組の情報を、イオリ達はVBの情報を(お互いクラスの情報はない)手に入れ、その後普通に解散した
イオリ達はほのぼのしてそうだし信姫達は倒したと思ってるルーラー以外他の情報いっさい無いしで共謀というか協力になってしまった……すまぬ
各陣営のスキルとかは順次晒していこうと思います
次の2組 下3と下5
何をするか 下7
ほう剣組と槍組がコラボ配信ですか……大したものですね
しかし配信中にハプニングが!
何が起こった? >>232
8配信
刀也「結構歩いてますけど誰もいませんね」
そら「さっきからあちこちでどかどかいってたからねー、みんな隠れちゃったのかも」
刀也「その可能性もありますね、誰がいるかくらいは見ときたかったんですが」
そら「まあ仕方ないよ、明日以降もあるわけだし」
刀也「そうですね、今日のところは一旦帰り……あれは」
馬「はいはいはい、そらそらっちーばあちゃるくんですよー」
いわ「こいつテンションやっば」
そら「ばあちゃるさんだ、久しぶり!ばあちゃるさんも呼ばれてたんですね」
馬「そうなんですねー、もうばあちゃるくんさっきぶち飛ばされそうになってねーもうねーくたくたなんですよ」
そら「あはは、私たちともやる?」
馬「うびばああああ!?いやもうそれは完全にもうやばーしーですよ」
そら「冗談冗談、そうだ!皆でコラボしない?こんな機会あんまりないし!」
馬「いやあ、それなら全然いいんじゃないですかね、いわいわはどうですかね?」
いわ「いわいわいわ」
刀也「勿論いわながちゃんも出ますよね」
いわ「こいつやばぁ(形態変化)」
刀也(変身できたんだ……)
イオリ「お菓子美味しかったねー」
シャル「ねー、きのこの山の新味も結構いけたし」
イオリ「イオリあれすきー」
シャル「ん?あれは」
歩いていた広場の先を見ると四人の男女が歓談に興じていた
イオリ「うまぴーだ、いってみよ!」
シャル「あっちょっと待ってよー」
イオリ「おーい、うまぴー!」
馬「あれ、イオリン!?イオリンも来てたんですかやばーしーですねこれは」
イオリ「うまぴー何してるの?」
馬「ばあちゃるくんたちはね、なんとね、そらそらっちに誘われてねコラボしちゃってるんですねーはいはい」
イオリ「えー楽しそう!ねえねえ、イオリ達も混じっていい?」
そら「いいよいいよ!人が多い方が楽しいからね!」
イオリ「やった!あっそうだうまぴーあのねあのねさっきね(ry」
シャル「よかったのかなあ……まいっか、楽しそうだし!」
三組の絆レベルが上がった!
コラボにより深まる絆ははたして伏線となるのか……
全ては安価しだいなのです
こないだ希望があったステータスとかをセイバーからちょこちょこ出していきます
セイバー:ときのそら
筋力B耐久B敏捷A魔力C幸運A宝具A
保有スキル
対魔力A
カリスマA
魔力放出B+
戦闘続行A
宝具
???????A
???????B+++
願い
みんなと仲良くなること
9爆発
司「ほら、飲み物買ってきたぞ」
ケリン「おお、ありがとな」
司「ミサイル作りの調子はどうだ」
ケリン「まあまあだな、一回やり合うぐらいの分は作り終えたぜ」
司「そいつはよかった。ん?ありゃあ……」
彼らがミサイル作りに励んでいる部屋から窓の外を除くとそこにはのらきゃっととねこますの2人が歩いている姿があった
司「こっちにはまだ気づいてねえ、やれ!」
ケリン「よっしゃあ、ぶち飛ばしていくぜえええええええ!!!」
先程作ったばかりの巨大なミサイルを出現させ点火する
ちなみに室内であり目標は目と鼻の先である
司「おいなんでそんなでけえの出した!?」
ケリン「しまったつい!」
司「俺らも逃げるぞ!」
弓組「うおおおおおおおお!!」
点火されたミサイルは止まらない
着火された燃料は酸素と化合しながら大量の熱を噴射口から放ち莫大な推進力によってそれは目標に向かって飛翔していく!
のら「!ねこますさん、あぶない!」
ねこます「とうしたのじゃ、うわっ!?」
ミサイルが飛んでくるまでの間の僅かな時間にキャスターは己のマスターを抱え上空に飛ぼうとした
しかし直後巨大なミサイルは彼女達の足元に到達する
無情にも信管は弾頭を起爆し轟音とともに周囲を吹き飛ばした
爆発によってどうなった? >>248
>>200
のらちゃんとそらは師弟関係よ(可愛い動きに関する)
故に呼び合いは「そらちゃん」「ししょー」
すまん>>247は>>245に当てたレスなんだけどタイミングが悪くて>>246のあとになっちゃって変になってしまった
踏んでいたらねこますかのらきゃっとのどちらかがどちらかを庇って重傷を負う(どっちがどっちかは作者さんの書きやすいように)でお願いします
司「はあ……はあ……」
ケリン「危なかったぜ……」
司「危なかったじゃねえよまったく、危うく自爆だったじゃねえか」
ケリン「わりいわりい、だが間違いなくあいつらは直撃、少なくとも重症だろ」
司「まあ、そりゃあそうだが拠点はどうすんだ、あの部屋もう使えねえぞ。npcとはいえ他の家乗っ取るのも気が引けるしよ」
ケリン「あ……」
ねこます「のらちゃん、わらわを庇って、しっかりするのじゃ!」
のら「うう、すいません、躱せると思ったのですが、予想より威力が高く、躱しきれませんでした」
ねこます「そんなことより捕まるのじゃ、拠点に戻ればのらちゃんの傷も治せるのじゃ」
>>249
二人称指摘有難うございます
そろそろ聖杯戦争1日目を終えて2日目に入ろうと思いますので一応各陣営の状況をまとめときます
剣組術と軽く打ち合い、槍組騎組とコラボする
槍組弓組と戦闘し撤退、剣組騎組とコラボする
弓組槍と戦闘し逃げられる、術組に奇襲し拠点を失う
騎組殺組に襲われ、その後狂組と会いVBの情報を得る剣組槍組とコラボする
術組剣と打ち合い、何者かに襲われキャスターが重症
殺組騎組を襲撃するも反撃に合い撤退
狂組秤を襲い令呪を使用、倒したと思っている。その後騎組と会い殺組の情報を得る
秤バーサーカーに襲われ拠点を失う、恐ろしいねぇ
ちょくちょく行われるステータス開示
槍ばあちゃる
筋力B耐久A+敏捷B魔力E幸運B+宝具B
対魔力C
千里眼(馬)A
戦闘続行B
仕切り直し(負荷締め)A
宝具
???????B
???????B
願い
Vtuberが一層活躍すること
聖杯戦争2日目
そういえば小聖杯は教会にいる監督役が持ってます
イリヤ枠はいません
誰と誰が出てくる >>256 >>257
何が起こる >>259
10不運な二人
ねこます「外を出歩いて大丈夫なのじゃ?まだ完治には遠いのじゃ拠点にこもっている方がいいのじゃ」
のら「だいたい治ってるから大丈夫、それに外の方が魔力が多いから」
ねこます「そういうことなら仕方ないのじゃ、でも戦闘になりそうだったらすぐ逃げるのじゃ」
のら「分かってますよ、おや、あれは」
VB「おやこんばんはお二人」
ねこます「やばいのじゃ、早く逃げるのじゃ」
VB「安心おし、あたしはルーラー、中立だよ。そっちから仕掛けてこない限りはね」
のら「だって、安心して」
ねこます「それならよかったのじゃ」
チンピラA「ねえねえお姉さん、かわいいね」
チンピラB「俺らと食事でもどう?」
3人が会話していると急に2人の柄の悪い男がねこますを突き飛ばしキャスターに絡んできた
ねこます「ちょっと、やめて欲しいのじゃ 」
A「あ?お前に話してるわけじゃねえよ邪魔すんなや」
VB「あんた達、この子は私たちと話してんだ、邪魔すんじゃないよ!」
B「おいババァ、病院送りにしてやグゥ!?」
VBは食ってかかってきた男の弱点を容赦なく蹴りあげ、さらに悶絶して縮こまった男の頭に肘を叩き込み気絶させてしまった
VB「老人は大切に扱うもんだよ!」
A「てめぇ俺のダチに何しやがる!」
VB「はん、そんななまっちょろい拳が当たるもんかい、これでも食らっときな!」
VBはもう1人のチンピラの拳をひらりと躱し腕を掴んで足を払い頭からコンクリートの地面に叩き込む
ねこます「た、助かったのじゃあ」
のら「お怪我はありませんでしたか?」
VB「あんな連中に怪我なんてしないよ、まったく最近の若者は見境がなくて恐ろしいねぇ、次からあんたらも気をつけるんだよ」
のら「はい、ありがとうございました」
ベルさん多分マーリンのご同輩だし
シャルちゃん魔界の悪魔の女王だし
鯖として召喚されたらむしろ弱体補正入るタイプの人たちだよね
ステータス開示いいね
鯖だけでなくマスター勢の願いやできることなどの情報も気になるので余裕があればお願いします。
あと気になったのですが、イオリンってきのこ好きですが、お菓子はたけのこ派だった気がするのですがわかる方いらっしゃいますか?
>>269
前にこのスレで誰かが話していたけど、そうみたいやね。
イオリンの「キノコ好き」は、菌類の方の話だったハズ。
お菓子のこだわりは、ちょっと分からないなぁ…
>>269
そうだよ
スプラトゥーン2のきのこの山VSたけのこの里のフェスでたけのこ側についてた
https://twitter.com/YamatoIori/status/1030112896716398592
https://twitter.com/YamatoIori/status/1030112340639768579
>>270
>>271
ありがとうございます。
記憶違いかどうか気になっていたのでスッキリしました。
たけのこ派ということはうまく誤解をとけば殺組とも絆レベルを上げるイベントとかありそうなのでこのまま色々な組と絆レベルを上げる展開も面白そう。
ただ、イオリンは仲良くなるとじゃれる感覚で全力体当たりやいたずらとかしそうなので絆レベルを上げることで危険度が上がりそうな気もするので今後どうなるのか楽しみです。
イオリンたけのこ派でしたか……まあ今回はきのこの山が食べたかったということで一つ……
マスターの情報開示了解です
11想定外
ベルモンド「よし、いたぞ。こっちはバレてないな。決行は30秒後、作戦通りに」
ニーツ「わかりました、お気をつけて」
ベルモンド「おう、分かってるとも」
それを聞くとアサシンは気配遮断を使い何処かへと消えていく
ベルモンド「さて、頑張るとしますかね。そらっ!」
シャル「ん、何あれ」
彼女の目がどこからか飛んできた小さなそれを捉える
よく見るとそれは宝石のように輝いており何故か魔力が込められていた
イオリ「伏せて!」
即座に召喚した砲塔で迎撃するとそれはすぐさま爆散した
イオリ「大丈夫?」
シャル「うん、ありがと。今のは」
イオリ「誰か分かんないけどすぐ追っ払ってくる、待ってて!」
そう言うと彼女は凄まじい速さで走っていってしまった
シャル「あっもう、すぐ行っちゃうんだから。あっあれはさっきの」
先程爆散したであろうものの残骸が転がっている
シャル「これはダイヤかしら……どこかで見たような」
ニーツ「そう、それは私のマスターのものです」
シャル「!あなたは昨日の、いつの間に!?」
ニーツ「彼女が宝石を吹っ飛ばした辺りからですよ」
シャル「じゃあこれを投げたのは貴方のマスター?」
ニーツ「ええ」
シャル「それで、貴方は何をしに来たわけ?」
ニーツ「当然、貴方を倒しに」
シャル「ふん、それならイオリンを呼び戻すだけだけど?」
ニーツ「それは無理です」
シャル「なんでよ」
ニーツ「彼女はマスターが足止めします、最初からそういう作戦ですから」
シャル「あなただって軽く小突いただけで引いて行ったのにマスターが戦えるわけないじゃない」
ニーツ「足止めするのに戦う必要は無いのですよ。おっとそろそろ話は終わりです、大人しく脱落してもらいます」
シャル「くっ、簡単にやられるとは思わない事ね!」
イオリ「追いついた、きゃっ!」
彼女が敵に追いついたと思いきや眩い光が彼女に降り注いだ
イオリ「もう、なんなの?」
ベルモンド「ふう、まったくもう少し体力を付けておくべきだったかな。もう少し距離を稼げると思ってたんだがね」
イオリ「あなたは昨日の、また襲って来たんですね」
イオリ(でもニーツちゃんがいない、どうして)
ベルモンド「いやいや、昨日は失敗しちゃったからね。リベンジさせてもらうよ」
イオリ「ニーツちゃんはどこにいるの?」
ベルモンド「さあねぇ」
イオリ(シャルちゃんがあぶない!戻らなきゃ!)
イオリ「えっ、あれ、来た道がない?」
ベルモンド「悪いね、しばらく帰らせないよ」
イオリ「シャルちゃんには手出しさせない!」
彼女の砲塔から放たれた弾丸が一瞬で男の胸を貫き、一瞬で絶命に至らしめた
ベルモンド「いやはやすごい威力だ、危ないじゃないの」
しかし肉片を撒き散らし倒れたはずの男は平然とその死体の横に立っていた
イオリ「っ!、なんで!」
さらにもう一度弾丸を放つと今度は彼に到達する前に男も死体も消えてしまった
ベルモンド「無駄だよ、そこには誰もいない」
イオリ「どうなってるの……」
ニーツ「これで、終わり!」
シャル「まだまだっ!」
チェーンソーが振り下ろされるもぎりぎりで転がるようにして躱す、しかし彼女の体は何度も切られてあちこちから血が流れている
ニーツ「痛いでしょうに、よく躱しますね」
シャル(そろそろやばいわね、くらくらしてきたわ)
シャル「あんまり使いたくなかったんだけどしょうがないわね」
ニーツ「何をする気ですか?」
彼女の体にどこからか現れた黒いオーラのようなものがまとわりつき、翼や爪のように型取られていく
ニーツ「何あれ、まあいいや関係ない!」
そう言って渾身の力で首を叩き落とす勢いで凶器が振り下ろされる
ニーツ「嘘、どうなってるんですか」
シャル「言ったでしょ、簡単にやられるとは思わないでよねって
!」
アサシンの武器は白刃取りのように受け止められていた
ニーツ「マスターが私の攻撃を受け止めるなんて」
シャル「散々やってくれた分のお返しさせてもらうわ、逃げるなら今のうちよ!」
イオリ「きゃあ!」
再び宝石が投げつけられ炸裂する
さすがの彼女でも不可視の攻撃は回避できない
ベルモンド「まったく頑丈だねえ、もう十個は食らわせたのにかすり傷くらいしかつきやしない」
イオリ「そこっ」
声が聞こえた方向にすぐさま弾丸が打ち込まれるがコンクリートの壁が爆散するだけだ
ベルモンド「無駄だよ、声も姿も俺の位置とは全く関係ないんだから」
イオリ(早くしないとシャルちゃんが……攻撃が当たらない、うまぴーが壁抜けてくるみたいに攻撃をすり抜けてる?でもそれならわざわざ隠れる必要なんてないはず、絶対どこかにはいる。だったら!)
ベルモンド「おや、座り込んで諦めちまったかい?」
イオリ「姿が見えないんならこうする!」
ベルモンド「跳んだ!?いや、上空にいっても俺の幻術は解けない、問題はないはずだ」
ライダーはその膂力の全てを跳躍に使い上空へと舞った
さらにいままで両腕だけに展開していた兵装を全身に展開していく
ベルモンド「ありゃあまさか、やばい逃げねえと」
イオリ「これで!」
全身の何十という砲門から一斉に砲弾が放たれる
全力で上空から放たれた数十の弾丸はその位置エネルギーと運動エネルギーを破壊に変換し、周囲の地上をあたかも隕石でも落ちたかのように吹き飛ばしてしまったのだった
イオリ「はあ、はあ、幻術は解けたみたい、はやくシャルちゃんのところに向かわないと」
シャル「うおおおおおお」
ニーツ「くっ」
シャル(勢いで押せてるけど膂力はあっちが上、それに時間的にそろそろこれも限界が近い……何とかして、逃げるか、逃げされるかしないと)
ニーツ「うう、早く倒さないと何時までも足止めできるとは思えないし、仕方ないですね。」
シャル(なにか来る!?)
ニーツ「宝具解放『理よ、……っ!?」
シャル「なにあれ!?」
空気が震え2人に衝撃を伝え、同時に爆音が彼女達の耳を劈く
ニーツ「マスター!?くっあと少しあれば……!」
シャル「ふう、行っちゃったみたいね、危なかったぁ」
イオリ「シャルちゃん!大丈夫だった!?」
シャル「なんとかね、イオリンこそ大丈夫?」
イオリ「イオリはちょっと頭痛いけどなんともないよ、シャルちゃん血だらけじゃん、早く帰って手当しないと。ほら捕まって」
シャル「いたた、ありがとね」
ニーツ「ベルモンドさん、ベルモンドさん!どこですか!?」
ベルモンド「あーここだよここ、痛え痛え、足やっちまった」
ニーツ「よかった生きてましたね、これは骨ごといってますね。魔術でもポンポン治る傷じゃなさそうです」
ベルモンド「あれで生きてたんだから儲けものだな、幻術使えるぎりぎりまで距離取っといて正解だった」
ニーツ「すいません、私が手間取らなければ」
ベルモンド「過ぎたこと気にしたってしょうがねえさ、次上手くやりゃいいんだ」
ニーツ「はい、ありがとうございます、さあ捕まってください拠点まで運びます」
気分次第で行われるステータス開示
セイバーのマスター剣持刀也
能力:人間レベルの剣術、魔術身体強化、顎砂嵐
願い:顎を研ぎ澄ませること
ランサーのマスターいわなが
能力:いわながちゃんになれる
願い:vtuberが一層活躍すること
弓ヤミクモケリン
筋力C耐久B敏捷C魔力A幸運D宝具A
単独行動A
対魔力B
戦闘続行C
直感C
ミサイル作成A+
宝具
黒森人の財宝(ゲートオブミサイル)A
作り出したミサイルを無尽蔵に保管し、何発でも同時に発射できる
願い:えるさんに会うこと
アーチャーのマスター天界司
能力:運がよくなる魔術を使える
願い:vtuberが世の中に広まること
関係ないんですけどシャルロットちゃんのブリッジえぐいっすねあれ
次は誰が出てくる? >>283 >>284
何をする? >>286
早速のマスター情報の開示ありがとうございました!
戦闘とてもかっこよかったです。
安価なら狂陣営
対ライダー戦で負傷したベルモンドをお人好しの剣陣営が介抱。
借りとして殺陣営は剣陣営を1度だけ助ける約束を結ぶ。
12約束
そら「なんかすごい音したね」
刀也「あれはやばいですね、近寄らない方がいいですよ」
そら「そうだね、さすがにあれに近寄るのは自殺行為だよねー」
刀也「巻き込まれたら一溜りも……おやあれはベルモンドバンデラスさんじゃないですか」
ニーツ「やばいです、他の人に見つかっちゃいました」
ベルモンド「剣持の坊やか、宝石もさっき大分使っちゃたんだよなあ、逃げ切れるといいけど」
そら「待って待ってさすがに怪我してるところを攻撃したりしないよ。刀也くん、治療用のキット持ってたよね」
刀也「ああありますよちょっと待ってください」
ベルモンド「おいおい手負いとはいえ敵なんだぜ、ほんとにいいのかい」
そら「まあまあ、ほんとの戦争してる訳じゃないんだし」
刀也「こんなもんですかね」
そら「刀也くんの魔術も使ってるからこれで軽く走るくらいは出来ると思うよ」
ニーツ「そらさん、刀也さん、助かりました。ありがとうございます」
ベルモンド「借りができちまったなあ。そうさな、今度あんたらが困ってたら俺たちを頼ってくれ。一回だけなんでも手伝うぜ」
そら「ほんと?ありがとう!」
ベルモンド「いやいや、助かったはこっちなんだから気にしなきでくれ。それじゃ、ありがとな」
ニーツ「ありがとうございました、それでは」
セイバー達の優しさは幸と出るか不幸と出るか
突発的ステータス公開
騎ヤマトイオリ
筋力A耐久A敏捷D魔力B幸運C宝具A++
対魔力D~
騎乗EX
魔力放出(為)A
怪力B
兵装召喚A
宝具
???????A++
願い皆で楽しく日々を過ごすこと
ライダーのマスター島村シャルロット
能力少しの間だけ悪魔になれる(fateの死相に近い)
願い立派な悪魔になること
別の物語が始まっちゃう!
…馬なら、ボンドルドとナナチをVtuber化させたがるだろうなぁ
槍組と術組どちらもパートナーが空飛べるから脱出はやろうと思えば出来そう
馬:空中浮遊
猫松:脇おにぎりで宇宙進出
かといって戦うとなるとのらちゃんは好戦的ではあるけど、
そらちゃんと馬には序盤は理由がないなら攻撃しなさそうで、
馬も反撃はしても自分から攻めるイメージが無いので三つ巴になるみたいにあとひと組(穴を掘っていた組)かイレギュラーがほしい
今のところイオリンの一斉射撃跡が一番大穴出来そう
というか、戦わなそうな性格なのに一番被害出しているのはちょっと面白い
---穴が出来そうな戦闘履歴-----
3・開戦(>>189)
ケリンが走り回る2人めがけてミサイルを飛ばす
4・戦争勃発(>>196)
イオリンがニーツの足元に向けて撃った砲弾が地面を抉りとっている
6・秩序(>>202)
京子の宝具で敷地が消し飛ぶ
9・爆発(>>246)
ケリンのミサイルで拠点が吹き飛ぶ
11・想定外(>>274)
イオリンが全身の砲門から一斉に砲弾を放ち、隕石が落ちたように周囲を吹き飛ばす
13ボッシュート
のら「おや、ばあちゃるさん。お久しぶりですね」
馬「のらちゃんじゃないですか、それにのじゃおじちゃんも。久しぶりですねぇはいはい」
ねこます「どうするのじゃ、戦うのじゃ?」
のら「そうですね、簡単に逃げられるとは思えませんし戦わないといけないでしょう」
馬「まあここはそういう所なんだね、本気でいかせてもらいますからね」
互いに自らの武器を構える
熾烈な打ち合い
何分もの間、互いに一歩も引くことなくただその手の凶器を眼前の敵に打ち込むため振るい続ける
実力はほぼ互角、しかしその時キャスターにはほんの僅かな隙があった
ランサーの技量か、それともキャスターの負傷が響いたか。ランサーの槍がキャスターの日本刀を弾き飛ばす
のら「しまった!」
慌てて次の武器を呼び出すも時既に遅し
ランサーが渾身の一撃を叩き込まんと全力で踏み込む
すると、足元で何か機械のスイッチのようなカチッという音が聞こえた
馬「今のは」
瞬間、足元の地面が消失する!
いや、凄まじい速さで地面が扉の様に下に向かって開いたのだ
当然の如く二人は無間の穴に吸い込まれる
のら「ねこますさん!」
馬「いわいわ!」
彼らが咄嗟に後ろを振り返ると彼らのマスターも落下を始めていた
どうやらこの周辺全てが落とし穴になっていたらしい
馬「のらちゃん!」
のら「わかってます、いきますよ!」
互いに蹴りを合わせ反作用で逆方向に飛び込み、自由落下するマスターを受け止める
そしてそのままの勢いに方や槍を方や素手を壁に打ち込み落下を強引に食い止めた
のら「ふう、なんとかなりましたね」
いわ「ほんとやっばぁ」
ねこます「助かったけど、この穴、底がみえないのじゃあ」
馬「誰がこんな穴作ったんですかねほんとやばーしーですよこれは」
すると突然穴の中、彼らがいる位置よりより下の部分が外側から握りつぶされたかのように空間が閉じてしまった
ねこます「な、なにがおこったのじゃ!?」
あかぎ「大丈夫ですか、いま引き上げますので動かないでくださいね」
そんな声が上から聞こえたかと思うと4人は見えない何かに持ち上げられるようにして穴から出された
馬「いやー助かりましたけど、監督役がこんな手助けしちゃってよかったんですか?」
あかぎ「それなんですが、前回の聖杯戦争で設置されていたトラップを消しそびれていたようです。申し訳ありません」
ねこます「じゃあ、他にもこういうのが残ってるかもしれないってことなのじゃ?」
あかぎ「他にはないはずです、既に全て消しましたし、今回は罠の類はありませんので……と言っても今のも消したはずの落とし穴でしたね。今からもう一度この世界を全て洗い直してみます、ご迷惑をお掛けしました」
馬「いやー災難でしたねー」
のら「どうします、続きをしますか?」
馬「いやいや、また落とし穴にはまっちゃ嫌なのでね、今回はこれで退散させていただきますよ」
のら「そうですか、それでは失礼します」
馬「はいはーい、また会いましょうねのらちゃん、のじゃおじちゃん」
あかぎ「思ったより穴が深く修正に時間がかかってしまいました。あんなに深いトラップでしたっけ」
あかぎ「それにしても何度も確認したはずだったのに、あの手の見落としはどうしても残るものなのですかね」
まさか適当に決めた監督役を出張らせることになるとは……鯖が落ちる穴を急に作れそうな人が思いつかなかったのです
攻撃とかだと落ちるより吹っ飛ばされそうですし
監督役の伏線っぽいセリフも付けときましたが使う使わないは自由です
気まぐれに起こるステータス公開
術のらきゃっと
筋力B耐久C敏捷B魔力A幸運A宝具A
陣地作成A
道具作成A+
勇猛A
直感B
兵装召喚B装備をいくつか呼び出す
魔術B+
宝具
???????A
願い命として確かな存在になること
ねこます
能力高い身体能力、巨大ポッキーによる二刀流
願いけもみみおーこくを作ること
のらちゃんとねこますさんの願いってこんな感じでしたっけどこかで見たような気がしたのですが曖昧で
次は誰が出てくる? >>313 >>314
何が起こる? >>316
「あん肝が地面に潜って相手組の情報を盗み聞き」のような使い魔が活躍する場面が見たい場合って、
「誰が」の部分であん肝みたいなマスコットも選んで大丈夫でしょうか?
「何が起こる」の部分で使い魔が活躍みたいな感じにしたほうがいいのでしょうか?
安価だった場合は「秤」
14再戦
信姫「今日は何しようかなー」
京子「昨日聞いたベルおじとニーツちゃんだっけ、でも狙う?」
信姫「でも多分アサシンなのよね、気配遮断あるから探すのは厳しそうだし」
京子「じゃあそこらでドンパチやってるのに混じる?」
信姫「それが一番手っ取り早いのかな、上手く行けば二人やれるし、ん?」
京子「どしたの?あっ」
信姫「うっそ、ルーラーじゃんなんで生きてんの?ちゃんと宝具当てたんでしょうね」
京子「当たり前じゃない、絶対回避も間に合わなかったはず」
信姫「むう、なんで生きてんだか知らないけど倒したはずのやつがほっつき歩いてるのも癪ね……よし、やるわよ」
京子「了解、でもまたやるの?」
信姫「いや、宝具で倒せなかった以上原因が分からない限り同じこと繰り返すのは下策よ。不意打ちで行きましょ、私が引きつけるからあっちから回り込んで」
京子「おっけー、援護よろしく」
信姫「へい!VB!」
VB「誰だい!ってまたあんた達かい何しに来たんだい!」
信姫「んなもん決まってんでしょ!」
彼女が腕を振ると空中に無数の火縄銃が展開する
信姫「これが私の三段撃ちってね、ファイア!」
号令と同時に無数の弾丸が老人を襲う
VB「はっ、そんな豆鉄砲が私に効くもんかい!バーサーカーはどうしたんだい!」
京子「ここだよ、とりあえず1発!」
VB「何っ!?」
コンクリートだろうと容易く打ち砕く凄まじい拳が老人の顔面を撃ち抜くと老人の体は石ころのように吹っ飛び壁に打ち付けられる
京子「やっと一発当たったわね、もう躱させやしないわよ」
VB「いったいじゃないか、か弱い老人に乱暴するもんじゃないよ!」
京子「もう少しか弱くなってから言って欲しいもんね、次いくわよ!」
VB「はあ、はあ、舐めんじゃないよ!」
語調は強く、拳も辛うじて受け流してはいるが先日のような軽やかな動きではない
もう一発か二発直撃すれば完全に倒れふすだろう
京子「ああもう、当たんない!まだよ、まだ上がる!ああああああああああああああ!」
彼女は理性を対価にさらなる力を求め、その拳が更に速くなる
信姫「ちょっと、そこまでいって大丈夫なんでしょうね!?」
京子「ああああああああああああああ!!!!!!」
VB「全く、理性を捨て去りおってからに。それにしても、まずいね。躱すのもきつくなってきたよ……仕方ない、あんまり怪我はさせたくなかったんだけどね」
そう呟くと同時、バーサーカーの渾身の一撃が老人に叩きつけられる
信姫「やったの!?」
VB「まったく、最近の若いのは恐ろしいねぇ」
老人は口から血を流しながらも叩き込まれた拳と襟首を掴んでいた
VB「『燃えろ燃えろこの憎悪(ヤマトダマシイ)』!!」
ルーラーの宝具が開放される
彼女自身が爆発したかのように全身から炎が吹き出し、バーサーカーの身体を焼いていく
信姫「あっつ!宝具!?」
京子「があああああああ!?あああああああああ!!!」
苦しみ悶えるも老人は彼女を離さない
炎は勢いを止めることなく彼女を焼き尽くす
そのうち気を失ったのかバーサーカーは膝から崩れ落ちてしまった
VB「やっと止まったかね。ほれ、連れ帰って治してやんな!」
信姫「え、えっと」
VB「二度と突っ込んでくるんじゃないよ!」
そう言うと老人は去っていった
信姫「そうだ、京子!……よかった気絶してるだけみたい。火傷も魔術で治りそうだし。VBめ……とんだ隠し球を持ったってわけね……」
>>314 その場合は何が起こる?の方にお願いします
今日のステータス公開
殺ニーツ
筋力B耐久D敏捷A魔力D幸運C宝具B
気配遮断B
魔力放出(たけのこ)A
カリスマ(たけのこ)B
宝具
????????B
願い たけのこの里の美味しさを広めること
アサシンのマスター ベルモンドバンデラス
能力宝石魔術及び幻術
願い 住居不法侵入者と百合に介入してくる男を絶滅すること
弓陣営と騎陣営がドンパチやってるところに乱入。
必然的に優勝候補の騎陣営が標的になるがそれでも戦艦は強かった。
15乱戦
刀也「なんかあっちの方凄いどかどかいってますね」
そら「あっちいってみる?」
刀也「そうですね、案外全員集まってきてたりするかもしれませんし」
そら「それはちょっと怖いなあ」
ケリン「ぶち飛ばしていくぜぇぇぇえええ!!」
イオリ「もう、数が多い!」
展開した砲塔からいくつもの弾丸が発射されていく
それらは的確に彼女に向かってくる無数のミサイルを貫いては爆砕していくが、アーチャー本人にはかすりもしないでいた
司「おい、ミサイル足りんのか」
ケリン「おお、あれからひたすら作りまくったからな。まだまだ余裕だぜ」
司「そいつはよかったが、あれに掠りでもしたらやべえぞ。絶対当たんなよ」
ケリン「分かってらあ!もっとしっかり捕まってろよおrrrrrrrああああああああ!!!」
彼ら自身もミサイルに登場していたのだ、それを巧みに操り砲撃の雨を躱している
さらに今までに作り貯めたミサイルを湯水の如く放ち続けている
それらをかわしながら空を飛ぶ彼らを倒すのは苦難の技だろう
イオリ「こっちに来るのは落とせるけど本体には当たらないよ、シャルちゃんどうしよう?」
シャル「空から狙われてるんじゃ逃げるにも逃げられないわね……こうするしかないか、令呪をもって命じます。あれを撃ち落として、イオリン!」
彼女が持つ全ての砲塔が彼らの乗るミサイルに狙いを定める
イオリ「了解、全門全力稼働!」
ケリン「なんだ?」
今までよりも遥かに速く、重い弾丸が彼らを次々と襲う
ケリン「何したか知らねぇが連射速度が速すぎる、やべぇぞ!」
遂に弾丸が巨大ミサイルを捉え、空中で炸裂させた!
イオリ「やった、やっと当たった!」
シャル「待って、まだ飛んできてる!」
イオリ「嘘っ!?危ない!」
不意のミサイルが迫るもぎりぎりで迎撃する
司「ちっこれじゃ駄目か」
ケリン「さっきのでやったと思ってもらっちゃあ困るぜ、当然落とされた時の対策は立ててあったからな!」
シャル「掴んだミサイルの噴射で落下の勢いを……!?」
ケリン「そういうこった、さあ第2ラウンド開始と行こうか」
両者ともに武器を構える
正しく一触即発
ケリン「!司伏せろ!」
司「うおっ!?」
唐突に後ろを振り返りマスターを突き飛ばしながらミサイルを放つ
小さな人影が飛びすさる
爆発が起こりその爆風の裏にサーヴァントの影がちらりと見える
ニーツ「随分感がいいですね、失敗するとは思いませんでした」
ケリン「ミサイルにレーダーは基本だからな」
シャル「またあの二人?よく会うわね」
イオリ「気をつけて、もう1人誰か来てる」
上空でキラリと何かが光ったかと思った次の瞬間鋭い剣が繰り出された
ライダーは何とか展開している武装で受け止める
そら「イオリちゃん、こんばんは」
イオリ「そらさん……」
司「いきなり随分人が増えたな、4組か……」
刀也「いやあ、ド派手にやってましたねぇ」
ベルモンド「さっき別れたばかりなのにもう出くわすとはねえ」
ニーツ「なんでもいいですけど、全員倒れてもらいます!」
僅かの間だが停滞していた戦場
アサシンがまず動き出す
ケリン「全員まとめてぶち飛ばしてやるぜええええ!!!」
次いでアーチャーが周囲一体にまとめてミサイルをぶちまける
そら「いくよ!」
イオリ「負けないよ!」
雨あられと放たれる弾丸とミサイルを躱し迎撃しながら互いに隙を狙い攻撃をしかける
シャル「イオリン!今ならあのミサイル男に躱される心配ないよ、やっちゃって!」
イオリ「りょうかい!発射!」
ケリン「やべえ、ミサイルよ盾になれ!」
司「うおっ危ねぇ!何発もくらってたらそのうち当たるぞ」
ケリン「分かってる!だがどうするか……」
司「そうだな……俺に任せろ、ちょっと待ってな」
そら「そっちばっかり見てたら駄目だよ」
イオリ「あっぶなーい!もう、邪魔しないで!」
そら「おっとっと、乱戦だしそういう訳にも行かないよ!」
イオリ「むぅ……またミサイル!」
ニーツ「隙あり、です!」
イオリ「さっきまであっちにいたのに!」
アサシンのチェーンソーが無防備なライダーに叩き込まれる
吹き飛ばされ壁に叩きつけられるが彼女は平然と立ち上がり反撃する
イオリ「痛たた、怒ったからね!」
その言葉と共に先程より威力の増した弾丸が3人を襲う
ケリン「やっぱあいつが一番やべえな」
司「ああ、アサシンのマスターもそう思ってるらしい。あっさり共闘に乗ってきたぜ、面倒なのは早めに叩いとかなくちゃな。あっちのセイバー組はどうだか知らねえが2人で組むってこたぁねえだろ」
ニーツ「3人がかりでも簡単には倒れてくれませんか」
イオリ「負けないよ!」
そら「凄い威力、直撃したらお終いね。受け流すので精一杯」
ケリン「おい、お前らも攻めてくれねえと終わんねえぞ!」
ニーツ「と言われましても、私は攻撃引きつけるのが精々でして」
そら「うーん、出し惜しんでも仕方ないか、皆お願い!『十三人の騎士(ナイツオブラウンド)』!」
叫びと共に地面に剣を突き立てると彼女の願いに答えるようにどこからともなく完全装備した十三人の騎士達が現れる
そら「皆、いくよ!」
号令と共に騎士達は動き始め、向かいくる砲弾を躱しながら目前のライダーに向かっていく
そら「これで的が増えて隙も大きくなるはず、これなら!」
イオリ「くっ、危ない」
物量に流され流石のライダーも押され始めた
ケリン「今だ、ぶち込んでやるぜええええ!」
ニーツ「いけます!」
三人が勝機を胸に決着の一撃を放ちに向かう、その時
イオリ「まだ、まだあああああ!!」
ライダーの体から更なる武装が展開する
既に全身に展開されていた装備に加え装甲が、レーダーが、砲塔が、彼女自身が隠れてしまうほど多くの兵装が展開する
イオリ「うああああああ!!!」
全身から砲弾がやたらめたらに放たれる
その威力はまさしく異常であった
一発一発全てが建物を跡形も残さず散滅させ、大地を粉砕し、サーヴァントですら容易くは壊せぬ鎧を紙切れのように貫いた
ケリン「とんでもねぇ」
ニーツ「まずいですね」
そら「やばいかも、みんな!」
刀也「そらさん、一旦逃げましょう」
そら「わかってる!捕まって!」
刀也「怪我はしてませんか?」
そら「私は大丈夫だけど騎士のみんなが……6人はやられちゃったみたい」
刀也「残念ですけどあれは仕方ないですよ、どうしようもありません」
そら「うん、わかってる。彼女をどうやって倒そうか」
シャル「イオリン、イオリン、大丈夫!?」
イオリ「うん、大丈夫。ちょっと疲れちゃったみたい、他の皆はいっちゃった?」
シャル「うん、皆逃げちゃったよ。肩回して、今日は拠点に戻ってゆっくり休もう」
いやあイオリン強いですね(他人事)
そろそろまた作中は日をまたいで次は三日目ですかね
次は誰が出てくる? >>334 >>335
何が起こる? >>337
狂陣営
ところでイオリンのエミュ力が高くて感心してるんだけど
シャルちゃんはちょっと修正を提案したい。一人称は「シャル」
あと「〜よ」とか「〜わね」っていう口調ではなくて、サバサバして現代っ子ぽい口調かな「〜だよ」とか「〜だね」みたいな
しかしまずいな…このスレ見てたら久しぶりになんか書きたくなってきた
本来ならドーンで馬脱落だけど今の状況だとどうだろうか
安価なら他2組と別れた剣が槍を見つけて奇襲
このスレ見てると、Vtuberの鯖化の妄想が捗るな…
某みんなで考える鯖スレみたいに、Vtuberの鯖化妄想スレ立てたいけど、この掲示板の空気に合ってるかな?
>>338
鯖化妄想スレちょっと興味ある
こちらみたいにがっちりストーリを作るのではなくスキルや宝具を考えるだけでも楽しそう。
>>333
このスレ読んでいてとても楽しいのでほかの方が書いたものも読みたいので余裕があれば是非書いて欲しいです。
>>339 >>340 立てましたー。
【妄想スレ】鯖化Vtuberを皆で妄想するスレ【作成中・追加・修正OK】
http://vt-bbs.com/index.cgi?read=597
>>1さん、いつも乙です
スレ違いですみません
剣が槍を奇襲
>>333
口調の指摘ありがとうございます
文章とか書けるなら是非とも、期待してます
>>341
ええんやで
16切り札
そら「ふぅ、逃げ切れたかな」
刀也「まあ、追っては来なかったと思いますけど。ほんとあれはやばかったですね」
そら「あれは正面から私一人じゃきつそうだなぁ、何か考えないと……あれっ、ばあちゃるさんだ」
刀也「こっちには気づいてないみたいですね、どうします?」
そら「うーん、いけそうだしやっちゃおっか。最初から全開でいくけどいい?」
刀也「勿論ですよ、やっちゃってください」
そら「うん、じゃあ行ってくる!」
馬「あっちはかなりやばーしーな感じですねー、さすがに近寄りがたい」
いわ「いわいわ(肯定)」
馬「ん?うびば!?」
ランサーがふと後ろを見上げると魔力放出により上空から超高速で飛翔するセイバーに気づいた
セイバー(気づかれた!?なら!)
馬「ばあちゃるくんに不意打ちしようなんてね、十年速いですからねーはいはい!」
初撃を躱さんとランサーは槍を振るがセイバーの狙いは彼ではなかった
着陸した彼女の剣はランサーの足元に突き刺さる
そら「『十三人の騎士(ナイツオブラウンド)』!」
叫ぶと同時に馬面の男を囲むようにして7人の騎士達が現れる
そら「悪いけど速攻でやらせてもらうね!」
馬「宝具……これはやばーしーですね!」
四方八方から繰り出される攻撃をランサーはぎりぎりのところで捌き続ける
馬「でもね、この類ならばあちゃるくんも負けてられないんね、やらせてもらいますよーはいはい!」
そら「させない!」
全方向から同時に斬撃を仕掛けるがランサーは人外じみた挙動で包囲網から抜け出してしまう
馬「はいはいはい、これこそばあちゃるくんの宝具、『其は馬の終焉に値せず(インクリージングホース)』!」
そら「それでも!」
ランサーが呟くと同時魔力放出により一瞬で追随したセイバーの剣がランサーの心臓を突き破った
そら「はあ、はあ、私の勝ちだねばあちゃるさん。」
馬「いやいや、これからが本番ですよそらそらっち」
そら「何言って……!?」
心臓を破壊され消えつつあるランサーの背後から彼ごとセイバーを貫くように槍が突き出される
そら「どうなって……」
馬「いやぁ、ばあちゃるくんながら容赦ないっすねー。あ、そっちからもいってますよ」
そら「っ……!」
先程の槍を寸前で回避し距離をとったセイバーの真横から槍が突き出されるが騎士の一人が辛うじて弾き返す
刀也「これは……」
そら「どうなってるの……」
彼らの目の前には既に三人のばあちゃるが立っていた
いや、こうしている間にも三人から四人、四人から五人と更に増えていく
馬「ばあちゃるくん達は分身は得意技なんでね、このくらいは朝飯前なんですねーはいはい」
最終的に彼女達の目前に立つのは三十を超えるであろうばあちゃるの群れであった
馬「いやー、ほんとなら逃げるなら今のうちとか言うところなんですけどねー、奥の手まで見せちゃったんでね、逃がす訳には行かないんですねー。というわけでいきますよそらそらっち」
刀也「そらさん……」
そら「大丈夫、下がってて」
軽く深呼吸し、剣を握り直す
そら「皆、行くよ!」
馬「思ったより耐えますねー、そらそらっち」
そら(人数が増えてるのに技量も力も全然変わってない、このままじゃジリ貧になっちゃう……やばっ!)
ランサーの渾身の一撃が油断したセイバーに叩き込まれる
すんでのところで剣で受け止め直撃は避けたが吹き飛ばされてコンクリートブロックの壁に叩きつけられてしまう
そら「ぐっ……!」
馬「これで終わり、とはいかせてくれませね!」
倒れた彼女に迫り来るばあちゃるの大軍を更に減った6人の騎士達が全力で押し止める
そら(早くいかないと皆が……いや、ここは……)
馬「おやおや、そらそらっちダウンですかー?」
元々一級のサーヴァントには性能で劣る騎士達であったが本来のスペック以上に彼らは活躍していた
しかし数も技量も膂力も負けていてはどうしても限界がある
そして遂に彼らに限界が訪れる
馬「さあ、そろそろ君達も限界みたいですね!」
そら「第七拘束解放!皆ごめん、時間かかっちゃった!下がって!」
打ち合っていた騎士達が跳躍し、彼女の横に整列する
馬「何をする気か知りませんがもう手遅れですよ!」
そら「これが私たちの最後の切り札!」
魔力が構えられた剣に収束し黄金の輝きを放つ
そら「『約束された勝利の熊剣(エクマ・カリバー)』アアアアアア!!!!!」
馬「何っ!?」
振り下ろされた剣から放たれるは破壊の光
美しい光の奔流は射線上の全てを押し流し叩き伏せる
街の彼方からすら視認できたそれは彼女の前方全てを無に帰していた
刀也「やりましたね!」
そら「はあっ、はあっ、やっ、た……」
しかしただ二つ例外が存在した
いわ「やばぁ……」
馬「ぐう……はあ、はあ、一瞬、遅かったら完全にやられてましたね、これは、ね……」
そら「嘘、でしょ……なんで……」
彼女たちには知る由もないがランサー、一番後ろで一人マスターの護衛をしていた彼は宝具を食らう寸前、刹那程の隙間もないぎりぎりでもう一つの宝具『憂美馬(ウビバ)』を発動していた
本来僅かな間だけ自分が一切全てをすり抜ける宝具、それを自身とマスターの2人に使用していた
それにより聖剣の一撃を躱したがしかし本来とは異なる用途で使ったことで魔力のほとんどを消費してしまい立つことすら出来ずにいた
そら「まだ……もう一度……」
彼女自身も魔力の殆どを今の一撃に使っていたが、気合いで剣を構えなけなしの魔力を注ぎ込む
いわ「いわいわ」
だが彼ら二人は一瞬でどこかへ消えてしまった
そら「消えた……」
刀也「令呪の強制転移ですね……そらさん、大丈夫ですか!?」
崩れ落ちた彼女を抱え上げる
そら「うん、ごめん」
刀也「気にしないでください、拠点に戻って休みましょう」
ちょっとそらともに頑張らせ過ぎましたかね?
次は誰が出てくる? >>350 >>351
何が起こる? >>353
安価なら暴走している狂組との三つ巴戦と、
その様子を覗き見している謎の人物の登場(過去の聖杯関係者とか他組とか何でもあり)
そろそろ脱落する組が出そうでちょっと怖い
まだのらちゃんのキャスターっぽい部分が見れていないので機会があれば終盤に向けて準備みたいなかたちで、陣地作成で作った隠れ家で大量のねずみを魅了し使い魔にするみたいな場面とかみれると嬉しい
17侵入者
聖杯戦争三日目
信姫「傷は大丈夫?ちゃんと治ってる?」
京子「うん、きちんと治してくれたからもうなんともない。それでどうするの、またルーラーのとこいく?」
信姫「んー、宝具でも不意打ちでもだめだったしね。諦めて他の連中を狙おうかと思ってるんだけど」
京子「なに、あれ……?」
信姫「ん、どれ?なんかある?」
信姫が目を凝らすが目の前にはただの路地であり、ちらほらと人が歩いているだけで特別目につくものは何も無い
京子「う……が……」
信姫「何も無いけど、って京子?どうしたの?」
京子「がああああああああ!!!!」
信姫「なっ、狂化ランクが跳ね上がってる!なんで!?ってちょっとどこいくのよ!」
???「……よし、来たな」
イオリ「毎回毎回しつこい!」
ニーツ「今日こそやらせてもらいます」
広い公園の中砲弾とチェーンソーが激しく舞い踊る
ニーツ(兵装の展開率は先日の七割程度、宝具の発動するならあちらの全力を待つべき)
ニーツ「はやく残りの装備を出したらどうですか?」
イオリ「うるさい!」
シャル「大丈夫、手伝おうか?」
イオリ「大丈夫!」
京子「ううぅぁぁあああああああああ!!!」
シャル「何!?」
ベルモンド「あいつは!」
ニーツ「何あの人、バーサーカー?」
イオリ「京子ちゃん、こないだは普通だったのに、っ!?」
ニーツ「うわっ!」
ベルモンド「見境なしかい、一番厄介だな」
???「これでいい、これで……」
あかぎ「これでどうなるのか、説明してもらいましょうか」
???「おやおや、ようやくお出ましか。遅かったじゃないか監督役様?」
あかぎ「昨日の落とし穴を作ったのはあなたですね」
???「当たり前だろ、私を置いて他に誰が世界の外まで繋がるほど深い穴を作れるっていうんだい?」
あかぎ「最初はただのミスだと思っていたのですがね、あのような罠は前回ですら無かった。この世界を丸ごと精査してようやく何か私の知らないものがいると分かった」
???「それで?僕が誰だか分かったのかい?」
あかぎ「いいえ、残念ながら。ですが誰であろうと関係ありません。これは私達の聖杯戦争です、邪魔はさせない。即刻ここから消えていただきます」
???「ははははは、無理無理!お前程度でこの我に勝てるわけがない!」
あかぎ「言うのは勝手ですが、私は管理者。この世界の全てが私の味方です、降伏して正体と目的を話すなら楽に送り返してあげますよ?」
???「ふん、傲慢なことだな。つい先程まで俺に気づきすらしなかったというのに。正体?目的?そうだな、目的なら話してやるよ。俺の目的は!何もかも全て!破壊し尽くすことだ!」
あかぎ「そんなことをさせるとでも」
???「くははは、俺を止めてみせるか?それでも俺の目的は達成されるがな、別に俺はこの手で壊したい訳じゃあない」
あかぎ「何?いや、なんだろうとあなたは倒す!」
???「まったく気の早いやつだな、おらよ!」
複数の魔法を同時に叩き込むがぶくぶくと膨れ上がった右腕が水晶のような剣に変質し全て薙ぎ払ってしまった
あかぎ「ぐあっ!」
???「ほら見ろよ、そろそろあれの本気が見れるぜ?ひょっとしたらそのまま全員倒して終わっちまうかもなぁ?」
京子「がああああああ!!!!」
溶岩を撒き散らしながらバーサーカーが荒れ狂う
ライダーとアサシンはそれを躱しながら互いの隙を狙い続ける
ニーツ「水?」
移動しながら戦っていたためかいつの間にか池の水に足を運んでいた
ニーツ「危ない!」
一瞬水に気を取られた隙にバーサーカーが拳を叩き込むがぎりぎりで跳躍し回避する
イオリ「何これ!?」
バーサーカーが撒き散らした溶岩が水に触れ、大量の水蒸気が辺りに充満した
京子「があああああぁああああ!」
一瞬視界を奪われたライダーに全力全開のバーサーカーの一撃が突き刺さる
イオリ「うぐっ……うう、まだ!」
ライダーが武装を展開する。全身を覆う様にして装甲や砲塔が現れる
ベルモンド「昨日のあれだ、くるぞ嬢ちゃん!」
ニーツ「分かってます!」
イオリ「見えないなら全部まとめて吹き飛ばす!」
破壊の雨が再び解き放たれんとする直前、ライダーの、彼女の砲塔の目と鼻の先にアサシンが降り立つ
弾丸が放たれれば反応する暇もなく消滅するだろう
イオリ「遅いよ、発射!」
アサシン「いいえ、これでいいのです。宝具『理よ砕け給え(ワールドブレイカー)』」
無数の砲塔から必殺の砲弾が放たれる!
瞬間、周囲の世界が崩壊した
世界の法則が破壊されアサシンの望むままに書き換えられる
サーヴァントであろうと一撃で葬り去る数十の砲弾は書き換えられた世界の理に従い威力をそのままに、いやさらに威力を増しながら軌道を変え、使い手の元に撃ち込まれる!
イオリ「そんっ……!!??!?」
驚愕の言葉さえ紡がれる前に彼女の砲弾は彼女自身を破壊し、圧砕し、蹂躙する
一瞬で、辛うじて活動停止していないものの彼女は指一本動かすことすら出来なくなっていた
ニーツ「はあ、はあ、あれを全部受けてまだ生きてるなんて……まあいいです、すぐに楽にしてあげますから」
イオリ「___u__s________」
ニーツ「なんです?」
イオリ「______損壊率80%を超過、現在状況での戦闘行動不可、制限解放、全兵装使用許諾、『無冠の怪物(ヤマト)』起動」
ライダーが突然何事もなかったかのように立ち上がる
ニーツ「そんな馬鹿な!」
更なる兵装が展開される
もっと砲塔を、もっと装甲を、もっと力を!もっと、もっと、もっともっと!もっと!!!
凄まじい数の武装は腕を、足を、胴体を、そして頭を形取る
やがて武者のような形となったそれは傷を兵装で埋めたライダーをその手に載せる
イオリ「はぁ、これで終わり……全部」
???「ははははははは、はははははははははは!!!!いいぞ、いいぞ!全部壊してしまえ!それがお前の願いだろう?はははははははははは!!!!!」
謎の男は高笑いしながら歩き去っていった
あかぎ「あれが出てきたか……他の6人が倒される前に早急に奴を追放しなければ、私が対応する前に彼女があのままで願いを叶えてしまいかねない。そうなれば……いや、後のことは後だ。問題はあの謎の男をどうするか、あのような男は見たことがない。我々の同類でないことは間違いない。そもそも何故あそこまで強大な力を持っている?私が遅れを取ったのはあの人たちを除けばほんの……まさか、いやそんな、しかしだとすれば……」
狂轟京子
筋力A+耐久B+敏捷B魔力E幸運C宝具C
狂化C
怪力A
静かな狂気B狂化のランクをある程度操作出来る
魔力放出(溶岩)B
宝具
命よ彼の者の如くあれ(デスオブエクスプロージョン)C建造物の中にいる時のみ使用可能自分がいる空間を少しずつ爆弾に変える
願いかわいいを広めること
バーサーカーのマスター織田信姫
能力だいたいのっぶ
願い日本制覇
そろそろ中盤大ボスかなとか思ってたら裏ボスっぽいのが無から出てきちゃったの巻
この後、どうなる? >>366
やべー
共闘がかっこよかったので三つ巴戦も見てみたい、
ついでによくある闖入者も加えてみようという軽い気持ちの安価したらすごいことになっちゃった
とりあえず加速
信姫「何よあのでかいの……」
ニーツ「どうしますか?」
ベルモンド「そうさな……嬢ちゃんの宝具があればやられはしないだろう。とりあえず様子見、無理そうなら撤退だ」
ニーツ「分かりました」
京子「……」
信姫「どうしよう、今なら京子も落ち着いてる一旦逃げようかしら……いやさっきの調子だと逃げる前にやられちゃうか。」
いまだ誰も動こうとしない
戦場に仮初の静寂が広がる
信姫「……よし決めた。二つの令呪を持って命じるわ、京子!もっかい全力全開の一撃ぶち込んであいつをぶっ倒しなさい!」
京子「がああああああああああ!!!!」
獣のような咆哮とともにバーサーカーが駆ける
ライダーの兵装が彼女を守ろうと腕を回すが二画の令呪が僅かに速く届かせる
踏み締められた大地が砕け、衝撃波が耳朶に響く
今聖杯戦争中最大最強の拳がライダーに叩きつけられた
爆撃もかくやという一撃がライダーの胸を貫き、爆砕する
信姫「やったわ!」
京子「がああああああああ!!!」
バーサーカーの勝利の咆哮が再び辺りに響く
ライダー「む、だ」
京子「があっ……!?」
消し飛んだはずの胸部が兵装に次々と置き換わた
展開された兵装によってライダーを貫いていたバーサーカーの腕が引きちぎられる
信姫「そんなっ!核を壊したはずなのに、なんで生きてるのよ!?」
ライダー「ばいばい」
後ろの武者のような男が腕を構え、砲弾が放たれる
信姫「ぇ……」
一撃で全て消し飛んだ
大地を裏返し湖をひっくり返し雑木林を焦土に変えた
ニーツ「何、何なの、あれは」
ベルモンド「おい嬢ちゃん、様子見も何もねぇ!」
ニーツ「わ、分かってます!」
あたかも標的の撃滅がついでかのような威力に戦慄する
ニーツ「『理よ砕け給え(ワールドブレイカー)』!捕まってください!」
周囲の法則を書き換え全力で逃走する
イオリ「逃がさない」
再び武者が腕を構える
シャル「待って、もういいよ!やめて!令呪をもって命じる、止まって!」
あまりの威力に恐怖を覚えたマスターが彼女に静止を命じる
しかし彼女は止まらない
放たれた弾丸が再び地形を変える
ニーツ「そんな、私の宝具をっ!!???!??!?!?」
砲弾が逃げる彼女を捉える
彼女の宝具が世界の理を書き換え再び弾丸を叩き返そうとするが砲弾はそれを突き破った
僅かに軌道はそれたため即死は免れたが肩ごと腕が飛ばされてしまった
イオリ「あー、逃げられちゃったかー。まぁいいや。あ、雨だ」
シャル「イ、イオリン」
イオリ「あっ、シャルちゃん。大丈夫、すぐ終わるからね」
シャル「でも」
イオリ「邪魔しないで」
シャル「……うん」
ついに脱落者が出てしまったか
質問これイオリが攻撃放ったあとだから止まらなかったの?
それとも令呪を完全無視して攻撃放ったの?
赤いおじさん出てきました
いつぞやのシロちゃんのお絵描きを思い出しますね
それはさておきついに脱落者が出てしまいました
これからどうなってしまうのでしょう?
次は誰が出てくる? >>374 >>375
何が起きる? >>377
すいません安価が直下になってしまったので質問回答がてら変更させてください
>>372 令呪がほぼ完全にレジストされました
各種兵装で対魔力含む各種ステータスが軒並
み上昇してます
誰が出てくる?>>377 >>378
何が起こる? >>380
術陣営がイオリンに陽動
その間にルーラーがシャルをさらい、何らかの取引ないし交渉によりサーヴァントの自害を要求する(令呪が足りない場合監督役とも交渉)
乙
これ、イオリンどういう状況なのかな?
赤いおじさんに全部委任している状況で意識はないのか、あるいは混ざり合っているのかな?
18秩序
のら「今日は月が綺麗ですね」
僅かに欠けた月が頭上で輝く
摩天楼の上で少女が呟いた
視線の遥か先には破壊の爪痕
そして少女が一人と兵器が一つ
のら「いつまでも見とれてるわけにもいきませんが」
ねこます「のらちゃん、気をつけてなのじゃ」
のら「分かってますよ。それでは、いってきます」
少女が飛ぶ
一対の翼を開き月を掴まんとしているかのように上昇を続ける
のら「さて、この辺がぎりぎりでしょうか……宝具展開」
そう呟くとX字を作るようにさらに四枚の機械的な翼が展開し、肩の後ろから二つの砲塔が現れる
のら「レーザーで補給できれば良かったのですが、ふふ」
月の光を受けて十字の翼が輝き、二本の砲塔に膨大な魔力が収束する
さらに魔術で粒子加速器のような機構を前方に作り上げた
のら「さて、これで倒せるとは思いませんが……宝具『月影果つる我が光(サテライトキャノン)』!」
砲塔から膨大な光が放出される
光は寸分の狂いもなくライダーを守る武者を飲み込む
イオリ「わっ、なにこれ……」
武者がかばっているためライダーには直撃していないものの放射される熱や衝撃は彼女にダメージを与えているはずである
イオリ「邪魔!」
しかしそんなことは意にも介さず砲塔を向け弾丸を放つ
凄まじい威力の砲弾は大部分を焼け溶かされながらも光を切り裂きキャスターに迫る
のら「おっと」
宝具を仕舞い砲弾を回避する
のら「まったく、酷い戦力差ですね……かといって今あれを使う訳にはいきませんし。しかしこの距離なら十分躱せますし、仕事は果たせそうですね」
立て続けに放たれる砲弾をジェット飛行でのらりくらりと回避する
のら「あちらの首尾はどうでしょうか」
シャル「またなんか凄いの飛んできたし……イオリンは訳わかんないことなってるし……どうしよう……」
とりあえず近くにいるのは危険だと判断し路地に逃れていたはいいもののあてもなく立ち尽くしていると
VB「あんたがライダーのマスターだね」
シャル「あ、あなたは」
VB「バーチャルおばあちゃんだよ、ついでにるうらあとかいうのもやらされてるよ」
シャル「バーチャルおばあちゃん……何しに来たの?」
VB「あの子大変なことになってるねえ」
シャル「だったら何なの?イオリンが変になっちゃったのは事実だけど終わったら全部戻るんでしょ?」
VB「そりゃあっちに戻れば皆元通りだよ、でもそれは聖杯が願いを叶えて完全に聖杯戦争が終わってからなんだよ」
シャル「どういう意味?」
VB「あの子をほっといたらあの子があのままで願いを叶えてしまうんだよ。あれはもう完全に兵姫とやらになっとるみたいだからね、願いが何もかも全部壊しちまうことになっててもおかしくないよ」
シャル「そんな、イオリンがそんなこと!」
VB「するとも、前までのあの子と一緒にするんじゃないよ、完全に別人だと思いな」
シャル「じゃ、じゃあイオリンを止めるにはどうすればいいの、それを言いに来たんでしょ?」
VB「あんた一人でやるなら令呪使うしかないね」
シャル「でもさっき使った時は全然……」
VB「まぁ、そりゃそうさね……とりあえずこれをあげとくよ」
シャル「痛っ……令呪が戻った?」
VB「あたしが持ってる分だよ、あんたに上げれるのはそれだけだからね、使い所は考えるんだよ」
シャル「でもどうすれば……」
VB「あんな化物じみて強いんだ、ほっといても他の連中が群なして倒しに来るだろうさ。今やってる子は私に協力してくれてるしね」
シャル「イオリン……そうだ、サーヴァントとマスターは一心同体だったよね。じゃあ私が消えればイオリンも」
VB「仮初の命だからって粗末に扱うもんじゃないよ!それにそんなことで消えるなら出張ってきてないんだよ、さっきばあさあかあに胸ぶち抜かれた見てなかったのかい?普通は霊核がやられたら消えちまうんだよ、魔力が使えなくなって体が保てなくなるからね。でもあの子は違う、後ろの武者もどきがむりやり体に魔力通して動かしとる。壊れた所は穴空いた布縫うみたいに兵装で埋めてね。だからあんたが消えようが令呪使得るやつがいなくなるだけだよ」
シャル「イオリン……」
VB「そんな顔するんじゃないよ、準備した連中が何人か出てくれば何とかなるだろうさ。あんたの仕事は連中が来た時に令呪で少しでも鈍らせることだよ」
シャル「うん……」
Fateは中ボス規模でかいの多いですよね
にしても17は令呪使ったのに止まらない!的な台詞入れ忘れてましたね……
誰が出てくる?>>341 >>342
何が起こる? >>344
VB、シリアスやらせたら割と様になるんだな…
ジャスティスボーイの時も、最終回のシリアスパートは面白かったことを思い出したよ。
ほう、安価ミスですか
おいおいおい俺死んだわ
本当に申し訳ない
なぜ足し算すら出来なくなっているのか
VBにシリアスやらせたら語録が使いずらいためか口調が不安になってくる不具合ガガガ
次は誰が出てくる? >>395 >>396
何が起こる? >>398
ライダーを止めるために集まってきた全陣営。
彼らの総攻撃とライダーのマスターの令呪で動きが鈍った瞬間に、
ランサーが体を張ってライダーを救おうと動く。
こういう熱いの好き、馬Pに頑張ってイオリンを助けてもらいたい。
あと、ねずみなのでのらちゃんがかっこいいのはすごく嬉しい。
19終結
VB「集まってくれたようで結構だよ」
刀也「まあ、あれをほっとく訳にも行きませんしねえ」
馬「イオリン……」
ベルモンド「しかしほんとにあれをどうにか出来るのかい?」
VB「あんたらが揃ってりゃ問題ないよ、とりあえずこれをやっとくよ」
ルーラーがそう言うと集まってきたサーヴァント達は何か活力が湧いてくるような感覚がした
そら「これは……令呪?」
VB「そうだよ、あたしが持ってるうちの一角であんたら全員を強化しといたからね。まあ、あんたは調子を戻すのが精一杯だろうけど」
ニーツ「傷が治っただけでも充分です」
司「で、どうやって倒せばいいんだ?心臓ぶち抜いても死ななかったんだろ?」
VB「あの宝具はあの武者もどきを呼び出して一体化する宝具、つまりあの子はもうほとんど傀儡みたいなもんだよ。本体はあの後ろの武者、あれを殺せばいいんだよ」
ねこます「そんなことできるのじゃ?のらちゃんの宝具も」
VB「別に正面からぶち抜く必要はないんだよ、いいかい……」
そら「いつでもいいよ!」
ニーツ「私も準備出来ました」
ケリン「俺も問題ねぇぜ」
シャル「私も大丈夫」
VB「あんた覚悟はいいのかい?」
シャル「うん、イオリンがあんなことしたがってるわけないから……困ってる友達は助けなくちゃ!」
のら「では、始めましょうか」
馬「今助けてあげますからね、イオリン」
ケリン「ぶち飛ばして行くぜぇぇえええええ!!!」
同時に数百発のミサイルが放たれる
イオリ「また誰か来た……面倒くさい」
砲弾の一斉射撃で次々と飛翔するミサイルを叩き落とす
しかし膨大な数の全てを撃墜することは叶わず数十発が命中し爆発の炎が彼女を焼く
イオリ「そこね」
砲塔が発射主を狙う
ケリン「来るぞ!」
ニーツ「行ってください!『理よ砕け給え(ワールドブレイカー)』!」
弾丸が放たれるがミサイルに搭乗し回避する
次々と即死の攻撃が放たれるがアサシンの宝具により物理法則の鎖から解き放たれたミサイルは容易く弾幕を回避していく
イオリ「当たんない!」
ケリン「おrrrrrるるるああああああ!!」
弾幕を躱しながらもミサイルを放ち続け少しずつでもダメージを与える
イオリ「だった、らぁ!」
ライダーは凄まじい脚力で跳躍する
彼女の膂力は容易くその体を彼らの空域に到達させる
ニーツ「来ましたよ!」
ケリン「分かってる、いくぞおお!!」
至近から発射された弾幕は彼らの搭乗するミサイルを一瞬で鉄屑に変える
イオリ「やった?いや、そこね。……?」
いつの間に逃れたのか二人が空中を無事に落下している
不思議なのは彼らの周囲にミサイルが現れては即座に爆発している
そして爆風は拡散せずその場に留まり続けている
ケリン「こんなもんか!?」
ニーツ「ええ、充分です。収束終了、解放」
ねじ曲げられた物理法則により集合した数百発分の爆風は一条の光となってライダーを襲う
イオリ「くっ、この程度で……」
そら「『約束された勝利の熊剣(エクマ・カリバー)』!!!」
のら「『月影果つる我が光(サテライトキャノン)』!」
空中のライダーをさらに二条の光が襲う
イオリ「ぐっ、少し、不味いか」
砲塔を地面に向ける
そら「反作用で上空に……!」
シャル「させない!三角の令呪をもって命じる、止まりなさいイオリン!」
イオリ「う、ぐぅ……こんな、もので!!」
三角の令呪すら無理やり振り切り三条の光の軌道上からなんとか脱する
いわ「令呪をもって命じる、飛びなさい。……頼みましたよ」
馬「ええ、もちろん」
ランサーが跳躍する
イオリ「たかが一人で!」
馬「『其は馬の終焉に値せず(インクリージングホース)』!」
飛翔するランサーが数十に増加する
イオリ「ぐ、く、全部、叩き落とす!」
令呪の効力が残る体を強制的に動かし狙いを定め、一斉に掃射する
弾丸は寸分の狂いもなく眼前のランサー全てを消し飛ばした
イオリ「はは、やった!あははは!、」
馬「……」
空中で落下しながら勝ち誇るライダーのさらにその上空
アーチャーのミサイルにより既に上空に上がっていたランサーがミサイルを足場に飛び落ちる
狙うは武者の脳と心臓に当たる部位の核
奴の活動の要となる二箇所
それらを宝具『憂美馬』を一瞬だけ使い装甲をすり抜け破壊する
わずかでもタイミングを誤れば失敗、再挑戦の機会は文字通り永遠に現れない
馬(シロちゃん、皆……ばあちゃるくんに、イオリンを助ける力を!)
イオリ「そこに、いるな!」
ライダーが接近に気づき即座に砲弾を放つ
馬「『憂美馬』!くっ」
何か概念的な力を纏っているのか全てをすり抜ける彼の宝具ですら完全に防ぎきれず無数の傷を負う
イオリ「あああああ!消えろぉおお!」
さらに無数の砲弾が叩きつけられる
しかし彼は止まらない、彼女を救うために
馬「イオリン!!!!」
一閃、その槍が振り抜かれる
そして二つの影は寄り添う様に地面に落ちていった
シャル「イオリン、イオリン!」
イオリ「あ、シャルちゃん……ごめんね、色々」
シャル「いいよ、そんなの」
イオリ「うまぴーも、ごめんね」
馬「プロデューサーがね、自分がプロデュースするアイドルを助けるのは当然なんでね、全然気にする事はないんですよイオリン」
イオリ「ふふっ、ありがとう皆」
VB「ふぅ……なんとかなってよかったねぇ」
騒動が終わりライダーのもとに集まっている彼女達を遠くから見守る老人が一人
VB「彼女達は敗退だろうけど、まあそんなもんさね。あぁ久々に色々やって疲れちまったよ、帰ってゆっくり……がっ!?」
???「ああ、ゆっくり休むがいい。あちらに戻ってな」
VB「貴様……まさか監督役が言っていた……」
???「よくも余計なことをしてくれたな、おかげで破壊がほとんど進んでいないではないか」
VB「ふん、私が介入しなくても勝手に協力してそのうち倒してしまってただろうさ!」
???「違うな、そんなことは当然だ。あんなものであっさり終えられてたまるものか。破壊だ、まるで破壊が足りぬ。もっと彼女は世界を壊さねばならなかったのだ」
VB「ふん、イレギュラー風情がぬかすねぇ。なにが破壊だい。知ってんだよ、あんたらは何者でもない、本来存在すら許されないただ壊すだけの」
老婆を貫いていた剣が爆裂しその体を微塵に吹き飛ばした
???「そうさ、私は存在すら出来なかった。だが私はこの世界に存在する。壊れるのが嫌なら俺を消してみせろ、俺はそれでも満足だ。ははは、ははははははは!!!!」
男は一人、哄笑と共に夜の街を悠々と歩を進める
ライダーが遂に敗退しました
残りの陣営もほとんど手を晒してしまっています
というか筆が乗ってつい勝手にVBを殺してしまいました申し訳ありません
次は誰が出てくる? >>409 >>410
何が起こる? >>412
馬Pかっこいいし、のらそら師弟の共闘も見れてよかった。
鯖が脱落した場合マスターはどうなるのでしょうか。
加速
>>412
そのつもりで書いたっす。
そろそろ主人公っぽいことをしておかないとね!なあ力也!
現状って
剣陣営→健在、騎士残り6人?
槍陣営→健在
弓陣営→健在
騎陣営→サーヴァント脱落、マスター生存
術陣営→健在
殺陣営→健在
狂陣営→サーヴァント脱落、マスター生存?
ルーラー→???により殺害
監督役→???により殺害
くらいでいいのかな?
令呪の残り画数までは分からん
マスターも消えるつもりでしたが残しといた方が何かしら使えるかもしれないので残ることにします
信姫は……近くにいたからね、しょうがないね
槍だけ令呪1画使ってますかね
令呪全然使ってないな……こんなもんなんですかね
あと監督役は吹っ飛ばされただけなのでまだ生きてます
忘れていたステータス公開
秤VB
筋力B耐久C敏捷C魔力B幸運B宝具A
対魔力A
真名看破C
神明採決A
心眼(偽)A
勇猛B
帝軍式武術A
宝具
燃えろ燃えろこの憎悪(ヤマトダマシイ)対人A全方位に炎噴射相手を憎むほど強化される
願い老いぼれに願いもくそもないんだよ!
>>417
てことは>>416に槍陣営が令呪残り2画、狂陣営がマスター諸共敗退、監督役は交戦するも生存って感じか
あとはシャルちゃんも補充分含めて令呪全部使ったっけ
確かはぐれ鯖が出た時は再分配の機能があるはずだしその場合は信姫の令呪が再分配されそう
それとVBの令呪が???に奪われてる可能性が一番怖い
20謎
人通りのない路地裏で男が一人コツコツと靴音を響かせながら歩いていると、そこに一人の訪問者が現れる
そら「待って」
???「おや、何かなお嬢さん」
そら「演技はいいよ、あなたは何者なの」
???「……おやおや、奴を殺したところを見られていたかな?」
そら「偶然だった、バーチャルおばあちゃんがあそこにいることも知らなかった。私の配置は皆より少し遠かったからイオリちゃんが止まったのを見てみんなのところに向かってた。そしたら」
???「ふむ、まだ君たちからは隠れているつもりだったんだがね。ライダーが早期に倒されたことといい私の計画はどうにも完璧にはいかないらしい」
そら「サーヴァントはもう七人全員分かってる、ルーラーのおばあちゃんをあっさり倒してしまえるあなたは何者なの、何が目的!?」
???「正体に目的?そうだな……俺は何者でもない、それが正体さ。そして目的は死ぬことであり滅ぼすことであり救うことであり救われることでもある」
そら「ふざけないで!」
剣が構えられる
???「おいおいそんな物騒なもの向けないでくれよ、まだ君達を殺したくはないんだ。それに巫山戯てなんかいないとも、嘘なんか一つもついちゃあいない」
そら「そんなわけない、この世界にいるのは私達7組のサーヴァントとルーラー、あと監督役。この16人だけ、あとはNPCの一般の人達だってここに来る時聞いてる」
???「じゃあ俺はNPCだ」
そら「答える気はないんだね」
???「これでもちゃんと答えてるんだが……納得がいかないならかかってくるといい、セイバーよ。赤子を捻るように潰してあげよう」
男が不敵に笑みを浮かべる
そら「だったら……望み通りにしてあげる!」
魔力放出により刹那の間に背後に回り込み無防備な首筋に剣を叩き込む
鋭い刃は彼の首に容赦なく襲いかかり吹き飛ばしたが彼の首が落ちることは無かった
そら「っ、硬い……!」
???「思ったより速く、重い剣だ、だが……二度はない」
そら「なっ!?」
吹き飛ばした彼に瞬時に追いつき再び剣を振り下ろす
だがただの指数本でその一撃を止めてしまった
???「まあこの程度か」
なにか失望したような表情を浮かべセイバーを軽く蹴り飛ばす
それだけで彼女の体は数十mは飛びコンクリートの壁に叩きつけられる
そら「うっ……これ、なら!」
???「それは!」
そら「『約束された勝利の熊剣(エクマカリバー)』!」
数人が横に並べる程度の狭い路地裏が光の奔流で満たされる
???「ぬう、聖剣の光か……流石に少々厄介だな。だが!」
振り上げた右腕から硬質的な鞭のような何かが伸び上空から無防備なセイバーに振り下ろされる
そら「きゃぁ!」
???「ふぅ、この類の宝具は本体を叩くに限る」
そら「う……く……」
???「さて、その聖剣フルパワーで使われるといくら私でも危険だな……」
魔力のほとんどを使い果たしたセイバーは既にまともに動くことが出来ず無意味に這いずるばかりだ
???「なに安心しろ、剣を完全に壊すわけじゃない。光を蓄えるその紋章を」
刀也「させませんよ」
???「誰だ!」
刀也「闘技、顎砂嵐」
振り下ろされるは鋭角的なただの顎
しかしそれは驚異的な破壊力を生み出しその衝撃波そのものが巨大な顎であるかのように幻視する程であった
巨大な顎の先端に発生する輝きは正しく流星の如く
絶対的な顎の一撃は油断していた謎の男を叩きのめし全身を圧搾して路地の果てに吹き飛ばした
???「よくも!……くっ令呪で消えたか、油断したな。まあいい、次は上手くやるさ」
傷ついた全身を一瞬で復元させ再び何処かへ歩き出した
刀也「そらさん、大丈夫ですか。今治しますから」
彼の魔術によりセイバーの傷が少しずつ埋まっていく
そら「はあ、助かったよ刀也くん。ありがとう」
刀也「気にしないでください、それにしても奴は一体」
そら「わかんない……でもやばそうな気はする」
刀也「また僕達を襲ってきたりしませんかね」
そら「さっきあの人が刀也くんに気を取られた時にあんきもを影に引っつけといたの。だからだいたいの居場所は分かる、少なくとも私たちの場所は分かってないみたいだからしばらくは大丈夫だと思う……偶然ばったり会ったら分かんないけど」
刀也「そうですか……これからどうしましょう、僕としてはあいつは放っといた方がいいかと」
そら「うーん、まあ後で決めようよ。今日は休もう」
刀也「そうですね、帰って休みましょう」
刀也(今は消えてるけどさっきそらさんのステータスにランクが低いとはいえ狂化が着いていた、一瞬しか見れなかったから気のせいかもしれないが……奴の能力か何かか?どの道奴にはあまり関わらない方がいいな)
ネタで作ってた設定を使うとは思わなんだ
>>419信姫は最初に1画、ライダー戦で二画使ったんだ令呪は確か残ってないはずです
次は誰が出てくる? >>427 >>428
何が起こる? >>430
乙。
力也ぁ…やるじゃないの。カッコ良かったぜ!
ノリで死んでしまうVBサイドにも問題がある…なんかノリで生き返りそうだけど。
安価なら下で。
「振り下ろされるは鋭角的なただの顎」のインパクトの強さ好き
顎なのにカッコイイ
あと、19終結で彼女達って言っていたので馬Pとイオリンが相討ちと思っていたけど、
イオシャル組のことだったのは勘違いしてたので現状を書いてくれた416さんに感謝
安価なら術
>>424
そういやあっちも令呪使ってたか
いや、もしものことがあればシャルちゃんをマスターとして復活出来ないかなあと思ったけど、だとすると監督役から令呪もらうしかないようね
もし安価だったら「再び敵同士として戦闘するもお互いいたずらに消耗するだけで収穫なく撤退」で
安価なら
『連戦の疲労を癒しつつ、互いに聖杯にかける夢を語りつつも探り合う』で。
追加で誰か来ても面白いかな
弓陣営と殺陣営が連戦の疲労を癒しつつ聖杯問答
本家って令呪ないと再契約出来ないんでしたっけ
不意打ちで悪魔になって鯖を倒せればワンチャン?
再契約自体は令呪がなくても出来るはず
ただ令呪がなければサーヴァントの気分次第で謀反マンされる
再契約前に令呪を抱え落ちした陣営があれば再契約時にその分が分配させる
聖杯問答の場所はのらちゃんが陣地作成で作った超バーチャルYouTu"BAR"みたいな架空の場所とかでも面白そう。
21慰労
司「ううっ…………!」
ケリン「キンキンに冷えてやがるっ……!」
司「涙が出るっ……!」
ケリン「犯罪的だっ……うますぎるっ……!」
司「染み込んできやがる……体に……!」
ケリン「くっ……ぐっ……溶けそうだっ……!」
ニーツ「楽しそうですね」
ベルモンド「そんなに美味いかい」
司「ったりめえだろ、聖杯戦争が始まってから酒なんざ飲んでなかったからな」
ベルモンド「まあ、今日くらい息を抜いても許されるってもんだろうさ」
ニーツ「あ、おつまみにどうぞ」
ケリン「お、サンキュー」
ベルモンド「にしても酒飲むのはいいが、なんで俺たちを呼んだんだい」
司「そりゃお前ら以外酒飲めそうなやついねーだろ」
ニーツ「ばあちゃるさん達がいるじゃないですか」
ケリン「俺らがいるのに馬のマスク外さねぇだろ」
ベルモンド「それもそうかねぇ、そうだあんたら、聖杯取ったらなにを願うんだい?」
司「なんだよ藪から棒に」
ベルモンド「いや何興味本位だよ、別に大した意味なんてないさ」
ケリン「俺は当然えるさんに会うことだな」
ニーツ「でしょうね」
司「あんたらはどうなんだ?」
ベルモンド「俺は願いなんて大したもんじゃないが、許せねえことをする連中が消えて無くなることだな」
ニーツ「私はこのたけのこの美味しさを広めることです」
司「きのこ派を潰すとかじゃないんだな」
ニーツ「勿論きのこ派は許し難いですがそれ以上にたけのこの里を広めたいのです」
ベルモンド「最後だが、あんたは何を願うんだい?」
司「俺か……そうだな、vtuberがもっと活躍出来るようになればそれで満足だな」
ベルモンド「おや、それでいいのかい?せっかく自分のために自分の願いを叶えられるのに皆のために使うなんて」
司「いいんだよ、俺個人の願いなんて叶えてたらキリがねえからな。このくらいが丁度いいのさ」
ベルモンド「そんなもんかい」
司「そんなもんさ」
闇に沈む街の中、四人の騒ぎ声が喧騒に埋もれていく
彼らは戦いの果てに願いを叶えるのか
酒ッ、飲まずにはいられないッ!
のじゃおじとかのらちゃんは酒飲めるんですかね?
次は誰が出てくる? >>439 >>440
何が起こる? >>442
安価なら術陣営と騎陣営(シャルロット)が聖杯問答をして今後シャルロットがどうするのか決める
どうするか悩んでいるシャルちゃんにのらちゃんと猫松さんが心配して悩み相談風に飲みに誘う?
3人がお酒飲めるかちょっと気になる
術陣営はなんかすぐとろーんとなって寝ちゃいそう
シャルちゃんはあのメアリさんと飲んでも無事ってだけでスマートに飲むかそこそこ以上には強いイメージ
イオリンの『無冠の怪物(ヤマト)』が黒幕の仕業なら仇討ちの手伝いとして術組とシャルちゃんが組む流れも個人的に興味あったけど、宝具かスキルかわからない上あの場面で黒幕の存在を誰も知らないし、師弟関係でそらちゃんとのらちゃんが合流して黒幕らしき存在について話し合いも現状無理そうなのでイオリンの暴走としか取れなくて難しそう。
シリアスでも弓殺組のような日常会みたいなまったりした話でもいいので続きが楽しみ。
22迷い
一人の少女が暗い街をとぼとぼと歩く
シャル「あーあ、終わっちゃったな」
自らのサーヴァントを失い令呪も使いきり生きてはいるもののほぼ敗退したも同義な状況
教会に行き降参しようかなどと憂鬱な顔で考えていると
ねこます「あ、シャルちゃんなのじゃ」
シャル「あ、ねこますさんにのらきゃっとさん」
のら「奇遇ですね、これからご飯を食べに行くのですが、ご一緒にいかがですか?」
シャル「え、いいんですか?ならぜひ」
ねこます「それで、シャルちゃんはこれからどうするのじゃ?」
シャル「え?」
のら「あなたはライダーと令呪の両方を失ってしまっています。つまりあなたがここから勝ち残る可能性は著しく低いということです」
シャル「それは……まあ、分かってるけど」
のら「あなたには二つの選択肢があります。諦めて教会で降参するか、諦めずこちらに残り好機を待つか」
シャル「私は」
のら「シャルロットさん、あなたはそれほど叶えたい願いはないのではないですか?」
シャル「そんなことは」
のら「もしなんとしても叶えたい願いがあったならライダーを止めることはしなかったはずです。放っておくだけで聖杯が手に入ったかもしれないのですから」
シャル「……私は私がどうしたいのか分かんない……のらきゃっとさんは私を降参させたいの?」
のら「いいえ。私はあなたにあなたがしたいことをして欲しいのです」
のら「あなたは自分の為じゃなく友達の為に手にしたチャンスを捨て去りました。そんな人が鬱屈としたままただ流されるようにして消えていくのが納得出来ないのです。あなたには失ったチャンスが再び与えられるべきなのです」
シャル「のらきゃっとさん……」
のら「といっても私に出来ることはないですし、ただの自己満足なのですが」
シャル「ううん、私決めた!イオリンはあんなになっちゃったから私はずっと私の意思で戦う!最後まで諦めない!」
のら「ええ、素晴らしい覚悟です」
ねこます「あ、これをあげるのじゃ」
シャル「ん?ってこれ令呪!?」
ねこます「これくらいしかないけど新たなる門出の祝いなのじゃ。はぐれたサーヴァントを待つもよし、自分に使うもよし、好きに使うのじゃ」
シャル「……うん、ありがとう!」
シャル「じゃあねーー!!」
ねこます「いやあ、シャルちゃんが笑顔に戻って本当によかったのじゃ」
のら「ええ、可愛らしい女の子にあんな顔は似合いませんからね」
ねこます「わらわたちもそろそろ帰るのじゃ……ってあれは」
四人「〜〜〜〜♪」
目線の先、路地の奥には明らかに酔っ払った集団がふらふらと肩を組んで気持ちよさそうに歌っていた
ねこます「アーチャー達とアサシン達なのじゃ……」
のら「いったい何をしているのやら」
ねこます「明らかに飲み過ぎなのじゃ……聖杯戦争中とは思えないのじゃ……」
のら「なんならサテライトキャノンでも打ち込んどきますか?」
ねこます「やめとくのじゃ……今日この時は流石に後味が悪いのじゃ……」
色々あって更新が遅れて申し訳ありません
シャルちゃんの令呪が1画増えました
次は誰が出てくる? >>452 >>453
何が起こる? >>456
安価なら…
『力也が馬に黒幕の情報を伝えると、馬が情報収集を買って出る』で。その後の展開はお任せします。
クラリキャットカッターにルールブレイカーみたいな能力があれば馬のチート能力無効化できる?
>>458
そんなことしなくても魔力消費激しそうだから連戦するだけでおちるあとルールブレイカー魔術の初期化だから無効かじゃないね
>>459
ありがとうございます。
馬の能力が強かったのでCCCでバフの解除的なことができないかなと思ったのですが無理なのですね。
ちなみに魔術の初期化というと、馬が分身したり透過した場合にCCCを当てると分身が消えたり透過が解除されると思っていたのですが実際はどのような状態になるのでしょうか。
分身が消えたり『いしのなかにいる』状態になるだろうけど、もう一回能力を使えば済むだけな気もする。
初見なら強いけどタネわかったら弱そう。
>>461
ありがとうございます。
能力自体は一旦解除されるけど無効化されて使えなくなるわけではないのでネタバレで弱くなちゃうのですね。
馬の能力って対人で強いのでどうにかできるといいなと思ったのですが無理に無力化を狙わず、459さんが言っていたように魔力を消費させるのがいい戦い方なのですね。
23広まる謎
刀也(やはり……ん?)
刀也「おや、ばあちゃるさんじゃないですか」
馬「いやあさっきぶりですねぇはいはい。しかし一人でいるとはいけませんねぇ、ばあちゃるくんみたいなサーヴァントに襲われたら危ないですよ?」
刀也「その辺は対策してますから無駄ですよ」
馬「それなら大変結構ですね。それでマスターがサーヴァントを連れずに何をしてるんですか?」
刀也「実は先程謎の輩がいまして……」
馬「それは大変でしたね、しかしそらそらっちの宝具も効かないとはよほど……」
刀也「気になることがあってそらさんに休んでもらってからここに来ましたが、やはり血も魔力も漏れた痕跡がありませんね」
馬「聖剣の光を受け止め、不意打ちを受けても無傷?いやいや、ありえないでしょう」
刀也「そもそも僕の攻撃では確実にダメージを受け、傷を負っていたんですが」
馬「痕跡を消したとかですかね?」
刀也「うーむ、時間的にすぐに去ったようですが……」
馬「分からないことだらけですねぇ……仕方ないですね、ばあちゃるくんも情報収集してみましょう。ついでに他の陣営にも伝えておきますね」
刀也「お願いします。あ、行くならこれを。コピーなので精度は落ちますが奴にくっつけたあんきもの位置をマークしてくれます。ばあちゃるさんならそうそうやられないとは思いますが」
馬「おお、ありがとうございます。敵は未知数ですからね、用心に越したことはないでしょう」
刀也「ええ、それではお気をつけて」
あかぎ「バーチャルおばあちゃん……あの方がまさかこんなに簡単にやられるとは……しかし彼女はルーラー、私の権限があれば何度でも再……何っ、弾かれただと!?」
眼前の端末を疑うようにがちゃがちゃと何度もコマンドを打ち込むが反応はない
あかぎ「外部の世界と接続出来ない?まさか私のシステムに介入して、いや違うな……そういうことか、厄介だがこれなら排出する際に隙ができる、その瞬間なら接続できるか……」
あかぎ「再び戦争を中断して全員で奴を倒すか?いや、二度も中断するのは避けたい。奴とやるなら彼らも奥の手を出さざるを得なくなるでしょうし……戦争の行方にも関わる、可能な限り私だけで対処するべきですね」
あかぎ「……ここは私達で作った世界で、これは私達が始めた聖杯戦争だ。これ以上の邪魔は、この私が許さない」
>>454 マスターは本家より全体的にかなり強くしてあるので流れによっては全然ワンチャンありますね
流石に正面からは無理でしょうが
馬はバ火力ビームの類がないので意外と高スペックによるゴリ押しに弱かったりする
それにしても意外と???の存在感強いですね
監督役の思惑とは裏腹に自己解決する気満々の参加者陣営、さてこれからどうなるか
次は誰が出てくる? >>459>>460
何が起こる? >>462
圧倒的安価ミス……!
再安価……!
次は誰が出てくる?>>469>>470
何が起こる?>>472
乙。
ばあちゃる的には、イオリンのこと気に病んでいるかもしれないから、今後の展開次第で黒幕と対決して欲しい気もする。
安価で次第だけどね。
安価なら下で。
間一髪生き延びたボロボロの信姫を剣陣営が発見。
治療。黒幕の情報収集を信姫に協力してもらう。
信姫、キーアイテムとか持ってないかな…
意外というかなんというか、結構友好的だ
正直に言うと聖杯戦争だからもっと裏切りや漁夫の利、騙し討ちとかが横行するかと思ってた
24復活
聖杯戦争も遂に四日目
昇りゆく朝日が街を照らす
刀也「どうしたんですか?こんなところまで来て」
そら「さっきこっちに誰かいる気がして……気のせいかな」
ライダーの砲弾により破壊しつくされた公園を二人が何かを探して歩き回る
そら「でも確かに魔力っぽい反応が……あ、いた!」
刀也「いったい誰がって、うわっ大丈夫ですか今治療しますから!」
そこにはライダーとの戦闘で重症を受け半死半生の状態で放置されていた織田信姫が倒れていた
信姫「いやー助かったわ、ありがとね」
刀也「あれでよく生きてましたね」
信姫「あのくらいで死んでたらとっくの昔に死んでるわよ。それで、私が倒れてる間になんかあった?」
刀也「かくかくしかじか」
そら「まるまるうまうま」
信姫「ふーん、ライダーは倒されたみたいでよかったわ。にしてもルーラーがねぇ、そんなに簡単にやられるやつじゃなかったんだけど」
刀也「信姫さんはこれからどうするんです?」
信姫「そうね、することもないしあんた達を手伝ったげるわ。助けてもらった恩もあるしね。そのよくわからないやつを何とかするんでしょ?」
そら「うん、あの人をほっといたらなんかやばい気がする」
刀也「僕としてはあまり関わりたくはないんですが……いざという時に情報無しでは危ないかもしれませんから」
信姫「じゃ、そういうことでよろしくね!」
>>473なんだかんだ見知った顔が多いですからね
あとはメタ的に言うなら騙し討ちとか裏切りは中長期的な行動になるので毎回場面切って行動を決める安価の形式だとやりにくいのかもしれません
信姫はまじしぶとすぎてもう完全にやばーしーって感じですねこれはね
あと刀也の治療魔術すごい便利
次は誰が出てくる?>>477>>478
何が起こる? >>480
【圧倒的雑……!あらすじ……!】
緒戦……圧倒的ぬるま湯……!
コラボ放送までするという呑気さ……!
しかし各陣営に電流走る──
強大な力を持つライダーに集中攻撃……!
「大和」目覚める……!イオリを乗っ取り……!
大和の砲撃によりバーサーカー、消滅──
暴走を止めるべく立ち上がる各陣営とルーラー……
馬面肉薄……!圧倒的火力の中へ……!
涙の別れ……アイドルとプロデューサー……
「サヨナラ!」その影で勝利の立役者バーチャルおばあちゃん=サンが爆発四散!
各陣営は霧散するかと思われたが──
共闘……!ひそかに協力関係……!
黒幕を倒すため……!
>>481
素晴らしいあらすじ・・・・・!
筆者感激・・・・・・!!
感謝・・・・・圧倒的感謝・・・・・!!
25運
司「だとよ」
ケリン「不審者ねぇ……あの馬ほんとに信用出来んのか?」
司「騙すつもりならもっと情報をよこすだろ。分かってることといえばめちゃくちゃ強そうってことだけだぞ」
ケリン「それもそうだな、それでどうすんだ?」
司「どうするってお前、潰すしかねぇだろ」
ケリン「本気か?俺たちにゃ関係ねえだろ」
司「こういうフラグは回収しとかねえと後でやばいんだよ、優勝したのに景品は横から取られましたじゃいやだろ?」
ケリン「確かにえるさんに会える直前に台無しにされるのはごめんだな……しかしそいつをどうやって探すよ、街を虱潰しに行く気か?ミサイルに乗っても建物の中まではわかんねぇぞ」
司「そこは俺の出番だ」
何かの魔術を使い、片手で弄んでいた賽子をまとめていっぺんに転がす
司「こいつの出番だ」
無数の6の出目を見て、ニヤリと笑った
日が落ち始め薄暗くなった通りを2人の男が抜けていく
司「お、向こうから誰か来たぞ」
ケリン「人が少ない通りにただ1人でこっちに向かってくる男が一人……そういうことだよなぁ」
司「いや、俺の魔術は」
ケリン「待ってる暇はねぇ、怪しいやつは皆殺しだ!ぶち飛ばしていくぜぇぇえええええ!!」
空中からミサイルが放たれる
素晴らしい精度でミサイルは全弾命中しいくつもの爆音が通りに響く
ケリン「きたねぇ花火だ」
司「おいはやまるなっつってんだろ!」
ケリン「わ、わりぃ、勢いでやっちまった」
司「……いや、今回はいい。あれ見ろ」
ケリン「お、馬じゃねえか」
司「あいつがいるってことは恐らくあれが件のやつだ、油断すんなよ」
ケリン「おう、分かってる。わざわざここにいる必要もねえな、飛ぶぞ乗れ!」
二人がミサイルに飛び乗り上空へ飛び立つと噴射の勢いで爆煙が晴れ、無傷の青年が平然と立っていた
???「まったく乱暴だな……君達にはまだ何もしていないだろうに」
司「ちっ、やっぱ普通のミサイルじゃ聞いてねえぞ」
ケリン「セイバーの宝具も防がれたって話だったからな……こいつを使うしかねえようだな!」
司「やるのか?一旦逃げるのもありだぜ」
ケリン「いいや、この場でぶち飛ばしてやるぜ!」
ミサイルは高度を上げさらに上空に駆け上がる
馬「一体何を……ばあちゃるくんも離れておくべきですかねこれは」
???「何をするつもりだ?」
ケリン「これで終わりだあああああぁぁぁぁあああああ!!!」
超高高度から今までのものより遥かに巨大な金属の塊が姿を現した
それはミサイルではない、爆薬を積んでいない、噴射口すらない、文字通りの金属塊
それは重力に従い地上に落ちる
落下するそれの上からミサイルを叩きつけさらに加速させた
圧倒的質量と速度を与えられたそれが大地に叩きつけられる
瞬間、衝撃が街を覆った
大地が震え、空気が爆音とともに衝撃を伝え、辺り一帯の何もかもを破壊する
ケリン「やったか!?」
司「おいそれ言うか?まあ、これで無傷ってこたぁねえだろ」
ケリン「くそっ煙でなんも見えねぇ……とりあえず一発ぶち込むか」
司「変わんねえだろ……」
ミサイルが打ち込まれ煙に飲まれるが何も起こらない
司「ほらな?」
ケリン「ぐぬぬ……」
司「……ん?さっき打ったミサイル爆発したか?」
ケリン「そういや音がしねえようなっ!?捕まれ!」
司「うおっ」
煙の中からミサイルが現れ2人を襲う
追加で現れたミサイルが迎撃するが爆風が2人のミサイルを揺らす
司「なんであいつがミサイルを」
ケリン「くそったれがあああああ!!!」
次々とミサイルが撃ち込まれるがその全てが爆発することなく持ち主の元に戻っていく
司「おい落ち着け!撃ってももどってくるだけだ!」
ケリン「はっ。わりぃ、ついむきになっちまったみてぇだ」
司「いや気にすんな。何をしてんのか知らねえが後回しだ、一旦撤退するぞ」
ケリン「おう」
???「……いったか。いやはや、意外とやるじゃないかアーチャー。ここまで私にダメージを与えられるとは」
そう言った青年が自らの体に視線を下ろすと左半身が丸ごと消し飛んでいた
???「私を倒しうるのは奴と完全な聖剣だけだと思っていたが修正しなければな。ほかの連中も奥の手を残しているか?くくく、面白くなってきたじゃないか、はははははははは!!」
破壊された無機的な断面からぼこぼこと何かが現れ壊れた体が修復されていく
数秒とせずもとの体に戻った彼は何事も無かったかのように破壊された通りを再び歩き出す
質量は正義、はっきりわかんだね
次は誰が出てくる? >>489>>490
何が起こる?>>492
26管理者
あかぎ「これで……あとは……」
一人の青年が教会から姿を現し街に足を運ぶ
その姿は黙々と何かを考えているようだった
あかぎ「……何か私に用ですか、アサシン」
教会から離れた位置で視線の先の曲がり角から二人が現れる
ベルモンド「おや、ばれてたか」ニーツ「だから言ったじゃないですか」
ベルモンド「まあ、試して悪いことはねえさ」
あかぎ「申し訳ありませんが私は急いでいるので何も無いのなら」
ベルモンド「あー待った待った、あんたに用があるんだよ」
あかぎ「なんでしょう」
ベルモンド「初めに聞いた時は運営側がなんかやってんじゃないかって思ったんだけどさ、監督役のあんたがせかせか忙しそうにしてるってことはランサーが言ってた謎の男ってのはあんたらにも管理できてないってことだ。そうだろ?」
あかぎ「……ええ、情けない話ですがその通りです。今対処しているところですので奴には絶対に近づかないでください、奴は非常に強力かつ危険な」
ベルモンド「いやいや、全然構わないのよ。むしろ残しておいてくれた方が都合がいいのさ」
あかぎ「どういう意味ですか?」
ベルモンド「なに、この嬢ちゃんはアサシンで戦闘は苦手な方だろ?その上宝具まで全員にバレてるときたもんだ。多少その謎の男とやらが他の連中を削ってくれた方がおれらにとっちゃ都合がいいのさ。俺たち自身は逃げる手段には事欠かないしな。まぁ、要するにだな、お前さんはちと休んでてくれよっ!」
言葉を言い切ると同時にアサシンが視界から消え、目の前の男は宝石をこちらに放っている
あかぎ「マルチアクセス、残り火の杖!」
現出させた剣で背後から振り下ろされるチェーンソーを受け止める
あかぎ「私には参加者の所在が分かります、姿をくらましても不意打ちは出来ませんよ。ついでにいうと魔術の類もほぼすべて無力化出来ますので。あなたがたで私をどうにか出来るとは思わないでくださ」
ニーツ「『理よ砕け給え(ワールドブレイカー)』」
あかぎ「くっ」
周囲の空間がねじ曲がり防御した剣を通り抜けてきたチェーンソーを間一髪で回避する
あかぎ「バースト!」
破壊の光線が放たれるがねじ曲げられた空間にそってあらぬ方向に飛んでいく
ニーツ「無駄です、殺しはしませんから大人しくやられてください」
一撃放つ度に、一撃振り下ろされる度に物理法則が書き換えられあらゆる行動を阻害する
少しずつ逃げ場が無くなっていく
少しずつ追い詰められていく
ぎりぎりでの回避を繰り返すこと数十度、遂に完全に逃げ場を失う
体制を崩し、空間同様ねじ曲がったチェーンソーが全方向から迫り、魔法を詠唱する暇もない
あかぎ(くっ、仕方ないか)
指先がチカチカと光ったかと思った瞬間、姿が消滅する
ニーツ「消えた!?」
さらに無数の大剣がどこからか飛来しアサシン達の周囲に次々と突き刺さる
ベルモンド「うおおおっ!?」
しかしそれらは彼らに掠ることすらなく地面に突き立つのみであった
ニーツ「逃げられましたか」
ベルモンド「どっちかと言うと逃がされたって感じだがなぁ……詠唱なしでも魔法を使えたとはねえ。その上まだ本気じゃなさそうなんだよなあ」
ニーツ「どうしますか」
ベルモンド「仕方ねえ、帰るか
監督役は雑魚では務まらんのです
次は誰が出てくる? >>499 >>500
何が起こる?>>502
信姫、いわながを暗殺
はぐれとなったばあちゃると契約しようとするも聖杯から令呪を与えられず返り討ちに遭う(令呪はシャルちゃんへいった)
27暗殺
信姫「そらちゃんたちには協力するとは言ったし、そのつもりだけど、それはそれとして聖杯を諦める気は毛頭ないのよねー」
セイバー達と一旦別れ一人で歩く信姫
彼女はいまだに勝機を捨ててはいなかった
信姫「サーヴァントも令呪もないけど……ま、いくらでもやりようはあるわよね」
何かを探してきょろきょろと辺りを見回している
信姫「多分この辺に……お、いたいた」
視線の先には二人の男
いわながとばあちゃるがいた
信姫「流石に私でもサーヴァントの相手は無理だからなー、ちょっと騙されてもらうとしますか」
ニヤリと笑い通信端末を開く
静かな街に携帯の着信音が響く
馬「はい、もしもし。信姫ちゃん?え、罠を作ったからあれを誘導して全員で袋叩きに?はいはい、はい、オーケーです。すぐに向かいますからね、待っててください」
慌ただしい様子で携帯をしまう馬面の男
馬「いわいわ、ちょっとやばいかもしれないんで安全なところで離れて待っててください」
いわ「(やられたら)ダメだぞぉ」
馬「分かってますよーはいはい、それではまた後で」
言い切るが早いか即座に飛び去る
いわ「いわいわいわ(移動)」
信姫「いーわなーがさん」
いわ「!?」
約束通り安全な場所まで退避せんとするマスターに路地の影から非情な悪意が迫る
ズドン!
一丁の火縄銃が火を吹き丸い弾丸が頭を貫く
驚くほどあっさりとランサーのマスターはこの世界から退場してしまった
信姫「あはは、予想以上に上手くいったわ!令呪もちゃんと残ってるみたいだしこれを取れば、ってどこに行くのよ!?」
倒れたマスターの右腕から令呪を回収しようとしていると突然令呪が何処かへと飛んでいってしまった
信姫「なんで……」
馬「悪巧みっていうのは往々にして上手くは行かないものなんですよ、信姫ちゃん」
信姫「げっ、もう戻ってきたの!?」
馬「余った令呪はシャルちゃんあたりに渡ったみたいですねぇ。まぁ、はぐれマスターでも令呪を持ってる方が優先されたんですかねぇはいはい」
馬のマスクのせいで表情は分からないが言葉には明らかに怒気が混ざっている
馬「まったく、さっきの嘘のせいでばれずに追跡できていた分身は誘導に使ったせいでやられてしまったし、いわいわもやられてしまって……ああいう嘘はよくないですよ?どう責任とってくれるんですかね」
信姫「っ……と、とりあえず契約しましょうよ、あなたも消えちゃうわよ?お互いみたらし団子食べる動画出した仲じゃない」
馬「高評価の数が全然違うんでねぇ……反省もしてないようですし、まずはお仕置きからですかねぇ」
信姫「ひっ……」
馬「といきたいところですがばあちゃるくんも消えるわけには行かないんでね、まだ許してあげるかもしれないかですからね、反省して待っててくださいね」
そう言うと馬面の男はどこかへ飛んでいってしまった
信姫「た、助かった……」
これでシャルちゃんは令呪三角に
無事この後ばあちゃるはシャルちゃんと契約しました
やっと新刊が出たfakeでも遂に敗北者が出たらしいですね、まだ読んでないですけど
>>503まだ???がイオリンとかになんかしたとかはばあちゃる達は一切知らないので
次は誰が出てくる?>>510 >>511
何が起こる? >>513
黒幕が口をすべらせないとバーチャルおばあちゃんを殺った怪しい男?にしか見えないのですね。
マスター側にも脱落者が出ちゃったし、そろそろ黒幕の正体含め話が進みそうで楽しみです。
28共闘
ニーツ「やることがころころ変わりすぎじゃないですか?」
ベルモンド「適時対応ってやつよ。結局倒すんなら初めの方からやっといてちっとでも善行を積んどけばあとからいいことがあるかもしれないからな。っと、いたいた」
のら「おや、ニーツさんにベルモンドさん」
ねこます「どうしたのじゃ?」
ベルモンド「あんたら、ランサーから話は聞いてるかい?」
のら「正体不明の男、ですね」
ベルモンド「そうそう、監督役がなんか知ってんじゃねえかって思ったんだが何も知らねえみてえだからよ」
ニーツ「皆で協力して倒してしまおう、というわけです」
のら「まぁ聖杯戦争に集中する為にも不確定要素は減らしておきたいですが……どうしますか?」
ねこます「のらちゃんに任せるのじゃ」
のら「では受けましょう、よろしくおねがいしますね」
ベルモンド「おう、よろしくな。あとは他の連中も見つけねえとな」
???の正体は監督役もだいたい察しがついてる感じなのでそっちからでもいけます
まあ聞いてもやばそうなやつがやべーやつになるだけなのですが
次は誰が出てくる?>>519>>520
何が起こる?>>522
黒幕がベルモンドと信姫を操る。(二人のお陰でニーツは逃走した)
その後、黒幕陣営vs三騎士クラスの入り乱れた戦闘が始まる。
29決戦
ベルモンド「つーわけよ」
馬「いいんじゃないですかね、いつまでも様子を見ている訳には行かないでしょうし」
そら「私も賛成、あの人は早めに倒しとかないと危ない気がする」
ケリン「あいつを倒すのは賛成だがよ、どうやってやるんだ?あいつ大分やべー力を持ってるぜ」
司「つかキャスターの2人はどこにいるんだ?まだ話してねぇのか」
ニーツ「何か準備をしてくるそうで、仕上げがどうこうと言ってましたが」
信姫「キャスターだし魔術の類を使うのに時間がいるんじゃない?」
シャル「イオリンの時みたいにばあちゃるさんの宝具でどうにか出来ないの?」
馬「残念ながら無理でしょう、イオリンをなんとか出来たのは彼女がサーヴァント役で彼女をこの世界につなぎ止めている核を破壊できたからです。しかし奴は恐らく人間でもサーヴァントでもない」
刀也「奴を倒すには正攻法で、純粋な破壊力でやつの体を壊し尽くすしかないでしょう」
ケリン「だが俺らサーヴァントでも普通に攻撃しただけじゃかすり傷がせいぜいだぜ」
刀也「でも僕の攻撃では結構ダメージを受けていたように見えました。不意打ちには案外弱いのかも」
司「けどよ、不意打ちするにしても一発でやらなきゃ回復しちまうぜ。それに何度も繰り返すとあっちも不意なんてうたしちゃくれなくなる」
そら「回復するっていっても無限ってわけじゃないだろうし不意打ちで出来るだけダメージを与えてから皆で」
???「随分と物騒な話をしているじゃないか」
一同「!?」
そら「なんでここに!?遠くにいたはずなのに!」
???「ああ、あれか。ほらこっちに来なよ」
そう男がどこかへ呼びかけると一匹の禍々しい真っ黒な犬が遥か彼方から地面に突き刺さるような勢いで飛来した
そら「あんきもが……犬の影に」
???「そこのランサーの分身がボロを出した時についでに自分を捜査してみたら見つけたのさ。まあこいつも僕自身だから、君の眷属は僕の居場所を伝えるという使命は十分全うしたと思うよ?」
そう言うと腕を変質させた剣であんきもを貫いて霧散させ、犬を自分に取り込んだ
???「ふぅ、やはり完全な状態でないと落ち着かないな。仕方ないとはいえかなりの力を割かないと分身を作れないからね」
そら「ど、どうする?」
司「……やるしかねぇだろ。あっちもその気で来たんだろうしよ」
馬「そらそらっちとばあちゃるくんが前衛をします。二人は援護、信姫ちゃんはのらちゃんを呼んできてください」
マスターが後方に下がり、セイバーとランサーが武器を構え、アサシンは空間にミサイルを現出させ、アサシンは何処かへ気配をくらませる
???「やれやれ、誰も彼も好戦的だなぁ。こんな人数で僕一人を葬ろうなんて、卑怯とは思わないのかい?」
司「てめぇに特別恨みはねえが、ここは余所者が来ていい場所じゃあねえからよ」
???「ふぅ、仕方ないなぁ。でもこれだと少々つまらないし、もうちょっと楽しくしてあげるよ」
同時に男の体から無数の影のようなものが這い出てマスター達に絡みつこうとする
そら「危ない!」
馬「速い……!」
ケリン「うおっ!?」
三騎士はそれぞれの武器で迫り来る影を叩き落とす
ベルモンド「ぐあっ!?」
信姫「ちょっ、何よこれ!」
しかしアサシンを他所に向かわせていたベルモンドとそもそも彼女を守るサーヴァントを持たない信姫の二人は影に囚われてしまった
???「僕は虚無、故に何にでも染まる。何にでもなれる。僕は君になろう、僕は君に染み込み、君と同じになり、君と一つになる。僕は君、故に君は僕、何の疑問もないだろう?」
信姫「私は……私は!」
ベルモンド「こいつは……やばいな……」
馬「くっ壊せない!」
彼らを縛る影に槍で斬ろうとするがまるで歯が立たない
そら「はぁぁああああああああ!!」
魔力放出により凄まじい速度を得たセイバーは一瞬で距離を詰め必殺の一閃で男の首をはねる
???「無駄だよ、首が落ちても僕は死なない」
はね飛ばした首が空中で声を発する
空いた右腕で頭を掴み無機質な断面にそのまま首を戻す
そら「くっ」
その間に彼から伸びていた影は彼を離れ二人に同化しようとしていた
馬「二人とも、意識をしっかり保ってください!」
信姫「う……あ……」
ベルモンド「俺達の、自我を……く、令呪をもって命じる……嬢ちゃん、ここから逃げろ、一人で動け、生き、延びろ……」
ニーツ「マスター、何を!?」
アサシンが言葉を紡ぎ終える前に三角の令呪が彼女をこの場から強制的に排除した
???「へぇ、意識を失う前に令呪を使い切ったか、いい判断だな」
そら「あなた、何をしたの!?」
???「僕の力を与えただけさ、サーヴァントだけが戦うんじゃマスターが退屈だろ?ま、彼らが陣営を鞍替えしないとは限らないけどね」
馬「おのれ……!」
ケリン「やべぇぞ、戦力で負けてんのに数まで同じになっちまったら」
馬「くっ今のうちに!」
???「遅えよ!」
アーチャーが撃ち込んだ大量のミサイルが無数の銃声とともに空中で爆散する
突撃したランサーを強烈な拳が横合いから殴り飛ばす
ケリン「なんだと!?」
馬「っ……この力は」
???「ご明察、言っただろ?俺の力の一部をこいつらに与えた。今の間だけはこいつらもサーヴァント並の能力を得たって訳さ。これで戦力は3対3、存分に楽しもうぜ!」
刀也「まずいですね」
司「まずいなんてもんじゃあねえぞ……ケリンは信姫、ばあちゃるはベルモンドの相手で手一杯だ。ばあちゃるなら恐らく倒そうと思えば倒せるだろうが……」
シャル「それだとニーツちゃんまで……」
刀也「その上他に力を使ってるというのに奴はそらさんを完全に上回ってる。前ほど差はなさそうですが……それでも」
シャル「……ねぇ、信姫ちゃんは倒しちゃっていいのよね」
司「……何する気だ?」
そら「くぅっ!」
???「ほらほら、頑張って俺を止めねえと全員殺っちまうぜ!」
聖剣と禍々しい剣のような腕が激しく、何度もぶつかり合う
馬(どうする、再生するせいで無力化は出来ない。いっそ殺してしまうべきか、いやしかし、それでは奴に相対する戦力が……)
思考を重ねるランサーに容赦なく拳が振り下ろされる
無数の宝石のような何かを腕に纏わせバーサーカーもかくやと言うべき威力の拳が舞い踊る
ケリン「うぉおおおおおお!」
無数のミサイルの叩きつけるが無数の火縄銃がそれら全てを空中で爆散させる
ケリン「まずいな、このままじゃ在庫があるこっちが不利だ。何とかして今の状況を……お前は!」
千日手と化した戦場に唐突にどす黒い悪魔が現れる
悪魔は刹那の間に弾幕をくぐり抜け信姫の元に達する
シャル「ごめんね、信姫ちゃん」
巨大な爪が一撃で信姫を屠る
それでも再生しようとする彼女の体を闇が形作った巨大な口が食い潰す
???「何っ!?」
馬「シャルちゃん……」
刀也「ばあちゃるさん、ケリンさん!今のうちに!」
一瞬で信姫を屠った彼女は翻ってベルモンドを襲う
悪魔の爪と男の拳が交差する
司「俺らの力も使って強化したがそんなに長くは持たねぇ!3人がかりでとっとと倒せ!」
???「ほう、なるほどなるほど。意外と容赦がないな」
信姫がやられたあたりから影の残滓が現れ男に吸収される
???「ちっ、少々削られたか。まあいい、さあやろうじゃないか!この俺をどうやって倒してみせるんだ!?」
???も結構やばい設定にしましたが公式はもっとやばかったです(fake5巻を読んだ感想)
皆もfake読もう!
この後、どうなる? >>533
加速じゃい
ニーツちゃんの魔力源さえ確保できればベルモンド倒しても問題はなさそうだけどね(本人の意思はともかく)
しばらくは令呪の魔力で生き長らえることはできるだろうけど
30正体
剣戟と爆発の音が慌ただしく街に響き続ける
セイバーの剣が四肢を落とす、ランサーが宝具で心臓の部位を的確に破壊する、アーチャーのミサイルが体を焼く
それでも男は不敵に笑い続ける
何事もないように、体を修復し、武器を作り、叩きつける
そら「このままじゃ……」
馬「あっちが時間切れになっちゃいますねぇ……ふっ!」
ランサーが二つの宝具を併用し全方位から男のありとあらゆる弱点と思しき部位に槍を叩き込む
???「甘い甘い!」
男はあたかも液体になったかのような挙動でするすると槍を躱し包囲の外に抜ける
???「その程度か?これをやるよ」
突如爆散した男の腕が空中で無数の捻れた槍の様に変質しランサーに襲いかかる
馬「くっ」
???「よく躱したな、褒めてやるよ」
用が済んだ槍は元の形となり男の腕に戻る
馬「変形再生洗脳……能力が多すぎますねぇ」
シャル「はあっ!!!」
???「おっと危ねぇな」
悪魔がその巨大な爪で吹き飛ばしたベルモンドを男は片手で受け止める
???「ほらしっかりしろよ」
ベルモンド「う……」
???「おい、どうした」
ベルモンド「うおおおおおおおお!!!」
???「何っ!?」
突如意識を取り戻したベルモンドが眼前の男に拳とともに纏わせた宝石を大砲の如き勢いで射出する
???「くっ、あっ、ぶねえ、な!」
男がすんでのところで回避し宝石の弾丸は遥か彼方へと消えていく
男が蹴りを返すとベルモンドは石ころのように吹き飛び壁に叩きつけられる
???「ふぅ……驚いたな。褒めてやるよ、素晴らしい精神力だ。半分取り込まれておきながら俺に拳を叩き込むチャンスを狙っていたとはな。だがそいつは失敗に終わった」
ベルモンド「いいや、それは違うな」
???「ほう?」
ベルモンド「無論あんたを倒せりゃ万々歳だったが、俺の狙いはあんたじゃない」
???「じゃあ何が狙いだったんだ?聞かせてもらおうじゃないか」
ベルモンド「俺は思ってたんだ、なんで監督役がここに来ねえのかってな。あんだけ話す時間もねぇように急いでたのにあんたの所にたどり着いてねぇなんてのはねえだろ。今ですらここにはいない。いくらなんでも俺らは皆警戒してるってのにあの監督役が他の誰にも気づかれずやられるなんてのはまずありえない話だ、だろ?」
???「……」
ベルモンド「そこで俺は洗脳されながら考えたのさ、俺らであんたを倒すのはきついかもしれねぇ、だが監督役も呼べば不利ではなくなるはずだ。あんたにとっちゃ一番邪魔になるだろうに未だに排除してねえ、排除出来なかったんじゃねえか?しかし放置しといてもあいつはあんたの元に現れる。だったら来れねえようにすればいい、俺らとやり合ってる間だけでもな」
男は口を開くことなくただ話を聞いている
ベルモンド「そこまで分かれば、あとは賭けさ。嬢ちゃんが上手くやってくなきゃ、俺の意識が残り続けなきゃ、あんたの不意をつけなきゃ、それで全部ご破算だからな」
???「アサシンを使ったのか」
ベルモンド「そうさ、嬢ちゃんは上手くやってくれたぜ。俺に逃げさせられたふりをしてこの場を離れ、街中走り回ってあんたに捕まえられてる監督役を探し当てた。まぁ、随分分かりやすくでかい箱に閉じ込められてたみてえだがな。二人がかりでも壊せなかったみたいだから、俺も手伝うことにした。正直箱を壊せるか不安だだたが何とかなったようだぜ。さっきの焦り具合をみるにあんたの力はあんたにとって随分よく効くんじゃないかい?」
???「……」
ベルモンド「ここで無言は肯定と同義だぜ」
???「どの道関係ないさ、確かに私の力は性質上私に対して非常に相性がいい。だがお前の精神力は危険だ、預けた私の力は返してもらうしついでにアサシン諸共消えてもらう」
ベルモンド「ああ、それだがちと長く話しすぎたな」
???「何を」
ベルモンド「察しが悪いねえ、言っただろ、箱は壊したってな。そうなりゃ中身がどうなるかなんざ言わなくても分かるだろ?」
???「っ……!」
あかぎ「ようやく会えたな、我が怨敵よ」
飛翔する剣とともに世界の管理者がこの場に顕現する
???「貴様!」
あかぎ「ニュークリアエクスプロージョン」
遥か上空、すでに展開されていた魔法陣が起動する
天空から炎の滝が降る
指向性を持った核の炎が地上を焼き払う
???「ぐ、く、貴様、マスターごと」
あかぎ「問題ない、貴様を倒した後再び呼び出すまでだ」
???「だがこれでアサシンは」
あかぎ「問題は、ない!」
袖を捲るとその腕には数十画の令呪が刻まれていた
あかぎ「来い、アサシン」
その内の1つが輝きアサシンが呼び出される
???「アサシンと契約したか」
あかぎ「そういうことだ、皆さんこれを!」
腕から令呪が離れ他のマスターの腕に再び刻まれる
刀也「令呪が……!」
司「元より増えてんじゃねえか」
あかぎ「やつを倒すためです」
のら「申し訳ありません、遅れました」
???「キャスター……!流石に分が悪いか……ここは」
あかぎ「逃がすとでも思うか」
指を鳴らすと空間がねじ曲がり周囲の区画が密閉された
あかぎ「貴様を倒すため手段は選ばん、ここが貴様の終わりだ、ヌル!」
ヌル「……くくく、あはははははははははは!終わり、終わりか!はははははははは!ようやく俺の名を言い当てたかと思えばもう終わりか?ははは、悪い冗談だな!」
ケリン「よう、割ってはいるのは悪いが二人で納得してねえで俺たちにも話してくれよ。あいつは何者なんだ?」
ヌル「いいぜ、話してやれよ。冥土の土産には丁度いいだろ」
あかぎ「奴はヌル、狂気の怪物。元々は私が世界を作っていた際に現れたバグのようなもの。世界にいまだ作られていない概念が形を成した化物です。私は聖杯戦争を行う世界を作るにあたり他の方々にも協力していただいて完璧な世界を作り上げた、あちらにある全てを実装して。そして万が一現れたとしても奴が干渉できるのは狂気に囚われたものだけ。バーサーカー以外には見えすらしないし、現れればその都度消してしまえばいい、そう思っていた」
ヌル「だが現実は違った、俺という強力な存在が生まれてしまった」
あかぎ「最初は何故か分からなかった、何度調べても世界は完璧だった。そもそもヌルは一つの概念の権化、危険ではあるがここまで強力な存在には成りえない」
ヌル「そう、世界は完璧だった。いや、完璧以上だった!元の世界に存在しない聖杯戦争というシステムを加えてしまったのだから。完璧な、俺達が絶対に生まれない世界、お前達はそれを崩した、余計なものを付け足して。例外がないからこそ規則は完璧となるのだ、例外を一つ作ればあれもこれもと瞬く間に増えていく。お前達にはなぜそれが分からない?俺達は聖杯戦争という例外が規則の傷に群がり一斉に押し寄せた!何故あれが存在できて俺達は存在出来ないのだと!」
あかぎ「そして世界のどこにも存在しない無数の概念、単体では微弱で僅かな力すら持たない概念、それらが押し寄せ、固まり、一つとなった!無数の存在しない概念の妄執、その集合体が貴様の正体!」
ヌル「その通り!無限に近い非存在概念の全てを内包したのが俺だ!俺達は平然と存在できる貴様らが恨めしい、だから壊す!何もかも壊して消して俺たちと同じ無にしてやる!」
あかぎ「やってみろ!ただの藻屑のごとくその存在を切り刻んで元の虚無に返してやる!」
乙。
佳境に入ってきたなぁ。
Q.つまりどういうことだってばよ
A.初代ポケモンのバグ各種のようなもの。
初代ポケモンのバグは、全てが完成した後に『ミュウ』のデータを入れてしまったが為に、不具合が生じてしまった。
今回の件は、完成されたバーチャル空間に『聖杯』のデータを入れてしまったが為に生じた不具合が具現化した存在
….という認識でOK?
安価なら下で。
ケリン「めんどくせえ!!!!!!まとめてぶち飛ばしてやるぜえええええええ!!!!!!!!!!」
ケリンが無差別に攻撃開始
>>543だいたいそんな感じです
本来没案のミュウいれたら他の没案も俺も入れろ俺も入れろと突っ込んでは来るものの単品だと弱すぎて入れないので集まって皆で入り込んできた感じです
にしてもケリンェ……
31暴走
ヌル「いいだろうかかってこい!俺の正体が分かったところで俺の力は変わらない!この場で全て終わらせてやる!」
彼方から監督役の足止めに使っていたであろう影を呼び出し吸収した
一層増大した力を手に虚無は進軍する
そら「まだ強くなるの……!」
のら「私たちが援護します、そらさん、冷静に対処を」
そら「うん、わかった!」
ケリン「……めんどくせえ!!!!!!まとめてぶち飛ばしてやるぜえええええええ!!!!!!!!!!」
馬「何っ!?」
大量のミサイルが四方八方辺り構わずに発射される
司「おいケリン!どうした落ち着け!」
ヌル「ははは、狂気に侵されたか!」
あかぎ「奴をあまり見ないでください、ヌルは狂気の世界の怪物。個人差はあるようですが見ているだけで狂気の世界へと勝手に踏み進んでしまう!」
ヌル「ついでに教えてやるがヌルは狂気の世界の住人にして狂気の破壊者だ!敵が同胞であればあるほど俺の力は増していく!」
あかぎ「狂気に対応する手段はない……!このまま奴を倒すしか」
のら「少々危険ですがアーチャーが敵になったわけではありません。環境として受け入れ、戦う!」
そら「皆来て、『十三人の騎士(ナイツオブラウンド)』!ミサイルをお願い!」
馬「手伝いますよ、『其は馬の終焉に値せず(インクリージングホース)』!」
現れた騎士達と増殖したランサーが邪魔なミサイルを叩き落とす
ヌル「手数を増やしたか」
自身に迫るミサイルを容易く躱しながら飄々と呟く
のら「余裕ですね」
ライフルのような兵装が現れ次々と魔力を纏った弾丸が銃口から放たれる
ヌル「もちろんだとも、数が増えたところで私が警戒すべき敵はそう多くないのだから」
素晴らしい剣さばきで弾丸を残らず地面に叩き落とす
ヌル「創造、聖剣、月の砲塔に神の杖。いずれも速射出来ぬものだ、私を倒すには遅すぎる!」
あかぎ「オーバータイムクロックワークス!」
時間が停止し怪物を巨大な剣が取り囲む
時間が動き出すと共に弾丸のように一斉に発射される剣だったが鎌のように変質した腕に全て迎撃される
ヌル「時間操作だろうと敵ではない」
あかぎ「くっ……」
そら(どうしよう、今の私の宝具はあの人は倒せないし、何もしないと私達まで狂化しちゃう……なんとかしないと)
ケリンは狂気にやられてしまったのだ
全部ヌルが悪い
ちなみにヌルの詳しいことはつのはねあかぎ姉貴兄貴の動画を見ていただけると分かります(宣伝)
今回のはだいぶ特殊なのであまりあてにはならないですけど
>>555 どうなる?
加速
そういや今更なんだけどそらちゃんの騎士って補充されるの?
前に何人かやられてたから復活したのか消耗したままなのか気になる
皆で時間を稼いでる間に、対処法を考え、順次試してゆく。
発生したバグには、一度電源を切ってログインし直す…とか
他の方法が思いつかない…
無理そうなら撤退する
本家の聖剣は世界が危機に陥るほど強くなるけどエクマカリバーはなにかそれに近い能力はありますか?
一応安価↓
>>541辺り読んでて思ったけど、長台詞の後は行空けてほしい
スマホで読んでるとどこから話し手が変わるのか分かりにくいのよね
>>553やられたのはそのままです
現在7人倒され残り6人です
>>556強くなりはしますが世界は関係ないです
>>557指摘ありがとうございます
次から気をつけるようにします
32
そら「『約束された勝利の熊剣』!」
ニーツ「『理よ砕け給え』!」
アサシンの宝具により半径僅か数mmにまで圧縮された星の光が男を貫く
ヌル「がぁ……!厄介だな、その宝具は!」
あかぎ「よし、彼らが上手く引き付けてくれている。今のうちに……」
端末を呼び出し有効である可能性があるありとあらゆる操作を高速でこなしていく
あかぎ「どうする、世界を起動しなおすか?いや、そんなことをしても奴は消えない。外から世界が密閉されてるせいで外側から干渉することも出来ない。やはり奴の力が尽きるまで削り取るしかないのか……いや、ある程度まで削れれば創成魔法で纏めて消してしまえる……どの道力押ししかないか」
端末を閉じ、剣を構える
ヌル「よう、調べ物は終わったのか?」
あかぎ「ええ、あなたを殺す手段は定まった」
ヌル「はっ、そんなもんハナから微塵にすり潰す以外に他はねぇんだよ!」
剣圧で大地が砕け監督役を吹き飛ばす
だがセイバーが横合いから現れその腕に切りつける
そら「あなたも無敵じゃない、いずれ限界が来る……ってことでいいんだよね」
ヌル「その通りさお嬢さん、やれるもんならやってみな!」
鍔迫り合いとなった剣が変形し中程から槍の様に突き出される
のら「危ないですよ、そらさん」
ヌル「防いだか」
のら「死ぬまで殺してあげます」
至近からアサルトライフルの秒間数十発の連射が顔面に放たれる
ヌル「手厳しいな、もっと楽しくやろうぜ?」
馬「その余裕が命取りですよ」
ヌル「がっ!?」
分身した数十体のランサーがもう1つの宝具により一人に重なり同時に攻撃を繰り出すことで通常の数十倍の威力を持った槍がヌルに叩き込まれた
ケリン「ぶちとばしていくぜぇぇえええええ!!」
偶然か本能か、体制を崩したヌルに特大のミサイルが叩き込まれる
あかぎ「その調子です!そのまま削れば殺しきれる!」
ヌル「な、める、なあああああああ!!!!」
体がぼこぼこと膨れ上がる
人の姿を捨て、完全な化け物の姿に変質してしまったのだ
台詞ごとに行間を取るようにしてみました
見にくいようでしたら長い台詞のところだけ行間を作るようにします
ヌルも苦戦していますね、いくらなんでも6人相手は厳しそうです
次はどうなる?>>564
読みやすかったです。
鯖の共闘面白かったので、次はマスター側のサポート的な活躍もちょっとみてみたい。
加速
ケリンこそ正気に戻るが、それでも変身で一転して劣勢となり退却
6人の騎士が殿軍となる(生存できるかは不明)
都市部はケリンによって粗方壊滅されていたので、今後の拠点として森林方面に建っていた【イオリの森美術館】へ移動
33逃走
あかぎ「本来の姿を表したか」
ヌル「ああ、腸が煮えくり返るぜ。本気でやらなきゃいけないなんてなぁ!」
今までの数倍の大きさとなったヌルが足元を拳で打つ
轟音、拳が空気を引き裂き爆発のような音が耳朶に響く
ただの拳の一撃、それだけで大地が地盤ごと砕け衝撃波が距離を取っていたマスターを吹き飛ばす
刀也「ぐぁっ、この威力は……!?」
シャル「どうなってんのよ!」
ヌル「ふぅ、やはりこの姿と他ではまるで違うな。実に爽快だ!」
あかぎ「ミスディレクション!」
ヌル「それがどうした!」
あかぎ「何っ!?」
試し打ちは終わったとばかりに振るわれた豪腕を回避の呪文でなんとか躱そうとするが怪物の拳は魔術すら貫き対象を叩き込まれる
あかぎ「ぐぁっ……!が、は……」
ヌル「耐えたか、頑丈だな」
そら「『約束されし』、」
のら「『月影果つる』、」
ヌル「無駄だ」
体表から針山の如く現れた無数の触手が二人を打ち据え、一撃で無力化する
刀也「そらさん!」
ねこます「顔を出しちゃだめなのじゃ!」
刀也「しかし、」
ねこます「心配なのは妾も同じなのじゃ、でも妾達がやられたら全部終わっちゃうのじゃ」
刀也「くっ……」
司「おいケリン!いい加減目ぇ覚ませ!……くそっこれ使うしかねえか!」
右手の令呪が輝きアーチャーから狂気を取り払う
ケリン「はっ、わりぃな司!」
司「いいから前見てろ!お前がくらったら一発で終わんぞ!」
あかぎ(不味い……これほどとは、想定外だ……このままでは、どうしようもない……すでに私含め三人が戦えなくなっている以上仕方ない、撤退……か)
あかぎ「撤退です、一度退いて体制を建て直します!」
ヌル「逃げられるとでも思ってんの……」
撤退などさせないと迫るヌルに六本の剣が叩きつけられる
当然の如くかすり傷程度しか付けられず跳ね返される
だがただ気を逸らす分には十分であった
ヌル「邪魔すんじゃねぇ!……ちっ逃げやがったか、はぁ自由に空間扱える奴が羨ましいぜ。こっちは力任せにこじ開けるしかねぇってのになぁ……しかもご丁寧に何重にも空間閉じやがって、あぁめんどくせぇ」
騎士達を振り返る
ヌル「お前らも律儀だよなぁ、勝ち目なんざ文字通り0だってのによ……ま、どうでもいいか。俺の邪魔しやがった分はしっかり償ってもらうぜ!」
六人の騎士が隊列を敷く
例え勝ち目が0であろうとも、例え報われることが無くとも、彼らは剣を握り、眼前の敵に立ち向かい続ける
彼らの信念の為に
あかぎ「あちらです、森の中に念の為用意しておいた拠点が」
ニーツ「美術館?」
あかぎ「えぇ、ここに色々と道具を取り揃えてあります。負傷者はホールに、回復魔術を使います」
シャル「何か手伝おうか?」
あかぎ「それではあちらに倉庫があるので……」
ケリン「くそっ、あんなもんをどうにか出来んのか?」
司「無理でもやるしかねぇ、やらなきゃ何もかも終わりだ。そうだ、あんたらあいつと戦う前になんか準備してたんだろ?なんかねぇのか」
ねこます「色々と準備はしてはきたんじゃが、あれを殺しきれるかというと……」
刀也「僕達の戦力全て、それで足りるかどうか……って所ですかね」
馬「殺しきらなくてもある程度弱らせればなんとか出来るって話してましたからね、悲観は駄目ですよ」
ヌル側に六人の騎士
マスター側にも馬で気になったのですが、
分身している馬って意思共有などはどうなっているのでしょうか?
ナルトの影分身のように分身が消えたら本体に共有される感じ?
加速ついでに
これサーヴァントをさっさと消滅させて聖杯を起動させて、そこでヌル(集合体)の消滅を願ってはいかんのかな?
誰の願いも叶わんが、ここまで乱されたらそれで締めるしかないと思う
もし安価だったら誰かがそれを提案する、で
後先を考えない全員参加の短期決戦。
キャスターが主体となってできる限りの罠を作ってヌルを出待ちし、かかったところをアーチャーが集中砲火。
ランサーが弾幕の隙間を縫って攻撃し、アサシンとキャスターが宝具で拘束。
力也が顎、司が運、ねこますがポッキー、シャルが悪魔化で補助しつつ、本命セイバーの渾身の一撃。
ヌルは対処しようとするも、VBが仕込んでいた宝具が発動して攻撃を食らう。
馬Pが分身してイオリン関連の場所に来ているので、
プロデューサー顕現でイオリンがアイドルモードになる時に
取り外した危険な武装も再現されてたとして
シロちゃんの誕生会で見せた物質の次元転送で武装を別次元に転送。
ヌル側にいる馬Pが透過能力でヌルの内部に侵入
馬Pが消滅しちゃいそうだけど内部で取り出して
暴発させてダメージを与えるみたいなことは考えた
ついでに衝撃が中で循環するようにニーツの宝具を使用するとか
あと個人的に「19終結」で見せたそらのらの同時攻撃が好きだったので、馬Pの自爆で瀕死にしたあとは、ヌル自身が警戒していたセイバーの聖剣、キャスター月の砲塔を同時うちをするために残りの全員でかく乱と時間稼ぎをするみたいなことは考えた。
>>570出来ますが監督役は今回の聖杯戦争を完遂することを至上目的にしているのでやろうとしません
>>571了解です
それはそれとして自分でやったこととはいえ刀也が顎は草
個人的にやって欲しいのは…
黒幕が馬Pを追い詰めた後に、絶望させる為にイオリンのことを話すと…『だが.それが逆に馬Pの逆鱗に触れた!』
って展開かな。
安価取ってないから今更だけど。
>>569騎士はどこにいるか程度が分かるだけで意識や情報の共有はできません
一方馬は全部本体なので常に意識共有されてます
その分魔力も消費するし何十人と動かすので疲弊もしますが
34聖剣
あかぎ「作戦は以上になります。奴に多少の小細工は無駄です、ただひたすらに力で押し通し奴が対応仕切る前に殺します、皆さん令呪での強化は済ませましたね?……セイバー、あなたが要です。頼みましたよ」
そら「うん、分かってる」
のら「こちらも諸々の準備完了です」
司「やる事やったんだ、これで駄目なら仕方ねえさ」
突如の爆音
全員が振り返ると目標敵、ヌルがそこにいた
ヌル「やぁっと見つけたぜ、雑魚は無駄に粘るわ教会には誰もいないわで散々だったぜ。今度こそ逃がさねえぞ」
あかぎ「ようやく来たか」
ヌル「おうとも、遅れた詫びと言っちゃなんだが土産だ、やるよ」
何かが放り出される
よく見るとそれらは人の形をしている気がした
ヌル「洗脳しようと思ったんだが思ったより頑固でなぁ」
あかぎ「貴様っ……!」
刀也「そらさん……」
そら「ううん、大丈夫……皆ごめんね、無理させちゃって。ありがとう、戻っておいで」
彼女が呟くと騎士達は光となって剣に吸収される
そら「あなたは、絶対に許さない」
ヌル「くく、怒れ怒れ。その怒りも何もかも壊してようやく俺は満たされる」
振り上げた腕から巨大な剣が現れる
ヌル「纏めて肉塊になっちまいな!」
のら「そうはいきません」
地面から鎖が現れ次々と巻き付きその動きを封じていく
ヌル「こんなもので……!」
のら「街中に仕掛けた魔法陣を同期させ全てをその罠のために出力しています。たとえ貴方だろうと容易く抜けられは、しない」
ヌル「ちっ……!」
ケリン「隙が出来たな、特製ミサイルだ!ぶち飛ばしていくぜぇぇえええええ!!!」
動きを止めたヌルにいくつものミサイルが突き刺さる
次々と巻き起こる爆裂が着実に力を削いでいく
ヌル「動きを止めた程度で!」
馬「させない!」
鎖に繋がれながらも無数の触手を生やし槍の如くそれらを突き出すが分身したランサーが全て叩き落とす
シャル「いくよ!」
ねこます「いくのじゃ!」
刀也「任せてください!」
ヌル「お前達程度で……がっ!?何、を!?」
悪魔の爪が、両の大剣が、鋭利な顎が突き刺さる
令呪三角を消費して発動された幸運魔術は星に生命が生まれるよりも遥かに小さな確率を引き寄せ、防護を固めた体表を純粋な物理現象としてすり抜けヌルを体内から破壊した
ヌル「ぐ、ぬうああああ!!!」
拘束する鎖が限界を迎え砕け散る
ニーツ「少々遅かったですね」
のら「月は今宵完全に満ちました、終わらせましょう」
ニーツ「『理よ砕け給え(ワールドブレイカー)』!」
のら「『月影果つる我が光(サテライトキャノン)』!!」
満月に達し最大の威力を得た月の光が拡散、収束され全方向から突き刺さる
ヌル「これで、こんなもので!」
いまだ消耗していないかのように体から巨大な槍をビームのように突き出し二人を纏めて吹き飛ばす
あかぎ「時間再動、球状包囲、多重連結、焼き尽くせ、ニュークリアエクスプロージョン!」
止まった時の中で展開された何百もの魔法陣が展開される
全方位から収束された核の炎が押し寄せる
ヌル「まだ来るか!」
腕の大剣を振りぬき自信を包む爆炎を消し飛ばす
晴れた炎の先、一筋の光が一本の剣に収束する
そら「第十三拘束解放……皆、いくよ」
ヌル「しまった、あれが狙いか!だが!」
そら「『約束されし、勝利の熊剣』アアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
今までとは比較にならないほど膨大な光の奔流が全てを砕かんと押し寄せる
ヌル「まだだ!一点に攻撃を収束させ光を拡散させれば!」
右腕に全てが集中する
力が、魔力が、憎悪が、執念が、ヌルが持つ全てが収束し眼前の光に立ち向かう
ヌル「うおおおおお!!!!」
聖剣の光と無限に近い妄執を収束された一撃がぶつかり合う、その瞬間、右腕の内部から炎が溢れ出し右腕が爆裂する
ヌル「馬鹿な、これはルーラーの……まさかあの時仕込んで、そんな、馬鹿な、俺が、この俺があああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
光が狂気の怪物を飲み込む
街の端から端まで達そうかという莫大な量の光は一縷の望みをかけることすら許さず一切合切全てを押し流した
そら「はぁ、はぁ、やった、よね」
あかぎ「ええ、ヌルの討伐完了です。皆さん、ありがとうございました」
のら「なんとかなってよかったです」
ニーツ「それで、結局聖杯戦争はどうなるんですか?わたし、マスターいなくなっちゃったんですが」
あかぎ「それは当然続けて頂いて構い戦。ベルモンドさんは後ほど再召喚しますのでお待ちを」
司「今日は帰って寝ようぜ、疲れちまったよ」
ついにヌルが倒されました
ちなみに監督役から配られた令呪は全て使い切ってますので最終的な令呪の数は変わりません
刀也はベルおじなどヌルのせいで消費された令呪は補給されます
次は誰と誰が出てくる?>>584 >>585
どうなる?>>587
読み返してて気付いたんだけど、のらちゃんってのじゃおじのこと「ねこますさん」ではなく「猫松さん」って呼んでたはず
すごい今更で細かい指摘で申し訳ない
剣殺の「一回だけなんでも手伝う」という約束ってどうなりましたけ?
安価で手伝い可能なら、
騎士を失って戦力が低下している剣組が聖剣の攻撃を回避したり短時間なら鯖と同等に戦えるマスターがいる槍組を相手するのを殺組に手伝ってもらう。
ヌル戦で約束を果たしたことになるなら安価下
何となく本気ではなかった対戦中の出来事…
ヌルの残滓が周辺に散らばっていた『大和』の装甲片に取り付き、残留していた魔力で自爆。
どちらかマスターが瀕死の重傷を負う。
35貸し
怪物を倒し、日が昇り、また沈む
そら「はぁ、なんだかやる気出ないなあ」
刀也「どうしましたか?」
そら「皆で戦って、倒して、なんか全部終わった感じがしちゃって。それに協力してた皆と今更戦うのもなんかなって」
刀也「……戦いたくないのなら教会で降参しても」
そら「ううん、そんなんじゃないの。刀也くんにもお願いがあるんだし、降参するわけにはいかないよ…………っ!」
会話する二人の背後に唐突に一つの影が現れた
間一髪で振り下ろされる凶器を剣で受け止める
刀也「ニーツさん……アサシンですか」
ベルモンド「よう、お二人さん」
刀也「昨日ぶりですね、不意打ちしておいて随分呑気ですが」
ベルモンド「こちとらアサシンなんだ、マスター狙いの不意打ちくらい勘弁してくれや。……どうした、なんだかやる気が無さそうだな」
そら「……」
ニーツ「これは聖杯戦争、戦う場所であり、私達は戦わなければなりません」
そら「分かってるけど」
ニーツ「だったら是非はないはずです、剣を構えてください。でなければ」
そら「っ!?」
ニーツ「自分がどうするか決める前に敗退してしまいますよ」
そら「そうだね、戦いに、集中、しないと!」
瞬間的に宝具を使用し視界から消滅する
意識的に死角となる頭上からの攻撃をなんとか防ぐ
本格的な戦闘が始まる
純粋なスペックでは凌駕しているセイバーだったが、ひたすら物陰に隠れてはヒットアンドアウェーを繰り返すアサシンには決め手に欠けていた
しかし逃げ、追う者が以上戦闘がその場だけで行われる道理はない
街中を駆け巡りながら二人は互いの武器をぶつけ合う
無計画に逃げていたアサシンはセイバーの動きに指向性があることに気づかなかった
ニーツ「ここは、公園……しまった、遮蔽物がない!」
セイバーはアサシンが公園に向かうよう誘導していた
ライダーとの戦いで一帯が破壊され平地に近くなっている公園に
そら「ここなら逃げ隠れ出来ないよね」
ニーツ「くっ……!」
そら「遅い!」
宝具で背後を取るがセイバーは振り抜くチェーンソーよりも速く動く
背後から振り抜かれる剣を既のところで受け止めるが、防ぐことはできずあえなく弾き飛ばされる
ニーツ(魔力放出……厄介な)
地面を跳ねながらごろごろと転がる体にそって回転する視界の端で剣の先端がこちらに迫る
ニーツ(来る……躱すか?いや、賭けだ!)
吹き飛ばされた体を地面に腕を突き立て無理やり停止させる
迫り来る剣を回避してから体制が崩れた無防備なセイバーにチェーンソーを
ニーツ「馬鹿な!いない、剣だけ!?」
迫る剣の向こうに持ち主はいなかった
飛来する聖剣よりも速くアサシンの背後に回り込んだセイバーの右足が無防備な背中に叩き込まれる
ニーツ「がっ……!?」
凄まじい威力の蹴りはアサシンの小さな体を軽々と空高く吹き飛ばした
そら「『約束されし(エクマ)』、」
遅れて飛んできた聖剣を手に取り魔力を集中する
ニーツ「くっ……む、あれは」
ヌルは概念が具現化した怪物である
先日のそれは本来存在しない非常に弱い概念がこの世界になだれ込み、集合することで無理やり存在となった
集合体は消滅したが無限に限りなく等しい数の概念共は残存している
それは本来世界に干渉出来ないほど微弱だがそれでもそれらは妄執を捨てることは無い
あるものは再び集合し、あるものは何か力を持つものに取り付き、あるものはまた別の方法で世界を砕こうとする
しかしそれらの多くは世界の理に導かれてこの世界から追放される
そうでなくとも貧弱な彼らは存在というものに耐えきれず世界に干渉しようとした瞬間消滅する
それでも偶然存在に耐えるほど多くの概念が集まり、一つの力あるものに取り付くことが出来た
だがそれは強大すぎた
未だに消滅していなかったライダーの兵装に取り付きその力を操ろうとした彼らはあまりの出力に暴走し、爆発して消滅した
偶然近くにいた彼を巻き込んで
本来なら気づいただろう、間に合っただろう、だが少ないやる気を押し固めた結果、彼女は眼前の戦いに集中し過ぎ結果、爆発するその時までそれに気づくことは無かった
公園に残っていた壊れかけの兵装が一つ、盛大に炎を撒き散らしながら爆発する
刀也「ぐあああああああああ!?」
そら「っ!?刀也くん!?」
慌てて駆け寄る
刀也「うぅ…………ぐあ、ぼ、僕はなんとか無事です、から……そらさんは、あちらを」
なんとか生きてはいるようだ
しかしかなりの部分を火傷しているし片腕はもはや動かないであろう状態になっている
魔術があるとはいえこのまま放置していれば不味いことになるのは明らかだった
しかし重症の患者一人を抱えて容易く逃げられるほど甘くはない
既に地上に降りたアサシンが武器を構えている
そちらに気を取られればマスターの方が彼を攻撃するだろう
そら「くっ……」
ベルモンド「何があったかは分からねえが、これは俺達の勝ちじゃあねえかな」
ニーツ「いくらなんでも荷物を抱えながら戦えるとは思わないでください」
そら「……」
ベルモンド「……あー、なんだ。ここで戦闘続けてもいいんだけどよ、一回あんたらに助けられちまったからな」
そら「そういえば……」
ベルモンド「あん時なんでも手伝ってやるって話だったが今ここでちゃらにさせてもらうぜ」
ニーツ「いいんですか?」
ベルモンド「受けた恩忘れて利に走るなんてのは外道のやる事だ。つーわけで俺達は帰るからよ、次会ったらきっちり勝つからな」
そら「……助かったぁ。そうだ刀也くん、今治療手伝うから!」
>>583指摘ありがとうございます
というか誤認識じゃないんですね
>>586正直言われるまで忘れてましたのでこういう形にさせて頂きました
そろそろ誰と誰が戦ってどっちが勝ったとかに安価の形式変えた方がいいですかね?
まだ五人残ってますしこのままいくと中々落ちない気がしまして
ぞろぞろと落ちていくのもあれなのでやるとしてももう少し様子を見ますが
誰が出てくるか>>595>>596
何が起こるか>>599
乙でした。
いい形で約束を消化できてよかったです。
これで残りのメンバー的に純粋に戦闘できそうで楽しみです。
加速
真っ向勝負
白兵戦では有利なセイバーであるが、これまでの消耗とキャスター陣営の周到な戦術、令呪、罠で追い詰められる。
トドメを刺そうと近寄るキャスターであるが、力也の令呪と顎で防がれた上にセイバーの紙一重のカウンターを受け、脱落
安価とれなかったので個人的に見たかった場面の妄想
・マスターの補助以外誰の邪魔が入らない真剣勝負
・最後は『約束されし、勝利の熊剣』と『月影果つる我が光(サテライトキャノン)』のぶつかり合い
・蓄積されたダメージと必殺技の衝撃に耐えられず聖剣が折れるが、
満月ではなかったためギリギリサテライトキャノンの出力を上回り剣陣営の勝利
・のらちゃん消滅前に弟子の成長を喜びながら自分の刀を折れた聖剣のかわりにそらちゃんに渡す
・のらちゃんが最後のわがままとしてねこますさんにそらちゃんの戦闘が終わるまで刀が消えないよに、そして折れた聖剣の魔力を刀に移すように令呪を使ってもらう
・のらちゃん消滅後にねこますさんが剣陣営を応援しリタイアのため協会へ
的なものを妄想してた
599さんの話も面白そうなので期待
36師弟対決
そら「歩いて大丈夫?」
刀也「えぇ、おかげで大分治りましたから。戦闘ならまだしもこのくらいなら大丈夫です、と、おや」
のら「こんばんは、そらさん」
そら「ししょー……」
のら「どうやら消耗しているようですが……加減はしません、構えてください」
そら「うん、分かってる。刀也くん、下がってて」
刀也「ええ、お気をつけて」
そら「うん、行ってくる」
二人が己の剣を構える
直後剣戟が始まる
二本の剣が火花と音を散らし何度もぶつかり合う
初めは互角に見えた戦い、しかしスペックで上回るセイバーが徐々に優位に立ち始める
のら「やはり剣だけでは厳しいですね」
後ろに飛びながらアサルトライフルを呼び出し乱射する
セイバーは四方八方に飛び回り回避しながら接近する機会を伺う
それを見てキャスターは右手に握る日本刀をアサルトライフルに変え両の腕からこれまでの倍の弾幕を敷く
躱し、打ち払い道を作り、更にまた次の弾丸を躱す
素晴らしい動きで全ての攻撃を躱し続けるセイバーだがその実まるで逆転の手を打てずにいた
魔力で作られた無数の途切れなく放たれる弾幕を前には身を躱すのが精一杯であったのだ
のら「そうやっていても私の弾は無くなりませんよ?」
そら「……だったら!」
セイバーが視界から消える
弾速よりも速く後方に飛び路地に姿を隠した
キャスターが片方の武器を日本刀に戻し、次いで魔術を行使する
のら「さて……どこに隠れたか分かりませんが、これで出てくるでしょう」
ライフルを天に掲げ乱射する
魔術によって軌道がねじ曲がり更に威力を増した弾丸が上空から地上に降り注ぐ
のら「ふふ、早く出てこないとマスターに当たってしまうかも知れませんよ?」
そら「はああああああああ!」
身を隠していたセイバーが姿を現し、その手に握る剣を叩きつける
のら「くっ」
全力で振り下ろされた剣を受けきれず、吹っ飛ばされるキャスター
体勢を崩した彼女に容赦なく追撃を加える
零距離で剣を振るい続けライフルを使う暇を与えない
のら「不味いっ……!」
足元の地面に弾丸を打ち込み僅かに怯んだ隙に後方に飛びすさる
のら「これで」
そら「第一拘束解放、『約束されし勝利の熊剣』!」
距離を取ったキャスターに光が迫る
今までよりも遥かに小規模で斬撃の様なものだったがそれでも無視できる威力ではない
魔術で盾を作り受け止める
のら「くっ……なに!?」
そら「これで!」
しかし聖剣の光は目くらましに過ぎなかった
光を防いだ直後の無防備な状態のキャスターにセイバーが剣を一閃する
指一本動かす暇すら無く切り裂かれ倒れ伏す
そら「これで」
のら「残念でした」
そら「!?」
唐突に背後から何か金属が背中に突きつけられた
それが先程の火器であった理解した瞬間引き金が引かれ、弾丸が放たれる
神がかった反応速度で飛び退り距離をとる
のら「凄まじい速さですね……しかしその腕はもう使えないでしょう」
回避しきれなかった弾丸を無理矢理弾いた左腕はあちこちに穴があきだらりと垂れ下がっていた
そら「確かに斬ったのに……なんで」
のら「私のクラスを忘れましたか?先程弾丸を降らせるついでにお人形さんを作っておきました。あなたが身を現してから戦ったのも、倒したのも全部私の偽物です」
そら「そんな……」
のら「キャスターを視界から外したのが間違いだったということです……さあ、いきますよ」
再び2丁のライフルが火を噴く
そら(ここで隠れてもまたさっきの焼き直しになるだけ……だったら!)
決死の覚悟で足を前に進める
致命になる弾丸だけを払い、それ以外全てを無視
体中に傷を付けながら歩を進める
のら「!」
両のライフルを手放しショットガンを呼び出す
二つの銃口から散弾が放たれる
そら「『約束されし勝利の熊剣』!」
空中で拡散する弾丸の全てを光が打ち消す
のら「なら……!」
巨大なエンジンの様な兵装が呼び出される
それが火を吹き爆炎を前方に放出しながらキャスターを後方へ逃がす
しかし突如としてエンジンが爆発する
のら「何がっ」
爆風に飛ばされながら目を向けると豪奢な剣が突き立っていた
セイバーは瞬時に後方に飛び握る聖剣を投擲していたのだ
次の瞬間には追いついていたセイバーが剣を抜き更に飛ぶ
のら「そんな……!」
新しい兵装を呼び出すべく距離を取ろうとしたキャスターの周囲に複数の光が降り注ぎその足を強制的に止める
そら「今度こそ!」
たたらを踏み僅かに判断に迷ったキャスター、その一瞬の隙をつき剣が振り下ろされる
打つ手などなく今度こそその身が引き裂かれる寸前、キャスター眼前からが消失する
そら「消えた……?」
のら「ふぅ、本当に助かりましたよ……猫松さん」
遥か上空から声が聞こえる
そら「転移……令呪!」
のら「さて、満月は過ぎましたが……私の砲塔は消えたわけじゃありませんよ?」
そら「宝具……」
無意識に右手で聖剣を握りしめる
のら「まだですよ」
そら「!?」
足元から無数の鎖が現れセイバーを拘束する
そら「これは、こないだの!」
のら「ふふ、あの輩には破られましたが使えなくなったとは言ってませんので。さすがにあなたでもそれは取れないでしょう」
全力を振り絞り藻掻くが縛られた全身が悲鳴を上げるだけで鎖を砕ける気配はない
のら「さあ、防げるものなら防いで見てください」
そら「う……く……第八拘束解放、第九拘束解放!」
のら「『月影果つる(サテライト)』、」
そら「『約束されし(エクマ)』、」
のら「『我が光(キャノン)』!!」
そら「『勝利の熊剣(カリバー)』!!!」
拘束されながらも右手の手首だけで直上に振りかぶり聖剣の光を撃ち放つ
天と地から放たれた二条の光がぶつかり合う
互いに完全ではない一撃
僅かに、しかし確かに少しずつ二つの光の狭間が降りていく
そら「そんな……!」
祈りも虚しく月の光が聖剣に打ち勝ちセイバーを天上から撃ち抜いた
防御すら出来ず光に焼かれたセイバーは剣を取り落とし膝をつく
のら「やはり片手で聖剣の全力は出せなかったようですね……」
降下したキャスターがとどめを刺さんと日本刀を手に地に足をつける
のら「そらさん」
そら「……」
負傷したセイバーは声に反応することすら出来ない
のら「……終わらせましょう」
日本刀を振り上げる
その瞬間眼下のセイバーが姿を変える
目の前にいるのはセイバーのマスター、剣持刀也だった
のら「!?」
驚愕したキャスターだったがそれでも決着をつけんと右手を振り下ろす
令呪で彼女との位置を入れ替わった剣持に魔術の鎖が自動的に巻き付き動きを封じる
サーヴァントの動きすら止める鎖が彼の体を締めつけるが苦痛の声を噛み殺す
眼前では日本刀今振り下ろされ、鎖で全身拘束され身動きが取れず、おまけに全身に火傷と鎖で激痛が走る
それでも、例え腕が動かなかろうと、足が無かろうと、腹が裂け内臓が潰れようと彼には関係ない
その首一つ動かせれば、それでよかった
刀也「顎砂嵐」
彼のその鋭利な顎が振り上げられる
顎は衝撃波を作り出し一瞬巨大な顎の幻覚が見えるほどの威力をもって驚愕したキャスターの鳩尾を打ち据えた
のら「そんなっ……!?」
流星の如き顎がキャスターを天高く打ち上げる
致命傷にはならないにしろ不意を打ったその一撃はしばらくの隙を作るには十分だった
二画目の令呪でセイバーを回復させる程度には
そら「第十三拘束解放、」
のら「っ!?」
キャスターが魔力の収束に気づいた頃には既に手遅れだった
ねこます「のらちゃん!」
そら「『約束されし勝利の熊剣(エクマカリバー)』!!!!」
膨大な光の奔流が空を流れる
完全となった聖剣の光がキャスターを飲み込む
直後に令呪がキャスターを呼び戻すが僅か一瞬で光は彼女を現界させる力を消し飛ばしていた
のら「はぁ……すみません、負けちゃいました」
ねこます「いいのじゃ、のらちゃんは全力で戦ったのじゃ」
そら「ししょー」
のら「そらさん、こんなに強いとは思いませんでした……そうだ、武器が一つでは不便でしょう。これをあげます、今まで罠に使っていた魔方陣に繋げておきましたから私が消えても数日はもつでしょう」
そら「いいの?」
のら「ええ、私の分までしっかり勝ち抜いて下さいね」
そら「うん、私頑張る!」
その言葉を聞くとキャスターはにこりと微笑み、光の粒となって消滅した
ねこます「それじゃあ妾も失礼するのじゃ。残った時間は皆の戦いを観戦させて貰うのじゃ」
そう言い残し飛び去って行く
刀也「やり、ましたね……」
そら「ほんとギリギリだったね、刀也くんが助けてくれなかったらやられてたよ」
刀也「令呪は残り一つになっちゃいましたけどね」
そら「次からはもう使わなくていいようにするから、またサポートよろしくね!」
ラスボス戦かと見紛うほど長くなってしまいました
あとキャスターがやられたところ分かりにくいのでもう少し改行しとけばよかったですね
今回でキャスターが敗退し残りはセイバー、ランサー、アーチャー、アサシンの四騎となりました
……見事に三騎士残ってますね
誰が出てくるか>>612>>613
何が起こる>>615
加速
最優のサーヴァントだけあってセイバーやっぱ強いですわ……
ランサーアーチャー辺りで対セイバー戦線組んだりしないかなぁ
のらそら師弟で見たいと思っていたものが見れた上、身代わりや罠等で妄想していたものより激しい戦いですごかった。
残りの戦いも激しくなりそうで楽しみ
安価なら弓組
早速再戦が見れるかもしれない状況になって楽しみ
個人的にそらちゃんとシャルちゃんが主人公っぽいと思っていたので剣陣営の活躍は見ていて気持ちいい
安価取れたみたいなのでもうちょっと詳しく書いてみます
出来そうなものがあれば加えてくれると嬉しいです。
・キャスターの消滅で気がゆるみ刀也が膝をつく
・意識はあるが動けないので急いで治療
・あん肝を召喚しのらちゃんからもらった武器を預けあたりを警戒してもらう
・刀也が自分で魔術を使える位回復したタイミングであたりが暗闇に包まれる
・そらちゃんの背後で金属がぶつかり合う音がし、振り返るとあん肝とニーツの鍔迫り合い
・そらちゃん治療をやめ急いで反撃、刀也は治療ではなく痛み止めの魔術を使用
・ニーツが宝具を使用し斬撃が空をきり、ニーツは後方に飛び闇に紛れる
・聖剣の魔力で闇を払うと刀也に何かが飛んでくる
・聖剣で弾くと宝石だと分かり挟まれている状況だと知る
・剣組+あん肝が防戦一方になり令呪で転送を考えるが、マスターも一緒に飛べるか飛べたとしても体が耐えられるか不安になり、あん肝の強化で潜って脱出を考える
・あん肝強化時にのらちゃんの武器も取り込まれ若干のらちゃんっぽくなる
・武器と魔力を取り込んだことでのらちゃんの能力を少し使えるようになる
・街中に仕掛けていた罠のうち一部を使用し地面をめくり壁として剣組を囲む
・殺組が壁を破壊する前に影に潜って拠点へ脱出
そういえば次終わったら各陣営の詳細な状況(特に令呪等の消耗状況とか)開示できますかね……
37傷跡
刀也「っ……」
そら「大丈夫!?」
刀也「すいません、さっきの傷が痛み出したようで」
口調は軽いが膝をついてしゃがみこみ顔には脂汗が滲んでいる
そら「治療終わってなかったよね、私も手伝うよ。あんきも、大丈夫だと思うけど周り見てて。一応これも」
彼女の影から小さな熊のような使い魔が現れ、渡された日本刀を小さな手で握り込む
その後彼女は聖杯に与えられた知識の中から魔術の使い方を引っ張り出し、慎重に術式を編んでいく
そら「できた!これで……」
術式を完成させ発動させようとした瞬間周囲を黒い何かが覆い尽くし視界を塞ぐ
そら「これは、魔術!?」
直後近くで金属が激しくぶつかり合う様な音が何度も響く
そら「刀也くん、あんきも!」
そら(おかしい、対魔力が全然効いてない……ってことは魔術じゃない?)
思い至った彼女は手に握る剣を全力で振り抜く
強風が巻き起こり立ち込めていた黒煙を吹き飛ばす
開けた周囲を見ると少女と熊の使い魔が切り結んでいた
ニーツ「ちっ、思ったより気づかれるのが速かったですね……ふっ!」
鍔迫り合いの状態から熊が蹴り飛ばされる
直後飛ぶように突っ込んできたセイバーの剣を受け止める
ニーツ「また会いましたね……出会ったのは偶然とはいえ、宣言通り今回は勝たせてもらいます」
そら「邪魔は、させない!」
セイバーが一歩踏み込むとそれだけでアサシンが吹き飛ばされる
ニーツ「さすがですね、しかし」
視界の端で何かがキラリと光る
そら「刀也くん危ない!」
電光石火の如く彼の元に戻りそれを弾き飛ばす
同時に爆発が巻き起こるがセイバーの対魔力がそれを防ぐ
そら「宝石……刀也くん大丈夫だった?……刀也くん?」
振り返ると彼女のマスターは完全に倒れふしていた
意識は残っているようだが体が動かないらしい
刀也「ぐ……そら、さ……」
そら「刀也くん!?」
ニーツ「一酸化炭素中毒です、触らない方がいいですよ」
そら「一酸化炭素……さっきの煙!」
ニーツ「高濃度のCOを含む煙を私の宝具で圧縮して保管し散布しました。私達サーヴァントには関係ないですが人間の彼には致死毒です、早期に吹き飛ばされてしまったので死にはしないでしょうがしばらく安静にしておくべきでしょうね」
そら「くっ……」
ニーツ「高濃度のCOを含む煙を私の宝具で圧縮して保管し散布しました。私達サーヴァントには関係ないですが人間の彼には致死毒です、早期に吹き飛ばされてしまったので死にはしないでしょうがしばらく安静にしておくべきでしょうね」
そら「くっ……」
ニーツ「本当は見つかる前に切り捨てる予定だったのですが使い魔に手間取るとは、まあまだ想定の範疇です。このまま倒させてもらいます」
アサシンが纏う魔力が濃密になる
ニヤリと笑うとこちらに走り寄る
その速さは明らかに今までよりも速くなっている
そら「っ……!」
斬撃を受け止め弾き飛ばそうとするが動かない
ニーツ「令呪でブーストすれば互角程度にはやれるようですね、安心しました。これで完全に私たちの優位です」
またしてもどこからか宝石が飛んでくる
そら「あんきも!」
対処しようとするが動けず使い魔を動かす
握る刀でそれを切り飛ばすが爆発が起こり対魔力のない使い魔は壁に叩きつけられる
ダメージはそれほどでもないが何度も食らえば分からないだろう
そら「はぁぁあああああ!」
魔力を振り絞り肉薄するアサシンを弾き飛ばす
そら「『約束されし勝利の熊剣』!」
光の奔流が街道を走る
ニーツ「『理よ砕け給え』」
しかし空間がねじ曲がりあらぬ方向に四散する
ニーツ「私の宝具を貫きたいなら全力で撃つべきです。やらせはしませんが」
そら(このままじゃ……令呪で逃げれる?いや、こないだは位置の入れ替えだったから出来ただけできっと二人で転移は出来ない。私を強化して刀也くんを運ぼうにも刀也くんが無事な保証がない。ならどうする…………)
そら「刀也くん、令呪使って!」
刀也「しかし……」
そら「速く!」
刀也「わかりました、これを」
右手に輝く最後の令呪が輝きセイバーに魔力が流れ込む
そら「あんきも、刀貸して!」
使い魔が握る刀を手に取り二本の武器を構える
ニーツ「何を……?」
そら(しばらくは警戒しておいてくれるはず、今のうちに)
戦う構えをしながらこっそりと魔力の経路を辿る
そら(ししょーは言ってた、この刀は街中にしかけた魔法陣に繋がってるって、街中巡って準備したなら同じように罠もそこらじゅうに仕掛けてあるはず。まずはそれをこの刀から繋がる魔力の流れを伝って探し当てる)
ニーツ「……何かしていますね、そうはさせない!」
そら(バレた、でもあと少し)
チェーンソーを右手の聖剣で受け流し左手の刀で切りつける
回避されるが流れる様な動きで二本の刃を操りアサシンを追い詰める
ニーツ「っ……まだ強くなりますか、厄介にもほどがある!」
後ろからいくつもの宝石が飛来する
アサシンを押し飛ばしそれらを纏めてはたきおとす
ニーツ「これで、終わりです!」
背中を見せたセイバーに宝具で瞬間的に接近したアサシンが凶器を振り下ろされる
そら「うん、今はね」
突如地上から大量の槍がアサシンに向かって突き出される
後ろに飛んで躱すが着地と同時に足元の地面が炸裂する
ニーツ「ぐっ……これは!?」
再び宝石が飛んでくる
今度は弾丸の様な速度で迫るがどこからともなく彼女達を囲むように壁が現れそれを防ぐ
そら「ばいばい」
令呪によって得た魔力を使い魔に全て流し込む
そら(本当はあんきもしか影には潜れないけど、魔力を使って無理矢理能力を拡大して私達も入り込む……上手くいった!)
倒れたマスターを抱きかかえ影に足を踏み込む
そら「今度は私達が勝つからね」
ニーツ「はああああああ!!!」
質量を操作し威力を水増しした連撃で強固な壁を破壊する
ニーツ「いない、そんな、どこに!?」
ベルモンド「あー、逃げられちまったか」
ニーツ「すみません、失敗しました」
ベルモンド「構わねえよ、あちらさんは令呪使ってなんかしたんだろ。あの二人はもう令呪を持ってねえ、次は勝てる、それで十分さ」
剣陣営 十三人の騎士全滅、令呪全損、マスターも負傷していますがこれは少しすれば回復、キャスターの日本刀獲得及び付随して連結する魔法陣をある程度使用可能
槍陣営 マスターがシャルロットに変更、令呪残り三画
弓陣営 令呪残り三画
殺陣営 令呪残り二画
ねこます 令呪全損、街中を飛び回り観戦している
いわなが、信姫、ライダー、キャスター、バーサーカーは敗退し消滅
こんなところですかね
見逃しあったら補足お願いします
無茶な案をいくつも入れていたのですが綺麗にまとめてくれてありがとうございました。
とても面白かったです。
剣組だけ損失が大きいですが今後に期待です。
ちなみにあん肝に流した魔力での強化って一時的なものなのでしょうか?
>>627
令呪で無理矢理強化したため今回限りです
他から令呪を奪えればその限りではないですが
安価下
38共闘
司「よう」
シャル「アーチャー、だっけ」
ケリン「おうよ」
馬「何か用ですかね、それともこっちですか?」
ランサーが槍を構える
すると牽制する様にアーチャーもミサイルを見せる
司「今のところは違うな、話の流れによっちゃそうなるが」
シャル「何の用?」
司「ケリンのミサイルじゃあセイバーの聖剣に相性最悪でよ、共同戦線の提案をしに来たのさ。セイバーを倒すまでのな」
馬「そらそらっちを……」
司「悪い提案じゃないと思うぜ、あんたらもあいつを倒すのは骨が折れるだろ?」
シャル「……どうするの?」
馬のマスクで表情は読めないが彼はかなり迷っているようだ
司「あんたにだって願いがあるんだろ?だったら負ける確率は減らしておくべきだ、違うか?」
馬「……いいでしょう、セイバーを倒すまでは仲間でいましょう」
ケリン「よし、交渉成立だな」
司「ああ、あんたがいりゃ百人力だ」
セイバーがどんどん追い込まれていきますね
一応キャスターのおかげで多少は強化されてますがどうなることやら
槍と弓がタッグを組んだので登場人物安価では一纏めにして頂いても構いません
誰が出るか>>636>>637
どうなるか>>639
>>635
術はすでに脱落してるで
のじゃおじ指定ならまた別の話だけど
安価だと思うので殺陣営
剣陣営に恨みでもあるのかw
安価なら殺陣営が対セイバー共同戦線に加わる。
そしてそれを あん肝を通して剣陣営が知り覚悟を決める。
そらちゃんの宝具は出し尽くした感じかな?。まだ宝具あるなら最後の切り札として使って欲しい。無くても強大な相手として立ち塞がって欲しい
安価なら
剣と殺が戦っているところを対セイバー共同戦線が発見しケリンがチャンスと見てまとめて倒すためにミサイル乱射
39横槍
刀也「すみません、迷惑かけました」
そら「ううん、気にしないで。ほんとにもう大丈夫?」
刀也「ええ、完璧です。もう油断しませんよ」
そら「私もちゃんと守るから、二人で勝ち残ろうね」
などと話していると正面から2つの人影が近づく
ベルモンド「おいおい、また会ったな」
刀也「いい加減あなた方も見慣れましたね」
そら「今度こそ、私達が勝つ」
ニーツ「それはこちらの台詞です、今度こそ止めを刺す」
刃の様な視線が交錯する
ベルモンド「嬢ちゃん、小細工の用意はねえが頼んだぞ!」
令呪が輝きアサシンが強化される
ニーツ「行きます!」
風が巻き起こり2人の刃が交わる
そら「はああああああ!!!」
裂帛の気合いとともに剣を振るう
アサシンはそれを紙一重で躱しチェーンソーを振るう
セイバーもそれを躱し再び剣を振る
鍔迫り合いとなりセイバーが押し飛ばさんと踏み込むがアサシンはそれを予期していたのか先に一歩後退する
ニーツ「それはこないだも見ました」
全力を乗せた一撃を躱され体勢を崩す
アサシンはそれを見逃さず宝具で即座に背後に回り込みチェーンソーを叩き込む
背後からの一撃を左手に呼び出した日本刀で防ぎ再び向き直る
聖剣が輝き光の斬撃を放つ
アサシンはそれをしゃがんで回避する
それを見てセイバーが刀を地面に突き立てるとアサシンの足元から鎖が生え拘束しようと迫る
ニーツ「これは……!」
捕まる寸前で宝具を使い空中に脱出する
しかしそこにセイバーが二本の得物を手に突撃した
アサシンは咄嗟にチェーンソーを投擲し、虚をつかれたセイバーはそれを弾くが地面に落ちる
アサシンも着地し地面に落ちた己の武器を拾い上げる
ニーツ「キャスターの力ですか……それでも!」
再び突撃し互いの武器を、技をぶつけ合う
しかしそこに来客が現れた
少し遠くのビルの屋上
四人の人影が2人の戦いを見つめる
司「これ以上近づいたら見つかるな……よし、やれ」
ケリン「おう、ぶち飛ばしていくぜぇぇえええええ!!!!」
数百か、数千か、あるいは更に多くか
数えるのも馬鹿らしくなるほどの膨大な数のミサイルが現れる
それらはアーチャーが指を鳴らすと全て同時にに点火され空中を飛び回り二人に降り注ぐ
そらニーツ「「!!」」
安価なら
ニーツが令呪の魔力を宝具に使い、大半のミサイルの向かう方向を逆向き(弓槍組の場所)に変更
そらちゃんが残りのミサイルの衝撃に備えて罠を駆使して剣殺組の前に壁を作成
その間に剣殺組のマスター同士が状況を確認し弓槍組が組んでいることに気づき、
逃げると各個撃破される恐れがあるためせめて1組でも削れるように共闘するように相談
(ベルさんはついでに罠に使用回数があるなら弓槍組相手に消費させようと考える)
ミサイルが戻ってきたのが予想外だったため弓槍組が慌ててミサイルの迎撃
弓組は不意打ちにミサイルの大半を使ったため令呪でミサイルを補充
槍組はシャルちゃんが悪魔になって周りの壁を破壊
馬が分身し破壊されてできたがれきを投擲
対応の早かったセイバーのマスターとアサシンがそれぞれパートナーを庇って力尽きる
アサシンのマスター、セイバーに再契約を持ちかけるもセイバーはそれを断り消滅
40消滅
そら「ミサイル……アーチャー!?」
ニーツ「あの数、あの軌道、まずい!」
アサシンがセイバーを置いて1人どこかへ走る
そら「全部撃ち落とせるかどうかわかんないけど……やるしかない!『約束されし』、」
馬「そうはいきませんねぇ」
聖剣を構えたセイバーに突如現れた男が槍を突き出す
そら「っ、ばあちゃるさん!?」
馬「この場で二人とも、いや四人とも倒れてもらうんでね、はいはい」
そら「手を組んだの?」
馬「そういうことですね、ばあちゃるくんは一人や二人やられてもどうってことないんでね、ミサイルが落ちるまでの少しの間だけそらそらっちの邪魔を出来ればそれでよかったんですね」
気づけばミサイルがすぐそこまで来ている
今から逃げても絶対に間に合わないだろう
そもそもマスターがやられてはどうしようもないため1人で逃げる訳にはいかない
そら「そんな……!」
刀也「そらさん!」
そら「刀也くん、何を……!?」
刀也の顎が衝撃波を巻き起こしそれをセイバーに叩きつける
全く感知しない方向から強烈な一撃を貰ったセイバーは勢いのままに吹き飛ばされる
馬「何っ!」
刀也「ははっ、最後に少しはマスターらしいこと、出来ましたかね?あとは、」
ミサイルが着弾する
無数の爆発が巻き起こり周囲の地上を纏めて焼き払う
剣持刀也は爆炎に焼かれ最後の言葉とともに消滅した
そら「う……くっ」
セイバーはギリギリで爆風の圏内から脱出し生き延びていた
しかしマスターが消えた今魔力の供給がなければすぐに消えてしまうだろう
ベルモンド「よう、嬢ちゃん」
そら「無事、だったんですね」
ベルモンド「アサシンが庇ってくれてなあ、ランサーにやられながらも無茶しやがってくれてよ……こうして生きながらえたってわけだ」
その傍らにサーヴァントはいない
どうやらマスターを庇って消滅してしまったらしい
ベルモンド「お互い幸運にも生き残ったんだ、どうだい、俺と契約してあいつらを倒し願いを叶えるってのは」
セイバーはそれにゆっくりと首を振る
そら「……ごめん、それは出来ないや」
ベルモンド「そうかい……そいつは残念だ」
心底残念そうに呟き、彼はそこらの瓦礫に腰を下ろす
それを見たセイバーは何一つ残すことなくただ静かに姿を消した
ケリン「おぉ、なんつーか、随分あっさりと終わっちまったな」
司「ま、いいじゃねえか。結果よければそれでよしってな」
馬「……」
シャル「これで残ったのは私達二組なのよね」
司「そうなるな」
ケリン「さあ、決着を付けようじゃねえの!」
最終決戦
令呪で強化された遠距離主体で攻めるアーチャーに対し、ランサーも令呪を惜しみなく使用して宝具による分身とすり抜けで反撃する。
相性の問題でアーチャーが有利であったが、ランサーはさらなる令呪とシャルのサポートでマスターを狙う。
アーチャーは迷うことなく司ごとランサーとシャルを打ち飛ばす。
司はあらかじめ仕込んでいた二画目の令呪と幸運魔術でなんとか生き延びたが、ランサーは無視できないダメージを負い、シャルも満身創痍に。
41決戦
司「行くぞケリン!」
ケリン「おう!」
右手の令呪が輝き足元にミサイルが放たれる
ランサー達はそれを躱すべく後方に跳躍、それを見てアーチャーも間合いを取るべく距離を開ける
間合いは十分取ったと判断したのか本格的に強化されたミサイルを次から次へと発射する
馬「シャルちゃん、隠れててくださいね」
シャル「うん、気をつけてね」
マスターを物陰に隠し自身は爆風をくぐり抜けながら歩を進めていく
ケリン「一気に行くぜぇぇぇえええ!!」
ミサイルがランサーの周囲の建物を倒壊させ大量の瓦礫を降らせる
視界を塞ぎ更にその上からいくつものミサイルを叩き込み爆破する
司「やっ……てねえよなあ、来るぞ」
馬「『其は馬の終焉に値せず』」
爆炎と瓦礫をすり抜けたランサーが数十人に分身し一斉に大地を駆ける
更にランサーに魔力が流れ込みアーチャーに一気に迫る
司「あっちも令呪か!」
ケリン「下がるぞ、近づかれたら危ねぇ!」
逃げるアーチャー、追うランサー
ミサイルは躱されるが追いつかれはしない
千日手に見えるかもしれないがランサーを令呪で強化している以上長時間この状況が続けばそのうちミサイルを躱しきれなくなるだろう
馬「シャルちゃん、」
シャル「準備は出来てる、行くよ!」
ランサーが転移する
アーチャー達の眼前に突如として現れその槍を突きつける
ケリン「下がれ司!」
アーチャーはマスターを庇いつつなんとかライトセーバー型ミサイルで槍を受け流す
しかし更に彼らが立つ建物の屋上が内部から炸裂する
司「うぉっ!?」
バランスを崩し屋上から地面に落ちる
悪魔が内部から現れアーチャーとそのマスターを分断した
ケリン「司ぁ!」
アーチャーは一人のランサーに押し込まれている
分身した残りのランサーと悪魔が無防備になったアーチャーのマスターに迫る
アーチャーの攻撃方法の都合上ここから彼に迫る敵を迎撃すれば彼まで巻き込んでしまう
司「ケリン!やれ!」
そんなことは気にもとめない
彼の右手の令呪が再び輝く
ケリン「うぉぉぉおおおおお、ぶち飛ばしていくぜぇぇえええええ!!!!」
アーチャーがミサイルを撃ち放つ
轟音とともにミサイルが地面に突き立つ
その爆炎はマスターごと巻き込んで周囲一体を炎に沈めた
シャル「そん、な、頭、おかしいんじゃないの!?」
馬「馬鹿な、こんなことが」
司「令呪一画で攻撃一回回避……割に合わねえと思ってたがそうでもねえみてえだな」
令呪を魔力源とした幸運魔術がトンネル効果を引き起こし必然的に彼には焦げ一つ着いていなかった
一方ランサーは分身のほとんどが消滅し残る数体もかなり傷を負っている。マスターに至っては悪魔化の限界が過ぎしばらくは能力が使えない有様になってしまった
馬「まだだ、まだ……!」
ばあちゃる、信姫から没収して隠し持っていた火縄銃で司を狙撃。
出血多量で意識を失い、ケリンは令呪のサポートが受けられなくなる(放っておくといずれ死に至る致命傷)。
島村シャルロット、プロデューサーとマスターでヤマト イオリに勝利を捧げるべく最後の令呪を使用。ばあちゃるが突貫する。
42突貫
馬「ぐ……」
ケリン「これで終わりだぜ」
倒れ伏した二人を高みから覗きながらミサイルを構える
ケリン「言い残したことがあるなら聞いとくぜ?」
馬「……い」
ケリン「あ?」
馬「詰めが甘い」
突如ランサーがどこからともなく火縄銃を取り出し倒れたまま即座に引き金を引く
内部の火薬が炸裂し丸い弾が超高速で発射され天界司を貫く
司「ぐぁっ……!?ぅ、しまっ……」
右胸部に被弾し肺を完全に撃ち抜かれた司は痛みと出血のショックで気絶してしまう
ケリン「司ああああああああぁぁぁ!」
シャル「最後の令呪、お願い!」
三画目の令呪が輝きランサーの体を修復する
馬「了解、決めてやりますよ!」
今までの動きを取り戻したランサーが俊敏にアーチャーに迫る
ケリン「くっ、生きてはいるみてぇだが出血がやべえ!……許せ司、終わったら謝るからよ!」
そう叫ぶとアーチャーは小型ミサイルの噴出口を彼の傷口に押し当て、瞬間的に焼いて無理矢理傷口を埋め出血を止めてしまった
ケリン「いくぞばあちゃるうううううう!!!」
ここから一歩も引かぬとばかりに立ち上がり無数のミサイルを構える
馬「来い!!!」
ケリン「ぶち飛ばしていくぜぇぇえええええ!!!!」
令呪と想いを背負ったランサーが捨て身のアーチャーを僅かに上回る
ほぼ相討ちに近いが、立っていたのは世界初の男だった
ベルさん、不意打ちで聖杯を横取りしようと考えるも流石にやめておくの巻
43決着
一歩前にいた場所が爆炎で焼かれる
大地を蹴り、壁を走り、瓦礫を飛ばし、槍を投げ、ありとあらゆるものを利用しで無数のミサイルを回避する
縦横無尽に周囲を駆け巡り僅かずつ標的に接近する
平時の彼ならばこれだけの火力を宝具なしに躱し前進するのは不可能かもしれない
だが令呪と聖杯への希望、願い、思いがそれを可能にしていた
ケリン「くっ、こんなところで、こんなところで負けてられるかあああああ!!!」
一斉に放たれた数々のミサイルが彼を包囲するように飛来する
ランサーはそれを上空に飛び上がることでなんとか回避した
ケリン「これで終わりだぁぁぁあ!」
空中に飛び上がったため回避行動を取れなくなったランサーに再び今度こそ前後左右上下全方向から回避不可能なミサイルが突き刺さる
轟音とともにそれらは爆発し心地の良い爆風がアーチャーの髪を揺らす
ケリン「ふぅ……ようやく」
爆炎に焼かれたランサーが地面にボロきれのように落下し叩きつけられる
かと思いきや反転、着地と同時に力を溜め込んだ渾身の跳躍が彼の体をアーチャーのもとに運ぶ
ケリン「っ……まだ宝具を使えるとはな!」
追加のミサイルを撃ち込むが反応が遅れたためランサーにはまるで当たらない
あと僅か数mでアーチャーがミサイルを撃ち込めない圏内に入る
最後の抵抗とばかりに凄まじい数のミサイルが放たれ爆音がもはや連続しているようにも聞こえる
しかしランサーはその全てを躱しきり圏内に侵入する
ここで撃てば自分も巻き込む、それでもアーチャーはミサイルを撃ち放った
ケリン「うおおおおおおお!!」
爆炎が二人を焼いていく
だが二人にはもはや関係ない
己が意地と信念のために炎と風を突き破り走り抜ける
馬「シロちゃん、最後の力を!!!」
ケリン「うおおおお、えるさああああああああん!!!!」
全力で突き出された槍と剣が互いを貫く
馬「…………」
ケリン「…………」
アーチャーが右手に握る武器を取り落とす
ケリン「ちっ、俺の負けか」
ケリン「心底悔しいがお前の勝ちだ……わりいな司」
アーチャーが光となって消滅する
馬「……ぐ、はぁ、はぁ、勝ちましたよ、シャルちゃん」
ばあちゃるが胸を抑え膝を着く
勝利したとはいえ胸部を焼き貫かれ重症を負っている
シャル「動かないで、なんとか治してみるから」
戦いが終わってなお使い慣れない魔術を必死で構築しランサーの傷を治そうとする
ベルモンド「……隙だらけだが、さすがに無粋だな」
撃ち込もうと魔力を込めていた宝石を粉々に砕き、二人を見守る
馬「これで、遂に聖杯が……」
加速安価下
生き残ってるのは
・ばあちゃる(負傷)&シャルロット
・ベルモンド
・ねこます
・司(失神)
・監督役
くらいでいいのか
44聖杯
パチパチパチと乾いた音が響く
あかぎ「おめでとうございます、ばあちゃるさん、島村シャルロットさん。あなた方が第三回聖杯戦争の優勝者、この聖杯を使用する権利を手に入れました」
聖杯が掲げられる
馬「おお」
シャル「おぉー」
聖杯が手を離れ二人の前に浮かび上がる
二人がそれを眺めていると空高くから光の柱が落ち二人と聖杯を包み込む
馬「これは……」
あかぎ「さあ、存分にあなた方の願いを叶えてきてください」
視界が一瞬完全に塞がれたかと思うと次の瞬間には真っ白な何も無い空間に二人は立っていた
目の前に唯一聖杯がただ浮かんでいる
馬「ここは」
シャル「ここでお願いを叶えてもらえるの?」
眼前の聖杯は何も答えない
しかし二人はそれを無意識に確信していた
馬「……」
シャル「……」
何も無い空間に沈黙が続く
馬「さ、先にやっちゃっていいですよシャルちゃん」
シャル「え、えっと、私は後でいいよ、ばあちゃるさん先に叶えちゃってよ」
馬「いやいや、ばあちゃるくんのお願いは結構魔力使っちゃいそうなんでね、先にやって足りなくなっちゃったなんてなったらお互いあれなんでですね」
シャル「なんてお願いするの?」
馬「ばあちゃるくんのお願いはですね、vtuberの皆が今よりもっともっと活躍することなんでですね、世界に干渉するんで魔力いっぱい使いそうですからね。先にやっちゃってくださいね」
シャル「そうなんだ、私お願いなんて自分のことしか考えてなかったな」
馬「それでいいと思いますよ、こんな機会またとないんでね、ぱーっといっちゃって」
シャル「ばあちゃるさんは、自分のお願いとかはいいの?」
馬「ばあちゃるくんはこれが自分のお願いですよ、皆が活躍すれば何より嬉しいですから」
シャル「……そっか、じゃあ私はいいから、この魔力全部それに使っちゃってよ」
馬「ええっ、いやいや急にどうしたんですかシャルちゃん。何でも願いが叶うなんて多分二度とありませんよ」
シャル「私、聖杯にお願いして立派な悪魔になろうと思ってたんだけど、やっぱりそれは自分で叶えなきゃって思ったの。聖杯で無理矢理自分を変えるんじゃなくてちゃんと自分でならないと。それに途中で負けちゃったけど、私はやっぱりイオリンのマスターだし、ばあちゃるさんのお願いならイオリンも活躍するでしょ?そうなれば私も満足だよ!」
馬「……そこまで言うのなら、この聖杯全部、有難く使わせてもらいますね」
シャル「うん、やっちゃって」
馬「聖杯よ、願いを叶えたまえ!」
聖杯に手を掲げると光が再び周囲を包む
あかぎ「無事願いは叶えられたようですね……それにしても随分優しい御二方だ、それでいて信念も強い」
監督役が一人世界に残り感想を漏らす
あかぎ「それにしてもイレギュラーは出たものの、無事完遂出来て良かった」
あかぎ「これでようやく、私たちの聖杯戦争が始められる」
ニヤリと笑い眼下の街並みを見下ろす
あかぎ「ま、世界を作り直してからですけどね」
監督役も世界から消え、誰もいない街だけがポツリと静かに残り続ける
再び戦いが始まるその日まで
vの者で聖杯戦争 【完】
vの者で聖杯戦争、遂に完結となりました
皆さんここまで付き合ってくださり本当にありがとうございました
こないだ聖杯戦争系のss書こうとしていた方はお待たせしました、書いていただけるのなら待ってます
質問等ありましたら答えますので待ってます
明日になったら各陣営のステータスの完全版的なものを張っていきたいと思います
セイバーがキャスターを倒したあたりで作ったサムシングです
彼女たちは敗退してしまいまいたが供養させてください
ばあちゃるのも作ろうとしたんですがどうしても黒幕にしか見えなくなるんですよね
いい構図はないものか
セイバー:ときのそら
筋力B耐久B敏捷A魔力C幸運A宝具A
スキル
対魔力A
カリスマA
魔力放出B+
戦闘続行A
宝具
十三人の騎士(ナイツ・オブ・ラウンズ)対人A
十三人の甲冑を着た騎士を召喚し使役する
一人一人はサーヴァントに敵わない程度の強さ
倒されると聖剣に吸収され再召喚はできない
約束された勝利の熊剣(エクマ・カリバー)対人〜対城B+++
真名を解放することで所有者の魔力を光に変換し直線状に放出する
吸収した騎士の数まで拘束を解除できるようになり、解除した拘束が多いほど威力が上がるが0だと使用できない
願い:みんなと仲良くなること
セイバーのマスター:剣持刀也
与えられた能力:身体操作魔術、顎系統
願い:顎を研ぎ澄ますこと
感想
最初は戦えるのかどうか不安だったが思ったより戦ってくれた
結構この二人は主人公的な動きをしてくれたと思う
性能雑談
終盤ではタイマンだと最強候補になっていた気がする
魔力放出がいろいろ便利だった
聖剣はキャスターの魔法陣をブーストに使ったり自爆する代わりに自分を十四人目の騎士に設定して威力をさらに一段階上昇とか構想してた
ランサー:ばあちゃる
筋力B耐久A+敏捷B魔力E幸運B+宝具B
スキル
対魔力B
千里眼A
戦闘続行B
仕切り直し(負荷締め)A
周囲の負荷を高くして無理やり戦況を改める
宝具
憂美馬(ウビバ)対人B
ありとあらゆるものをすり抜けられる
ただし長時間連続で使用はできない
其は馬の終焉に値せず(インクリージングホース)対軍B
最大数十人に分身しその全てが本体である
願い:vtuberが一層活躍すること
アーチャーのマスター:いわなが
与えられた能力:いわながちゃんになること
願い:vtuberが一層活躍すること
感想
てっきり途中でやられるものだと思っていたら優勝してしまった
いわながはもうちょい何とかしたかったがどうにもならなかった
性能雑談
高い技量と物量を兼ね備えたオールラウンダー
ビームも一人なら何とかなるから質が悪い
スペックによるごり押しで倒すのが一番手っ取り早い
バーサーカーが一番相性は悪いだろうか
アーチャー:ヤミクモケリン
筋力C耐久B敏捷C魔力A幸運D宝具A
スキル
単独行動A
対魔力B
戦闘続行C
直感C
ミサイル作成A+
宝具
黒森人の財宝(ゲートオブミサイル)対軍A
作り出したミサイルを無尽蔵に保管し、何発でも同時に発射できる
願い:えるさんに会うこと
アーチャーのマスター天界司
与えられた能力:幸運魔術
願い:vtuberが世の中に広まること
感想
思った通り暴れまわってくれた
ミサイルの定義を拡張してライトセーバーだの神の杖だの考えていると楽しかった
性能雑談
暇があるほどミサイルが貯蔵されて強くなる
ミサイル一発一発も強力でありランサーやバーサーカーなど素殴りメインの敵には相性がいいがビーム持ちにはまとめて処理されるので相性が悪い
ライダー:ヤマトイオリ
筋力A耐久A敏捷D魔力B幸運C宝具A++
スキル
対魔力D~
騎乗EX
魔力放出(為)A
怪力B
兵装召喚A
兵姫の装備を一部呼び出し扱う
ただし使うごとに人格が兵姫に寄っていく
宝具
無冠の怪物 対国宝具A++
願い皆で楽しく日々を過ごすこと
ライダーのマスター:島村シャルロット
与えられた能力:少しの間だけ悪魔の力を手に入れる
願い:立派な悪魔になること
感想
まさか最初は中盤で倒れるとは
シャルちゃんは大分頑張ってくれた
性能雑談
書いてる最中は強くしすぎたかと思ったが今思えばこのくらいでちょうどよかった気がする
シャルちゃんの悪魔パワーは鯖よりぎり下くらいを想定して作ってた
キャスター:のらきゃっと
筋力B耐久C敏捷B魔力A幸運A宝具A
陣地作成A
道具作成A+
勇猛A
直感B
兵装召喚B
装備をいくつか呼び出す
現代兵器から超兵器まで使用可能
魔術B+
宝具
月影果つる我が光(サテライトキャノン)対人〜対城A
月が出ていなければ使えないかつ満月に近いほど威力が上がる
月の光を受けて両肩の砲塔からネルギーを放出させる
願い
命として確かな存在になること
ねこます
与えられた能力:能力高い身体能力、巨大ポッキーによる二刀流
願い
けもみみおーこくを作ること
感想
色々な役割をこなしてくれた
大抵のことは普通にやってくれそうだったので非常に書きやすかった
性能雑談
高い技量と各種の武器、ついでに魔術まで使える万能選手
あまり魔術と兵装を使わせられなかったのがすこし後悔
セイバーとの闘いは書いてて楽しかった
アサシン:ニーツ
筋力B耐久D敏捷A魔力D幸運C宝具B
スキル
気配遮断B
魔力放出(たけのこ)A
カリスマ(たけのこ)B
宝具
理よ砕け給え(ワールドブレイカー)対人B
願い
たけのこの里の美味しさを広めること
アサシンのマスター ベルモンドバンデラス
与えられた能力:宝石魔術及び幻術
願い
住居不法侵入者と百合に介入してくる男を絶滅すること
感想
闇討ち、マスターとサーヴァントの引き離し、監督役狙い等一番まじめに聖杯戦争をやっていた気がする
性能雑談
宝具がいろいろさせられて非常に便利だった
宝石や幻術もなかなか扱いやすい
バーサーカー:轟京子
筋力A+耐久B+敏捷B魔力E幸運C宝具C
スキル
狂化C
怪力A
静かな狂気B狂化のランクをある程度操作出来る
魔力放出(溶岩)B
宝具
命よ彼の者の如くあれ(デスオブエクスプロージョン)C
建造物の中にいる時のみ使用可能自分がいる空間を少しずつ爆弾に変える
起動することで爆弾を一斉に爆裂する
願い
かわいいを広めること
バーサーカーのマスター:織田信姫
与えられた能力:無数の火縄銃
願い
日本制覇
感想
徹底的に暴れてそのまま退場していった
もうちょっと活躍させてあげたかった感はある
性能雑談
高い筋力、狂化、怪力による素殴り特化スタイル
宝具は令呪を使わないと自滅するのでちょっと扱いづらい
ルーラー:バーチャルおばあちゃん
筋力B耐久C敏捷C魔力B幸運B宝具A
スキル
対魔力A
真名看破C
神明採決A
心眼(偽)A
勇猛B
帝軍式武術A
宝具
燃えろ燃えろこの憎悪(ヤマトダマシイ)対人A
全方位に炎噴射相手を憎むほど強化される
願い
老いぼれに願いもくそもないんだよ!
感想
まさか死んでしまうとは思わなんだ
しかし死に際に罠を仕掛けるしたたかさは流石といったところだろうか
ヌル
妄執の集合体
本来存在できない概念が集まっているのでただ存在できているというだけで他一切を破壊する願望をもっている
しかし膨大な数が集まっているので破壊願望と同時にその他の様々な願望を持っている
また同じ理由で一人称も口調も定まらない
世界から作られたので世界のことは大体知っている(参加者の性能など)
元々は欠片ほどの設定もなかったが唐突に生えてきた
黒幕黒幕と言われていたが沸いてきて暴れてただけなのでそこまで色々企んでいたわけではない
元ネタとは結構設定が違ったりするのでご注意を
ステータス開示お疲れ様でした。
とても楽しかったです。
個人的にはのらそら師弟の対決が好きです。
乙。リアタイは無理だったけど面白かった
次があるなら鯖でアイドル部(AI Doll Unit、つまりは兵姫隊10体が一体の鯖として纏めて現界)とかも見てみたいな
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