安価で登場するVtuberを決めたり、行動する選択肢を選んだりしてFateシリーズの聖杯戦争を行うスレです
安価するキャラはvtuberのみにしてください。できればある程度の知名度があれば助かります
基本的にこちらの出した条件に合わなかった場合安価は1個下に移します
安価スレですが行動の決め方はこちらが出した選択肢から選んでもらう形式となっておりますのでご了承ください
まずはマスターになるVtuber7人を決めてもらいます
マスター >>2〜>>8(被った場合は下にずらします)
このスレはhttp://vt-bbs.com/index.cgi?read=581の続きでは無いので注意してください(書いている人も違います)
「やぁ、監督役補佐として来た赤月ゆにだ。よろしく」
「あ、フォローしてないけどTwitterでRTでよく流れてくる今日が何の日か教えてくれる吸血鬼さんだ」
「……名前だけ聞いてピンと来ていない人にも分かりやすい説明ありがとう。でもフォローしなさい」
「え、えーっと、今自分でも自己紹介してもらったけれど今回僕が色々調べている間に、聖杯戦争内でイレギュラーが起きないか監視してくれる赤月ゆにさんです。だから見かけても襲わないでくださいね」
「一応戦闘能力はあるがサーヴァント相手じゃ防戦一方。他の面々にも周知はしておくけど、キミ達もできれば広めてくれると助かるね」
「オッケーです。色々調べている間ってことはまだ理由は?」
「……まだ理由は判明してません。今回使い魔を送る前に来てくださいましたけれど、次からは使い魔が行くは来なくて結構です。というわけで聖杯戦争にお帰りくださいませ」
「分かりました。じゃあ出ますね」
「……今回のバグの究明は我々監督役の仕事だ。キミ達のやるべきことは聖杯戦争を行うことであってバグの究明ではない。聖杯戦争を円滑に行うためにこちらも手を尽くすから安心して戦ってくれたまえ」
現在地:スモールワールド外
「さてこれからどうしましょうか?」
「我輩行きたいところがあるのだが良いかな?」
「どうぞ」
「昨日お空を飛んでいたときにウエスタンランドでサーヴァント達が戦っているのを見た。流石にもうやってはいないだろうが戦場を見て得られるものがあるかもしれない。そこに行くのはどうだと思う?」
「個人的にはマスターの意見には反対ですね」
「どうしてだ?」
「聖杯戦争で戦うのはサーヴァントだけではなくマスターもです。マスターは魔術師なのだから魔術を仕掛けるのはお手の物。罠が大量に残っていることでしょう。……どうしても行きたいならば出来れば準備してから行きたいところです」
「じゃあ準備してから行けばいいのでは?あずきは別にそれで問題ないと思うんですが」
「いや、わたくしはそれよりも優先するべきことがあると思うんですよねぇ……わたくしが思うこれからすべきだと思うのはシン○レラ城にもう一度登ることです」
「なんで?」
「夜が明けて朝になったということはこれから皆活発に動き出すはずです。それなら上に登ってその活発な動きを見てからでも良いのでは?」
「でもたぶん同じことを考える人はいるだろうし、あっちこそ夜の間に罠を仕掛けられている可能性が高いんじゃ?それに万が一内部でかち合ったら二対一でも不利だぞ」
『うーんどっちが良いんだろね……』
『アンケート行きますか』
【アンケートその6】
『朝イチで行くべきなのは?』
A ウエスタンランド
B シンデレラ城
>>201〜>>205
閃光弾か、火はキャスターが用意するにしてもマグネシウムがいるな
使い捨てカメラ改造しても作れたっけ
安価はA
セリフの識別については一応喋った人物の識別が大事なセリフは誰が喋ったかわかるように一人称を入れたり工夫しています。
ただこれ以上人数が増えたら台本みたいな書き方にするかも
ちなみに一人称は
イオリ・わたし→ヤマトイオリ
あずき→木曽あずき
わたくし→月ノ美兎
我輩→あっくん大魔王
僕→届木ウカ・剣持
私→のらきゃっと・赤月ゆに
俺→卯月コウ
ランサー→ランサー
できちんと分けてたり
アンケート結果!
『朝イチで行くべきなのは?』
→B シンデレラ城
「わたしはシンデレラ城に一票」
「あずきもそう思いますー」
「これで三票です。じゃあお城に行く良いですね?マスター」
「分かった。じゃあ早いうちに行こう」
「そういえばシンデレラ城の入り口って一つじゃないですよね。そっちから行きましょうか」
現在地:シンデレラ城スイートルーム
「大きな風が吹き荒れてますね……」
「うちのライダーが窓を壊してしまったからな……すいません」
「ダイジョウブデス…」
「ライダーに謝ってないから」
「ねぇ、この窓って直せるのかな?ちなみにわたしは直せないよ」
「たぶんキャスターさんが無理ならマスターの二人も出来ないんじゃないですかね」
「巨大な眼で覆い隠すとかなら出来ますよ?」
「夢の国が壊れるので止めてください」
「わたしもキノコで……」
「キノコなら確かにファンタジーっぽいですけれど……絶望的に景観に合わなそうですね」
そんな話をしながら四方を警戒する四人。
数十分ほど経ったときにある物に気がついた
「ん?ホーンテッドマンシ○ンの前に何か……あれって……」
あっくん大魔王が最初に気がついたそれはとても大きくなおかつ動いていた。
そしてその物体の後ろにも同じくらいの大きさの別の物体が連なっており……
「パレードかな?」
「え!?パレード?敵性サーヴァントの陰謀ですか?」
「……従業員がいなくても動くジェットコースターがあるのなら、パレードも普通に行われるのでは?」
「いや、あずきちゃん。それでもこれはおかしい。だって今はまだ朝早い時間帯だ。そんな時間にパレードが開始される?ありえないんじゃないか?」
「うーんあとあずきちゃん。そもそも必ずパレードが行われるなら昨日の夜エレクトリカルパレードも行われているんじゃない?わたし達そんな気配感じてないよね?」
「なるほど。確かにそうですね。……じゃああずき達がこれから考えなきゃいけないことは」
「突っ込むか逃げるかだな」
「その言いまわし何か嫌ですね……調査しにいくか、回避行動を取るかって言いましょうよ」
「わたしパレードがどういうルート通るか知ってるよ」
「!キャスターさんでかしました。マップ出したのでパレードのルート書き込んでください」
「えっとーホーンテッドマンシ○ンからシンデレラ城の後ろを通ってウエスタンランドを一瞬通る。そのままシンデレラ城前の広場を通ってスペースランドに行ってトゥーンタウンに行くはずだから……こんな感じかな」
「オッケーです。まだパレードは始まったばかりですしまだ逃げられますね。逃げるなら……パレードが通らないアドベンチャーランドかワールドバザールに行くべきですかね」
「ワールドバザールはやめといた方が良いかも」
「何で……あぁ、卯月コウくんがいるかもしれないからか」
「じゃあ今アドベンチャーランドに逃げ出すかシンデレラ城前の広場で待ち構えて様子見の二択になりますね」
【アンケートその7】
『パレードがやってきたぞ!』
A 待ち構える
B 逃げる
>>210〜>>214
卯月はやる気ないかもだけど剣持は復讐だけが目的に見えて皆殺しするつもり言ってたし警戒すべきだよな
アンケート結果!
『パレードがやってきたぞ!』
→A 迎えうつ
現在地:シンデレラ城下
「さて、もうすぐパレードが着きますが……何が出てくるんでしょうねぇ」
「お化けとか」
「……お化けってどんなの?」
「そりゃ半透明だったり、全身白や黒の服を着てたり、浮いてたりだと思いますー」
「全身黒……浮いてる……もしかしてあれだったり?」
「へ?」
イオリが指を指した先には、パレードのフロートの回りで踊りまわりときどき宙に浮く、全身黒に近い緑色の服に包まれた何かが二人いた。
上手く服やフードに隠れているのか生身の顔や腕や足が見ることができない
「ウワアアアアア!マジだ!」
「落ち着いてください!マスター。この世界に存在している可能性がある知的生命体はマスター、サーヴァント、魔術で生み出された使い魔、監督役のどれかです!幽霊じゃありませんよ」
「あ、そうか。ふぅ……」
「二人でいるってことはサーヴァントとマスターっぽいけれどここからじゃ判別できないね。……一当てしてきてもいい?」
「何でキャスターさんそんな好戦的なんですか……アナタ敏捷も攻撃も能力低いでしょう……」
「いや、我輩はキャスターちゃんの意見に賛成だ。一当てするのはありなんじゃないか?」
「え?もうちょっと様子を見ても良いんじゃないですか?」
「ここは慎重に行くよりは……!……というかそうは言ってられなくなったみたいだぞあずきちゃん」
「ん?……あっ」
二つの黒い影はまるでこちら側を凝視しているかのように立ち止まっていた。
「……あれはバレてますね。仕方ないですね。試しにちょっと近づいてみますか」
四人が警戒しながら近づいていくと、黒い影達の方もこちらに近づいてきた
身長が低い方は何やら棒のような……武器のようなものを持っている。
「!」
当然四人も身構える。
そして身長が低い方は唸り声をあげたあと四人の方に棒をつきだそうとして……
派手に転んだ。
「えっ?」
四人は何か不意を突くための演技かと考えたが一向にそんな気配はなく。まるで本当に転んだかのようだった。そう思えるのは後ろの方にもう片方がオロオロしているのが拍車をかけている。
ライダーはその様子を疑問に思いながら、目の前の地面に五体を投げ出している黒い影を……
蹴り飛ばしてみた。
「ぶべっ!」
黒い影はギャグ漫画のように吹っ飛んでいき、もう一つの黒い影にぶつかる
「何、攻撃しているんですか……」
「いや、つい。というか先にやってきたのはアチラですし、わたくし正当防衛では?」
「どう考えても過剰防衛」
あずきはそう言いながら追撃に弱めの火術をぶつけた。
そしてそれは黒い影に直撃して熱さに転げ回った
「驚くほど燃えますね。対魔力あるんですか?あれ?」
「うーんえいっ!」
その流れに乗じてキャスターは走り回っている二人の足下にキノコを……自分の真名がバレないように一瞬だけ出す。
すると二人は見事にコケる。
「もしかしなくても……弱いのでは?」
「……やろう!」
「行くぞぉ!」
「袋叩きじゃー!」
あまりの弱さに罠である可能性を忘れ、四人は黒い影達を袋叩きする。
数十秒後、黒い影達は袋叩きの状態から抜け出し、一目散に逃走を開始した。
「逃げた!」
「深追いしない程度に追いましょう!」
黒い影達はパレードを逆走して逃げまどう
当然四人も追うが中々捕まえることができない。
「すばっしっこいっなっ!」
「そろそろ、捕まってくれると、ありがたいん、ですけれどね」
体力があまり無いマスター達が音をあげ始めた頃、辿り着いたのは
「出発地点……ですか」
あずきはホーンテッドマンション内に逃げ込む影達を見ながら呟いた。
「あずきちゃんこれ以上の深入りは危険だ……」
「勿論わかってます。よく考えたらあの黒っぽい緑の服、あれってホーンテッドマンションのキャストが着ているやつですよ。明らかにここが根城です。ここは一時撤退して様子を……ってあれ?キャスターは?」
「あ!ライダーもいない……もう中に入ったんじゃ!」
「……そうみたいですね。仕方ないです、行きますか」
現在地:ホーンテッドマンシ○ン
〔紳士並びに淑女諸君、ホーンテッドマンションへようこそ。私はこの館の主、ゴーストホストである。もう引き返すことはできませんぞ〕
「うわっ!」
「アトラクションのセリフですよ。落ち着いてください。それと二人の反応が近づいて来てますからここで待ちましょう」
「……あービックリした。確かのこの部屋は気がついたら天井が伸びていて、首吊り死体があるんだっけ?二人がこっちに来てるならさっさとその演出が来る前に抜け出そう。……それと我輩、このアトラクションに一つ疑問があるんだけど質問して良いか?」
「なんでしょうか」
「なんか外装とかがハロウィーンとクリスマスのものがごっちゃになってたんだけどアレって?」
「ああ、あれはホリデーナイトメアーの間だけ行われるやつですね。パンフレットの方に書かれていました。はいどうぞ」
「ありがとう。……へぇ、ハロウィーンからクリスマスシーズンの間に行われるのか。ということはこのパークはそれくらいの時期をモデルにしているのかな?」
「あ、マスター先走ってすいませんでした。アレは見失いました」
「あ、お帰りなさい。では帰りましょうか」
「深入りは危険だからな」
「うん。そうだね……なにか聞こえない?」
「……本当ですね。これは歌?」
「♪♪♪」
「これはナイトメアビフォアクリスマスという映画の曲だよ」
「!!」
四人の目の前に現れたのは二人の黒い影。かなり近い位置にいるのに関わらず部屋の暗さが原因かは分からないが顔を見ることはできない
どう行動を取るのが最善手なのか。思考の堂々巡りとなり、行動することができず、結果四人とも全力で警戒しながら黒い影を見つめる。
イオリは切羽詰まった状況に、テレパシーを解禁した
『二人とも聞こえる?イオリのテレパシー能力です』
『聞こえますよ。イオリさんこんな能力持ってたんですね』
『うん。これを使えば全員一斉に行動を取れるけれどどうする?』
『……とりあえずは現状維持するしか無いんじゃないですかね』
『……我輩はこのテレパシーが傍受されるのが心配なのだが大丈夫なのか?』
『うん。わたしのスキルにそういうのを妨害するのがあるからそこはへーき。あずきちゃん魔術探知どう?』
話に参加していないあずきは魔術探知を使って魔術の気配を探っていた。
『……たぶんまだ特に魔術を仕掛けられてはいません。罠も張って無いですね。当面は問題無いかと』
「あれ?もうちょっと質問が来るかと思ったんだけどなー。そこのベールに包まれた謎のスーパー美少女は誰だー!とか」
「ベール被っているからそもそも女かどうかすらわかりませんよ」
歌が流れる中、この部屋の中にいる六人は誰一人として動かない
「あーなるほど。自己紹介しなきゃダメってことですね。さて改めましてみなさん。私たちの本拠地にようこそ。さっきはボコスカやられたけれど、ここで攻撃してこないでくれたら水に流してここを案内しましょう♪じゃあ早速私の自己紹介をします」
〔フフフフフッ・・・慌ててももう遅い。果たして諸君はこの部屋から出ることができるかな?〕
音楽の裏で本来のこのアトラクションのセリフが流れ、本来の演出通り、更に部屋が暗くなった。
「私はこの聖杯戦争でのアーチャーのマスター」
『明らかに声は女性だしチャイカさんはアーチャーのマスターでは無かったんだね。……ん?そういえばこの声、聞いたことあるような……!!』
〔最も私ならこうやって出るがな!〕
そのセリフとともに天井が雷でライトアップされ、首吊り死体が現れる。が、三人は黒い影を見ているため見向きもしない。
「私の名前は……キズナアイです」
ただ一人だけ、その瞬間を待っていたかのようなタイミングで雷鳴とともに黒い影が自己紹介を終えた。
その瞬間、
なんの前触れもなくあずきの頭が地面に衝突した。
「あずきさん!?」
すごいスピードで頭を地面に……まるで頭の上に植木鉢が落ちたかのように打ち付けたあずきを心配してライダーが駆け寄る。
そのマスターであるあっくん大魔王もあまりの突然さに冷静さを失っていた。
それゆえ、それに気づけなかった。
「あっくんさん危ない!」
イオリがそう言った瞬間、あっくん大魔王の体が横殴りされたように吹き飛ぶ。
先程と同様、吹き飛ばされる一瞬だけ何やら武器のようなものが見えたものの一切前触れが無かったが、イオリは予知能力のおかげで攻撃を喰らう寸前にキノコをあっくん大魔王に生やし、致命傷を防いだ。
……勿論、同様の処置をあずきにも出来たおかげであずきも致命傷を免れている。
「直感スキルかな?不意打ちが効かないのは厄介だね」
『ライダーちゃん宝具使わなくても水って出せる?』
『出せますけど』
『なら霧を出してくれない?』
『あ、例の作戦ですね。わかりました』
イオリはテレパシーでそう言いながら、持っていた小麦粉をぶちまけた。
そして霧の待ち時間に迷わず宝具を開放した。
「宝具開放。『現代文化を召喚します(イオリンイリュージョン)』……赤いおじさん。勝利宣言犬」
イオリがスマホを目の前にかざすと赤いおじさんがあずきとあっくんを守るように現れ、勝利宣言犬は現れた瞬間にキズナアイの後ろの黒いローブに突進を仕掛けた。
「ありゃりゃ……マネキンだったのばれちゃったかー」
キズナアイの後ろにいたのはただのマネキン。ダミーだと分かった。
「……偽者だって早く気づければ、透明人間に不意打ちは喰らいませんでしたねっ!」
それを見ながらライダーが手はず通りに霧を出す。
すると
「……あーあタネがばれちゃった」
空中にマントのような形状のものが小麦粉が付着して浮かび上がった
『みとちゃん。そろそろ逃げるよ。イオリはあずきちゃんを抱えるから、みとちゃんはあっくんさんを抱えて』
『一旦二手に別れた方が良いかもしれませんね』
『うん。そっちの方が良いかもね……でもその場合集合はどうするの?』
『……3時にハニーハントで』
『OK。じゃ行くよっ!』
その合図に合わせて赤いおじさんは腕を振り回しながらアーチャーに突撃する。
その間に二人は倒れている自分のマスターを救出してイオリはアトラクションの順路に、ライダーはアトラクションの出口に向かって走り出す。
「うわぁ!つよっ!この攻撃力相手じゃ宝具を使わないと不味いよ〜マスターさん?宝具使って良い?」
「……ダメかな。さっき不意打ちに使った第一段階までなら良いよ!」
「はーい!」
イオリは途中にあるアトラクションの途中にある避難用出入口から外に抜け出した。
「うーんこういうときあずきちゃんが起きていればなあ」
あずきは未だに気絶している。いくらキノコで防御したとはいえ、威力を削ぎきれる訳がなく、血も流している。
「早くどこかで看病しないと……ディズニーランドには救護室があったよね?どこだろう?」
イオリはあずきの服のポケットからマップを取り出して確認を始める
「アドベンチャーランドとワールドバザールの間かぁ……どっち側から行くべきかな?アドベンチャーランド側からだとパレードには当たらないけどウエスタンランドの例の戦場の近くは通る。ワールドバザール側だとパレードを突っ切ることになる上にコウ君と会うかも……」
【アンケートその8】
『救護室に行かなきゃ!どっちのルートで行く?』
A ウエスタンランド→アドベンチャーランドを経由するルート
B シンデレラ城下→ワールドバザールを経由するルート
>>228〜>>232
【A】にしとこう…
A→基本的に卯月が滞在、セイバーはいないかもしれないが現状を把握され治療中に襲撃される可能性あり
B→セイバー、ランサー、真アーチャー?、と遭遇する可能性あり、いずれも危険
【アンケートその8】
『救護室に行かなきゃ!どっちのルートで行く?』
→B シンデレラ城下→ワールドバザールを経由するルート
現在地:シンデレラ城下
あずきを背負い、救護室へと向かうイオリ。だが現在足止めを喰らっていた。
「あそこに居座られていると困っちゃうなぁ」
隠れて様子を伺うイオリの視線の先には……彼女が始めて見るサーヴァントとマスターがパレードを見物していた。
「サーヴァントは女の子で、マスターさんの方は社築さん……だっけ」
イオリは小声で呟くが返答してくれるあずきは未だに気絶している。
「遠回り、パレードが終わるまで待つ……色々方法は思いつくけど。アンケートしてみようかな」
イオリはスマホを取り出し、アンケートするために文字入力をしはじめた。
当然スマホを入力している間は監視がおざなりになる
そのせいで彼女は気づかなかった
「動かないでくださいね?」
「!!」
いつのまにかイオリの目の前には、先程まで社築の隣に立っていたサーヴァントがいて、光の剣……ビートセイバーの剣をイオリの方に突きだしていた。
「うちのマスターさんがあなたさんに質問がしたいらしいんですよね。……今から訊ねる質問に正直に答えてくださいね?そうしてくださるなら場合によってはよしなに逃がしてあげましょう」
逃げも攻撃も難しい状況だと判断したイオリは素直に質問に答えることにした。
「……わかりました。それで質問って?」
「ずいぶん冷静ですね。では早速、そのスマホは此処で調達したものですか?」
「違うよ」
「じゃあ宝具ですか?」
この質問に正直に答えるのは躊躇したが……嘘を言ってどうにかなるとは思えなかったイオリはこれもまた正直に答える。
「……はい」
「……あなたさんが死んだらスマホ宝具はどうなります?」
「消えます」
「……なるほどぉ。良かったですね。命拾いしたようですよ?」
「え?」
「足速いですねぇセイバーさん。結構距離離れてましたよね?」
問答をしているうちに社築がやって来たようだ。
「サーヴァントはそれが取りえですし。というか先に探知したのはマスターさんじゃないですか」
「まぁそれがこちらの唯一出来ることだからね。それよりどうだった?」
「どうやら協力してもらわないといけないようです」
「へぇなるほど。じゃあ……救護室に行きますか」
「へ?」
現在地:救護室
「それで何でわたし達を助けたんですか?」
「……単刀直入に言うとその宝具を貸して頂きたいからですね」
「流石にそれは……」
宝具はサーヴァントの命。一度Twitterはログアウトしておいたのでこのせいで真名を暴かれる可能性は低いだろうがそれでもそう簡単に易々と渡せるものでは無い。
「あぁ、大丈夫。外の世界と電話したりメールをチェックするのに使いたいだけですから。すぐ返しますし、なにか細工するということもありません。……というかここで拒否権があると思っているんですか?」
そもそも拒否すれば一瞬で命を刈り取られてしまう状況で取れる選択肢は一つしかなかった。
「……わかりました」
「ありがとうございます!早速電話しなければ……もしもし社ですけれども……」
「社会人は色々大変なんだよね。うん」
(特に壊したりする様子も無いし、本当にスマホを借りたかっただけなのかな?)
「ところでキャスターさんのマスターは何でこんなになっているんですか?」
「それは……宝具を返してもらってあずきちゃんも起きたら教えます」
数十分後
「ホーンテッドマンションで透明な自称アーチャーに襲われた……なるほど」
「じゃあ説明もしたし、あずきちゃんも起きたし、宝具も返して貰ったんで帰りますね」
『じゃあいこっか。あずきちゃん』
『あずきが気絶している間に色々あったんですね』
『うん。もしかしてあずきちゃんならもっといい方法が思い付いたのかな?』
『いや、これ以上は望めないと思いますよ?明らかにこの二人は強いですし、セイバーと言っているのが本当にそうならあずきを背負った状態では逃げることも叶わなかったでしょう』
「……ちょっと待ってください」
「……まだ何かあるんですか?」
「はい。端的に言いましょう。我々の望みは対アーチャー同盟を一時的に築くことです」
「対アーチャー同盟ってことは……倒すまでの協力関係ということで?」
「はい。透明で不意打ちしてくるサーヴァントは『こちらのカモ』です。どうです?手を組みません?アーチャーを倒しましょう。勿論ここからは対等な関係です」
「……どうしてカモだと?」
「うちのセイバーは不意打ちがほぼ効かないスキル持ちです。特に背中からの攻撃は必ず防げます。それなら透明化に頼って不意打ちしてくるヤツはカモでしょう?」
「なるほど。もしそうならそうですね。……でも何であずき達の協力が必要なんですか?そんなスキルがいるなら二人だけでも行けるのでは?」
「透明化しているのが本当にアーチャーならば透明化とは別にアーチャーらしい攻撃手段……宝具を持っているはずです。いくら不意打ちが効かなくても距離を取られて力押しされれば勝てません。だからサポートが得意なキャスターの力を借りたい。一度見敵しているのも協力を願いたい理由だ」
『どうするの?』
『彼らの口振り的に自称アーチャーを倒すまでの協力関係のようですし、集合時間までかなり時間が空いています。……信用さえが出来るならアリかと』
『そうだね……そういえば二人には言って無いんだけれど透明なアーチャーさんは木のハンマーみたいなのを持ってたよ』
『ハンマー……真名が気になるところではあります……あ、こちらの協力条件にしますか。真名』
「協力をするとしたら……そちらの真名を教えていただけないと困るんですけど」
「勿論構いません。教えますよ。その代わりそちらの宝具をまた貸して頂きたい」
「それは構いません。ではちょっとだけキャスターと話をするので待ってください」
『宝具貸すのはOKなの?あとなんで真名?』
『壊されても再錬成できるんですから大丈夫です。真名を条件にした理由は……剣持さんが気になるからですね。あっちがセイバーかと思っていましたが……違うんでしょうか』
【アンケートその9】
『セイバー陣営との一時共闘する?しない?』
A する!
B しない
>>241〜>>245
直接戦闘できる仲間ができるは心強いしA
二人目のセイバーとは謎が増えてきたな
クラスが混じってるっぽいし自称してる可能性が高そうだけど
ビートセイバーといえばおめシスが思い浮かぶけど感知の類のそれがあったっけ
ビートセイバーやってるvtuberはいっぱいいるからなあ
逆にこのセイバーが透明アーチャーと先に密約を結んでいて罠にはまる、という可能性が思い浮かんだのでB
A
拙僧、最弱のキャスターで最優のセイバーと戦いとうない!!媚びる!断固、媚びる!!
和風口調のビートセイバープレイヤーとなると朝ノ姉妹とか?
木槌は壺?もちひよのダルマ落しの可能性もあるけど…
ついでに剣持が狂鯖の可能性でてきたか?
途中でイオリに対する呼び名がキャスターになっているのはあずきを救護室運ぶ最中にイオリが二人に教えたからです
アンケート結果!
『セイバー陣営との一時共闘する?しない?』
→A する!
「分かりました。協力しましょう。では真名を教えていただけませんか?」
「分かりました。どもどもどもーオメガってる〜?おめがレイです!」
「……あからさまな嘘付かないでください。そんなロリ体型でおめシスはないでしょう」
「あ、バレました?……上にいるヤツを騙そうかと思ったんですけどね」
「上?……え?赤月さん?」
四人が見上げた先には赤月ゆにが空を飛んでこちらにやって来ていた。
「やぁ、キミ達。そちらの二人ははじめましてかな?副監督役となった赤月ゆにだ。なので敵ではないし、公平に動くからキミ達の真名を知っても風潮しないから大丈夫だ」
「ゆにちゃんだー!何しに来たの?」
「……こちらの不手際があったことの報告だ。全員にとって大事なね」
「……それはつまり私とセイバーにも関係あるってことかい?」
「その通り!では、さっさと説明を済まそう。今回の聖杯戦争は主要7クラス。つまりセイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカーのクラスのみで構成され、他のクラスは出てこない。って最初に私たちは通達した。んだけど……」
「……わざわざそういうってことは?」
「そう、別のクラスが混ざりこんだようだ。サーヴァントの数自体は七騎で変わらないけどね。これは間違いなくこちらの不手際だから現在必死に色々調べている監督役に代わって私が説明のための行脚しているというわけさ」
「何が代わりに入って何が代わりに抜けたかとか分かるんですか?」
「それはまだ調査中だ。私も個人的な感情ならエクストラクラスを無理やり召喚したマスターを一発蹴り飛ばしてやりたいね。とりあえずセイバー、ランサー、アーチャー以外の四騎の内どれかが抜けて代わりに何かが入ったってことはわかる。とりあえず私はまた別のマスターに伝えに行くよ、じゃあね」
「調査頑張ってくださいね」
現在地:カリブの海賊
「さて、ここで早めの昼御飯を食べながら作戦会議をしようか」
「分かりました。じゃあキャスターお願いします」
「スマホだね。はい」
「なんでスマホを?」
「外の世界の人達に意見を出してもらうんですよ」
「文殊の知恵どころじゃなく有用そうですね」
「で。今度こそサーヴァントの真名教えてください。ちなみにこっちのキャスターの真名はヤマトイオリです」
「ああ、シロさんの後輩の……分かりました」
「自分……いや、わらわの真名は……バーチャルのじゃロリ元YouTuberおじさんのねこますでーす」
「超ビッグネームじゃないですか……あぁ、だからさっきまでほとんどねこますさんが喋っていたんですね。口調を印象付けてミスリードを誘うために」
「オオ、よくわかったね。ねこますさんはのじゃー口調とかわらわって言う喋り方のイメージが強いから、ですます口調の方なら真名を誤魔化しやすいかなって。ちなみに私が敬語をねこますさんに使っているのは……わかるでしょう?」
「分かります。レジェンドですからね」
「自分はもう引退しているんですけどね……」
「……そんなねこますさんに大変残念なお知らせがあります。おそらく今回の聖杯戦争……のらきゃっとさんとシロさんのペアがいます」
「……マジ?リ、リタイアしても良いですか?社さん」
「却下です!私はハッカドールの復活を聖杯に願うんだあああああああ!リタイアなんてできません!」
「聖杯でもそれは叶えられませんよ!というかさっきは『終わりはしょうがないし別のこと願う』って言ってたじゃないですか!」
「うるせぇぇぇぇぇ!知らねぇぇぇぇぇ!借りたスマホでハッカドール観てたらやっぱり願わずにはいられなかったんですよぉ!」
「落ち着きました?」
「落ち着きました。今の私は賢者です」
「じゃあ、会議再開だね。今の話はどうやってアーチャーを攻略するか……だよね」
「まずホーンテッドマンションにまだ居るのかどうかっていう話だな」
「あそこを拠点にしているようですし、そう簡単に変えてはいないんじゃないですか?」
「そうですね。あちらの手口は音楽とマスターが気を引いている間にアトラクションの仕掛けである伸びる天井にぶら下がって、タイミングを見計らって急降下し、襲いかかるという方法ですから。いくら透明化の種がバレたといっても不意打ちには自信がありそうですし、たぶん移動はしてないかと」
「でもさー私たちが行っちゃうとさ、警戒されて遠距離攻撃に切り替えられちゃうんじゃない?」
「そうだなぁ。なら黒いローブでも被れば良いんじゃないか?」
「変装ですか良いと思いますー……あ、そろそろあちらの世界の方にも意見を出してもらいます?」
「お願いしますのじゃー」
「あ!ねこますさんの生のじゃだ!やったー!」
【視聴者会議その3】
『対アーチャー!』
自由に書いてください
それを二人が読むことによって後に取れる選択肢が増えたり、展開が変化したりします
対アーチャー以外の話でも結構です。ゆに様が言っていたエクストラクラスの話とか
何か分からないことがあれば質問もオーケーです。二人が答えられるものなら二人が、答えられないものなら作者が解答します
キリが良いと判断したら続きを更新します
既にライダー陣営と協定は組んでるし最優鯖は怖いので隙きがあったら倒しておきたい
…倒しても報告しなければライダー陣営との協定キープできるかな?
キズナアイの鯖はマントと木槌からもちひよこでほぼ確定
マイクラ動画が無いことを考えるとアーチャー宣言はブラフの可能性が高いね
適正クラス配置されない不具合を考慮して攻撃手段でクラス判別すると暫定でこんな感じかな?
社築組:セイバー
ノラキャット組:ランサー
チャイカ組:アーチャー
あっくん大魔王組:ライダー
木曽組:キャスター
キズナアイ組:アサシン
良く分からん卯月組はアヴェンジャーじゃ!(安直すぎ?)
社畜タイムリーな願いで草
刀也がアヴェンジャーあたりだったりするのかな?やけに委員長恨んでるし。確かアヴェンジャー自分で魔力どうにかできるスキル持ってたよね
アーチャーは透明化するのと火力出せる宝具があるっぽい?くらいかな
透明化自体はセイバーもいるし対策はいくらでも出来そうだから問題ないかな
キャスターが来るの見られたら二度目はあっちも警戒するだろうしキャスター達が隠れてセイバーが突入、不意打ちくるを防いで二人がかりで倒すかキャスターが見つからなければマスター狙ってもいいのかも?
>>251
もちひよこのダルマ落とし木槌じゃなくてフレイルだったわ…ww
透明マントはもちひよこ由来だと思うんだけど木のハンマーってなんだ〜?
ノラキャット組:ランサーの疑問なんですが、
ランサーがシロちゃんだとするとモンハンをベースにした宝具で救難信号を使用して過去に共闘したことある戦士を召喚する可能性ってある?
イオリンが赤いおじさんとかを召喚しているから召喚系の宝具も普通にありそうなので
もしそうならのらちゃんも普通に戦えるし、.LIVE特有の分身でシロちゃん自身も増える可能性があるのに使用する武器が違う戦士まで複数増えるとなると対処がきつそう
魔力切れものらちゃんなら月の光や周りの遊具や建物を食べてエネルギー摂取できるからほぼ心配なさそうだし
対キズナアイ組
透明化は透明マントによるものであり物理干渉を防ぐタイプではなくて不可視化するタイプ
小麦粉や水の付着で可視化できるし物理的な干渉でも探知や阻害が可能だと考えられる
想定できる能力は透明化の他に創造系能力(3Dクリエイター)、体型変化能力(大人バージョン)、大雑把な予知能力(人生2周目)あたりかな
>>255さんへの回答はできません
そもそもまだランサーはシロちゃんと確定したワケではありませんし
「なるほどアーチャーって言っているのはブラフで本当はアサシンの可能性が高いか……」
「そうだとしたらなんでアサシンってわざわざ嘘言ったのかな?」
「そりゃ、アサシンって言ったら不意打ちを警戒されちゃうだろう?逆に言えば他のクラスを言えば警戒されにくいっていうワケだよ」
「うーんなんで他のクラスの中では不意打ちが警戒されそうなアーチャーを選んだんだろ?……まぁ良いや。どうやって突入するの?」
「キャスターさん達が隠れて私達が突入で良いんじゃないですか?キャスターさん達は別方向から侵入して貰ってマスターを狙う感じでどうでしょう」
「セイバーさん達がアサシン相手に時間を稼いでいる間にあずきたちがマスターをっていう作戦ですか。アサシン相手に暗殺とは随分とおもしろいですね」
「中々おもしろい意趣返しでしょう?まぁ倒せそうならば二人を待たずにアサシンの方をさっさとやっちゃいますけどね」
「なるべくパパッと終わらしたいですし、そこは構いません……不確定要素が聖杯戦争に混じっているようですし」
「不確定要素……あ、エクストラクラスのこと?……剣持さんっぽいみたいだけどどうなのかな?」
「こちらにセイバーさんがいることですし、こっちが本物ならあちらは偽者ってことですよ」
「もう一人セイバーっぽいのがいるなんてね。私達最初の方はずっとホテルで休んでたから全然他の人と遭遇してないから情報レースで遅れてるな」
「マスターゲーム開始時点で睡眠不足じゃったからね。社畜は辛いのじゃ」
「そういえば暫定アサシンの真名ってもちひよこさんなんでしょうかね?」
「うーん透明マントと木槌を使ってたんだっけ?透明マントはもちひよこさんっぽいけれど木槌なんて使ってたっけ?モーニングスターならわかるんだけど」
「みんなさんは壺おじのハンマーなんじゃないかって言ってるね。壺おじやってるかどうかわかればもちひよこちゃんで確定じゃない?」
「あー確かウカ様と一緒に壺プレイしてるの見たことありますよ」
「壺って同時に遊べるんだ……知らなかった……」
「じゃあもちひよこさんだと仮定して透明マントとかの対策考えようか」
「セイバーさんの不意打ち無効で良いんじゃないの?」
「わらわ不意打ちは防げても別に透明な相手が見えるってワケじゃないですから攻撃できませんよ。相手の位置を判断する方法は欲しいですね」
「となるとやっぱり小麦粉が必要ですか……補充が必要ですね」
「話に聞く限りは透明になる以外は普通のマントっぽいから小麦粉以外にも色々やれそうだけどね。」
「まぁ、一度成功している小麦粉が一番手っ取り早いですし、対策も難しいでしょうから小麦粉で良いんじゃないですか?というわけで調達しに一度ワール○バザールに行きましょう」
「あ、もうなくなっているのか。じゃあ行かなきゃダメか。行動開始!」
「あ、待ってください!作戦の成功を祈ってー『お手を拝借』」
scene05≪永遠に刻まれた烙印≫
現在地:ホーンテッドマンション非常口前
「やっと着きましたね。さて、あとはあっちの合図を待って突入するだけです」
「わたしのテレパシーが届けばさ。もっとこの作戦も簡単だったと思うんだけど……」
「残念ながらそんな遠くまで届かないみたいですからね。あずきの魔術探知を使った一方通行の連絡手段を取るしかなかったと思いますー……反応が来ましたね」
「じゃあ突入だね」
イオリはなるべく音を立てないように非常口のドアを開けた。そのとき
ドゴォン!
イオリ達からそう遠く無い、けれど見えない場所から轟音が響いた。
「今の音は!?」
突然の出来事に動揺するイオリ。それに対し、あずきは音の発生源との距離、砂ぼこり、魔術探知などから何が起きたかある程度判断をつけることができた。
「……おそらくホーンテッドマンションの建物の壁が内部から吹き飛びました」
「えっ!?内部からってことはもしかして社築さん達が!?」
「その可能性は高いですね……どうします?音の方に行きますか?」
「え!?ど、どうしよう?作戦通りに動いた方が良いのかな?」
「穴が開いた付近が戦場だと思うので見に行ったら奇襲失敗のリスクはあります。けどもしセイバーさん達のピンチだった場合、今行かないと間に合わない可能性もあります。一長一短ですね」
【アンケートその10】
『予期しない出来事が!どう動く?』
A 非常口から突入!
B 轟音が鳴った方へGO!
>>262〜>>266
もうAで決定しとるやんけ!
今の不確定要素で社築とキズナアイが裏で組んでる可能性もほぼ消えたし安心して漁夫の利が狙えますなぁ…
作中で非常口の位置を明確に描写しないのは作者が非常口の出口がどこだか知らないからです(入り口はアトラクションの途中で見える)
アンケート結果!
『予期しない出来事が!どう動く?』
→A 非常口から突入!
「やっぱり作戦通りにしようよ」
「そうですね。行きますか」
現在地:ホーンテッドマンション内部
『アトラクションが動いているのに乗らずに逆走……なんかすごく違和感あるね』
『こんな機会二度と無いでしょうし楽しむくらいの気持ちで行きましょう。……そもそも夢の国を殺しあいの舞台にしている時点で悪趣味極まりないと思いますけどー』
『た、たしかに……そういえばアーチャーさん?アサシンさん?ってもちひよこちゃんかもしれないんだよね……デ○ズニー好きで有名じゃなかったっけ?』
『人がいないパーク、勝手に動くアトラクション……都市伝説みたいでおもしろいじゃないですか。デ○ズニー好きならきっと楽しめますよ。少なくともあずきはとっても楽しいですね。せっかくですし七不思議の再現とかしてみたいですね』
『悪趣味なのしかできないから止めとけ止めとけ』
『……ん?だれっ!?知らない声が急にテレパシーに割り込んできたよ!?』
『イオリさん。きっとホーンテッドマンションの1000体目の幽霊です』
『ええええええ!うそぉ!』
『嘘にきまってるだろ。私は幽霊じゃないぞ』
『否定するヤツほど怪しいって言いますよね』
『じゃあやっぱり幽霊?』
『だから違うわ。いい加減ボケるのはやめて説明してくれ』
『………………………………動画編集神です。眼を応用して生み出した偵察用使い魔で罠の確認のために先行させてました。戦闘能力皆無なので轟音が鳴った方へは行かせられなかったんですけどこっちなら問題ないかなって』
『ボケようと思ったけど何も思い付かなかったみたいな間やめろ』
『へーあずきちゃんの魔術でこんなのも出来るんだぁ』
『最初はできなかったんですけれど魔術に慣れていく内に作れるようになってました』
『へぇー。サーヴァント顔負けだね。……あずきちゃんみたいに他のマスターさんもこういうことできるようになっているのかもね』
『そうかもしれませんね……さて、編集神。こちらの方に戻ってきて話に割り込んできたということは何か見つけたんですね』
『ああ、本道から外れたところに変なもの見つけたわ。とりあえず着いてきな』
動画編集神に連れられ、進んだ先には強力な魔術で作られたと思われる人一人が入れる大きさの箱が置かれていた
『おっきな箱だー。……これふた部分が無いね』
『暗いから見ずらいけどピンク色でフチだけ色が濃いぞ』
『強い魔力が感じられるので……あちらの秘密兵器か何かですかね』
『これどうするの?』
『隠すか壊すか持っていくかここで時間をかけて何の魔術か分析するか……ともかくそっとしておくのはやめた方が良さそうですね』
『中に入ってみるっていうのは?』
『やめとけやめとけ。箱の中の魔力がどう作用するかわからん』
『パワーアップできるかもよ?』
『まぁそこまでやりたいんなら止めないけどさ』
『うーんとイオリさんアンケートお願いしても良いですか?』
『おっけー』
【アンケートその11】
『魔力を秘めた謎の箱を見つけた……』
A 壊す
B 隠す
C 持ち運ぶ
D 分析する
E 中に入る
>>270〜>>276
えっ!?あぁ…あの箱ね!知ってる知ってる!
そりゃあ【E】を選ぶよな普通!常識的に考えて!
>>271
おそらくアイちゃんのランダムワード生成機
色々とものを取り出せるとしたらむしろ奪ってこちらの戦力にしたいけど逆に居場所も魔力で探知されるだろうから怖いね
とりあえずはDや
わてくしはCカップが好きです
『魔力を秘めた謎の箱を見つけた……』
→E 中に入る
「じゃあ中に入りますか……キャスターさんお願いします。あずきはここで待っています」
「えっ!?なんで一人で!?怖いよー!あずきちゃん一緒に入ろうよー」
「キャスターさんが言い出しっぺですからね。一人が嫌なら動画編集神で妥協してください」
「……分かった。それで良いよ!」
「やめろ!当人のいないところで勝手に決めるな!」
「じゃ、入ろっか!」
「うわっ掴むな!やめろっ!」
「あなたはあずきの僕(しもべ)なんですから命令には従ってください」
「だってー。行くよ編集神ちゃん」
「私には味方がいないのか……」
そんなこんなでイオリと動画編集神は謎の箱の中に片足を踏み入れた
「……えっ?」
「どうしました?」
「床がないよ?」
「床がない?……ってどういう意味ですか?」
「うーん。目で見ると床があるのに足がすり抜け……うわっ!?」
イオリは色々試している内にバランスを崩したのか箱の中に全身が入ってしまい、まるで煙突の中に落ちたかのようにあずきの視界から見えなくなった。
「キャスターさん!?」
あずきは慌てて箱に近づき中を確かめる。
「いない?ゲームによくある実はすり抜けられる壁的なやつですかね?……さて、どうしよう」
慌てていても中に飛び込むほどの勇気と短慮軽率さは無かったあずきは少し考えて
「動画編集神の眼を借りますか」
イオリ達がどうなっているかを確かめてから飛び込むことにした。
「えーっと普通にホーンテッドマンションで……あれ?戦闘している?」
視界に移るのはイオリと、その背景に広がっている戦闘シーン。
「とりあえず石のなかにいるって感じではなさそうですし、入りますか」
一巡したあと、ここに眼をセットだけしておいてあずきは中に飛び込んだ。
「おっと。出口ですか。変な感覚」
あずきは足から飛び込んだのに頭上から飛び出すという変な感覚を覚えながら外に出た。
「あっ、あずきちゃん」
「キャスターさん無事で良かったです。この箱別の箱と繋がっているんですね。云わばワープポイントですか」
あずきの背後には先ほど中に飛び込んだ箱と瓜二つの箱が置かれていた。あずきはこの箱の中から出てきた。
「今、セイバーさんとアーチャーかもしれない人が戦っている最中みたい」
「なるほど戦場からちょっと離れた見えにくいこの位置に箱が置いてあるということは……敗走のときの隠し通路ということですかね」
「残念。外れだよー!」
戦場から少し離れた位置で戦いの様子を覗いていた二人と一匹の前に自称アーチャーのマスターキズナアイが現れた。
「!?」
「不意を打てたと思っているなら大 間 違 い です!だって二人は私がここに招待したんだからね!」
「……どういうこと?」
「この箱いっぱいセット。行き先私の自由。不意打ち嫌だから招待。オーケー?」
「オーケーです。教えてくださるなんて中々の余裕なんじゃないですか?あちら2VS1になってますよ?」
キズナアイの背後には未だ勝負が続いていた。
「余裕というか……そもそも私のこの魔術の説明聞いたところで対策なんてできないでしょ?それにあっちはあれで拮抗しているから大丈夫」
「まぁ確かにその通りですが……それでセイバーはサーヴァントに任せてアイさんは一人でここに何を?」
「何だと思う?」
「不意打ちしてこなかったことを考えるとわたしたちと仲良くしたい……とか?」
イオリは少々冗談混じりに言いながら、戦闘準備を進める。
「不意打ちしなかったのはそもそも不意打ちが聞かない相手だと思ったから。仲良くしたいわけじゃないかなー」
キズナアイはワープ箱をそのまま小さくしたような箱を持って構えた。
『これは戦闘ですね』
『どうする?』
『戦闘に関しては色々詰め込まれているイオリさんの方が出来るでしょうから指示お願いします』
『……あっちに合流するか逃げるなら一度下がった方が良いかも』
≪戦闘開始!【VSキズナアイ】≫
イオリの行動
移動位置
い 前に飛び込む
ろ 位置はこのまま
は 距離をとる
何をしながら?
ニ 宝具展開『赤いおじさん』
ホ 宝具展開『勝利宣言犬』
ヘ 宝具展開『1.3倍シスターズ』
ト 宝具展開『キノコ』
チ 簡単な攻撃魔術
リ 何もしない
赤いおじさん:近接戦闘能力が高いけど魔力消費が大きく、一度出したらしばらく出せない
勝利宣言犬:小さいがすばやく、突進攻撃が得意
1.3倍シスターズ:数が多いが戦闘能力はあまり高くなく。どちらかといえば偵察向け
キノコ:色々な箇所に生やせて防御が高い
あずきの行動
移動位置
A 前に飛び込む
B 位置はそのまま
C 後ろに下がる
何をしながら?
d 簡単な攻撃魔術
e 簡易''眼''を設置
f 動画編集神を使役
g 何もしない
眼:あずきと視覚が同期している魔術。威力は高くないが眼からビームを出したり、涙のような水を出したり、自爆したりできる
※戦闘について※
戦闘は操作できるキャラクター全員の行動を安価してもらってそれぞれの最も投票数の多いものを取る形式となっております
また移動とやることは別の行動扱いとなっているので同時安価でお願いします
安価例:はホCg(イオリあずきともに後ろに下がり、イオリは勝利宣言犬を飛ばす)
>>285〜290
ワープで分断されそうだから
ろヘBe(双方同じ位置でイオリは大量の1.5シスターズあずきは複数の方向を見えるように目を設置)
たぶん下手に攻撃すればこちらにかえって来そうだからキズナアイの選択肢減らすどこに移動してもいいように目を複数の方向から同時にだとたぶん対処できない1.5シスターズの先頭能力は低いけどサーバントじゃないなら十分でしょ
ろホBe
あちらも戦闘になるのは織り込む済みだろうし小回りがききそうな感じで
運が良ければそのまま倒せるだろうし
使用を感知されたから不意討ちにはならなかったけど戦力の分断にはなっていてキズナアイも焦ってるはず!あんな怪しい箱に入ろうなんて普通思わないし!!
それに不意討ちの対抗策として招致をするってことは箱自体に攻撃的な機能は無いと見ていいはずだから逃走目的と判断!
…でもワープによる分断と遠隔攻撃の反射が怖いから直感持ちのイオリはその場で高速アタッカー召喚、あずきは後退と編集神の使用で状況確認に徹する!!
マスター1人なんて絶好のチャンスに攻め込まないで何時攻めるっ!?今でしょ!!
【ろホCf】
ろニBe
そも会ってしまったからには逃げることもできなさそうなので、ならばいっそ押し切ってこの場で倒してしまうしかない
まずはスタンドで言うところの近接パワー型に相当するであろう赤おじを前面に出して力押し、娘には足止めないし誘導のための眼をたくさん仕掛けてもらって、眼で隙を作ったら赤おじ渾身の一撃で決める
イオリはどうする?
【位置はそのまま】→【勝利宣言犬】
あずきはどうする?
【位置はそのまま】→【眼を設置】
「『勝利宣言犬』おねがいっ!」
勝利宣言犬がキズナアイに向かって突進を仕掛けた。
その背後ではあずきが眼の設置をしている。
「小手調べってこと?素早いけど……物量の嵐には勝てないよね!」
そう言ってアイはバックステップで距離を取りながら持っていた箱を目の前に構えた。
箱はなぜか本来上になるはずの開けた面が前面に押し出されており……
「いっけーっ!」
そこから色々な物が大量に勢いよく飛び出してきた。
「うわっ!」
だだっ子が道具箱のオモチャを投げまくるような技で威力は低い。が飛び出してくる量とスピードは馬鹿に出来ず、勝利宣言犬は撃墜。二人も全ては回避し損ねる。
「飛んでくるのが魔術関係ないただの物で助かりましたね……イオリさんにはダメージありませんよね?」
「うん。これくらいじゃあサーヴァントにはダメージ入らないよ。ただ動きにくいし、見にくいし、邪魔かな」
「視界が遮られるのは厄介ですね……強行するにもスピードは落ちますし、一旦下がりますか」
「うん」
≪強制的に後ろに下がった≫
『さてどうする?』
『この位置ならあずきたちが入った箱も手に取れますね』
『えー?箱ってアイちゃんのものだから使えないんじゃないの?』
『分かりませんよ?アイさんはサーヴァントじゃなくてマスターですし、使える強力な魔術には制限があるはずです。案外さっき言ったのはブラフかもしれません』
【VSキズナアイその2】
イオリの行動
移動位置
い 前進
ろ そのまま
は 射線から外れるように斜め前に前進
に 箱を取りにいく(この選択肢を選ぶ場合『何をしながら?』は選べない)
何をしながら?
イ 宝具展開『赤いおじさん』
ロ 宝具展開『1.3倍シスターズ』
ハ 宝具展開『キノコ』
二 簡単な攻撃魔術
ホ 移動に集中する
あずきの行動
移動位置
A 前進
B そのまま
C 射線から外れるように斜め前に前進
D 箱を取りにいく(この選択肢を選ぶ場合『何をしながら?』は選べない)
何をしながら?
e 簡単な攻撃魔術
f 簡易''眼''を設置
g 動画編集神を使役
h 移動に集中する
>>293〜>>297
いハCf
あずき目は撃墜されてないなら目をなるべく設置して陽動もかねてイオリはキノコで守りながら突撃
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