安価で登場するVtuberを決めたり、行動する選択肢を選んだりしてFateシリーズの聖杯戦争を行うスレです
安価するキャラはvtuberのみにしてください。できればある程度の知名度があれば助かります
基本的にこちらの出した条件に合わなかった場合安価は1個下に移します
安価スレですが行動の決め方はこちらが出した選択肢から選んでもらう形式となっておりますのでご了承ください
まずはマスターになるVtuber7人を決めてもらいます
マスター >>2〜>>8(被った場合は下にずらします)
このスレはhttp://vt-bbs.com/index.cgi?read=581の続きでは無いので注意してください(書いている人も違います)
男多い、多くない……?前回のスレもそうだったけれどなんで男が半分以上なんですかね……
あ、サブタイトルがださいのはスレ建て前に前のスレと区別しやすくするためにサブタイトル必要だなって気がついて五分で考えたからです
さて次は誰が主人公になるかです
>>10から>>14までで投票数が多かった人を主人公にします
同率なら決まるまで延長です
二票入ったあずきちが主人公になりました
では続いてあずきちのサーヴァントのクラスを決めます
>>19〜>>23で一番多かったクラスを採用します
クラスは基本の7種でいいのかな?
それであればアーチャー、エクストラ等全部込みならフォーリナーで
二票入ったのでキャスターですね
ちなみにエクストラクラスも含めてのつもりでしたがフォーリナーっぽいVtuberっていますかね?アザトゥさんとかいうまんまクトゥルフ元ネタのVを選ぶか宇宙人Vを選ぶ感じかなぁ
とりあえずクラスキャスターのあずきちの相棒となるサーヴァントを決めます
>>27ですどうぞ!
SCENE0
「今から皆様に来て頂くのは現実のとある場所を再現した夢の世界」
「世界だけ再現したので生き物はあなたたち以外にはいません」
「あなたがたの体も再現したのでこちらでどれだけ壊しても殺しても殺されてもあちらの世界に影響はありません」
「ですから存分にこの聖杯を手に入れるため争いあってください」
「戦いに関する知識などはすでに与えられていると思います」
「普段は扱えない特別な力を楽しむのもいいかもしれませんね」
「そうそう今回は特殊な仕様となっていますのでご留意ください」
「サーヴァントの皆さんにはいつもの姿とは違う仮の体を作りました」
「つまり見ただけでは誰だかわかりません。ので相手の使っているワザを見て誰か当てて弱点を突く……みたいな戦いを味わえます」
「どうしても戦いたくないというならこの世界の一番北にある建物に来てください」
「そこで僕に申請すれば降参ということでこの戦いから抜け出すことができます」
「しかし勝ち残って得られる聖杯はあなたがたの願望を成就させます」
「願いを簡単に叶える機会はそうそうありませんよ?」
「降参はよく考えてからにしてくださいね」
「注意事項は以上です」
「今からあなたがたを夢の世界へ招待します」
「目覚めた時点で戦いは始まっていることにご注意を」
「それでは此度の聖杯戦争、開幕です」
「ああそうだ」
「前作のスレを見ていた皆さん」
「この口上はパクリでは無いですよ?ええきっとそうこれはオマージュです」
「こんな感じに前作ネタが出たり出なかったりするかもしれませんが前作の設定は一切引き継いでおりません」
「以上、今回の聖杯戦争の監督役、届木ウカでした」
「あ、一つ念を押すのを忘れてました。僕は公平な監督役ですのでひいきとかは一切していませんからね?」
SCENE01『出会い』
とある建物の中、木曽あずきはヤマトイオリを召喚することに成功した。
「こんにちは。キャスターのヤマトイオリです。よろしくお願いいたします……ってイオリのマスターはあずきちゃんなの!?」
「あずきもキャスターを召喚したらイオリさんで驚いていますよ」
「イオリもビックリ!イオリが貰った知識によるとイオリはライダーとかフォーリナーとかでも召喚される可能性があるみたいだよ?」
「どこかの世界にはライダーやフォーリナーで召喚されるパターンもあるんでしょうかね……」
「あ!それって平行世界ってやつ?そうそう平行世界って聞いてイオリは平行な世界ってことはずっと交わらない世界のことなのかな?って思ったんだけど、あ知ってる?算数では平行って二つの線が絶対に交わらないときだけに言うらしくて、平行じゃないときは絶対線が交わるんだって!でイオリは紙の上では交わっていないのに変なのーって……」
「イ、イオリさんちょっとストップしましょう。時間は有限ですから」
「あ、そうだね!ごめんね。勝負事は何だって時間が大事だもんね」
「はい。ところでイオリさんは……ちゃんと戦えますか?」
「戦い方の知識が頭の中に入ってきてるから戦い方は分かるし、たぶん躊躇とかもしないと思うから大丈夫だよ!……そういえば気になったんだけれどあずきちゃんはなんでキャスターを選んだの?」
「みなさんが戦ってる中でこそこそと色々出来るかなーと思ったのでキャスターにしようかなぁと、あずき正々堂々とかそんな言葉に興味ないんで……イオリさんが与えられた能力でそういう暗躍って出来ますかね?」
「うーんたぶん出来ると思うけれど……一回見せよっか?」
「この部屋でそれは可能ですか?」
「ちょっときびしいかも」
「じゃあ外で人が少ないところを探してと……予定変更ですかね」
「……予定変更?元々どうする予定だったの?」
「あずきもこの世界に呼び出されてすぐにこの部屋で召喚を始めたので周りの地理に詳しく無いんです。だからまずは探索……と思ったんですけれど仕方ないですね」
「一緒にしたら良いんじゃないの?」
「この拠点から余り長い時間離れたくは無いので一度の外出でする行動は一つだけですかね。どちらもそこそこ時間かかるので」
「探索しとかないとこわいね。能力はいつでも確認できるけど、探索はすぐやった方が良いんじゃない?」
「急に戦闘になったときに能力分からないのは不安ですし先に把握しておくのもありなんじゃないですか?」
「……うーんどっちをやるかむずかしいね」
「……はい」
「あっそうだ!Twitterとかでみんなに聞けば良いんじゃない?」
「えっ?」
「あっあずきちゃんTwitterあまりやらないんだったね……でもイオリがやるから大丈夫だよ?」
「そうじゃなくて、何でスマホ持っているんですか?あずきが受け取った知識ではスマホみたいな端末は持ちこみ禁止、通信手段が欲しかったらトランシーバーとかを現地調達みたいな形式だったはずですが」
「えっ?あっ、これイオリの宝具の一つなの。……もしかしてイオリ不味いことしちゃったのかな?」
「……いや、大丈夫でしょう。これはすごいアドバンテージですよ。他の聖杯戦争参加者はあずき達の相談を確認できないですし……とりあえず試しに聞いてみてください」
「おっけーアンケート出したよ『周辺を探索する』か『能力確認をしておく』だね」
【アンケートその1】
『まず最初に何をすべき?』
A周辺を探索する
B能力確認をしておく
>>36〜>>40
「こんにちは、今この文を読んでいる皆さんに語りかけています。届木ウカです」
「このスレではこんな風にときどき選択肢が発生します」
「指定されている安価の中の投票数が多い行動を採用して物語が進みます」
「ちなみに万が一選択を間違えてバッドエンドを迎えてもScene単位でやり直すことが可能です」
「ちなみにSceneの区切りは投稿者がキリが良いと思ったタイミングで入れます」
「以上、メタ的な説明でした」
次からは過半数突破したら進行するようにしますね。ごめんなさい
ちなみに選択肢ごとにその後の展開をきっかり作ったので一選択肢ごとに作ったプロットが半分没になっていきます。完結したらこっちを選んでたらこうなってたみたいなのも公開したいと思います
アンケート結果
A 周辺を探索する 0%
B 能力確認 100%
「能力確認に結果が決まりましたね」
「じゃあ行こっか!」
「その前に一つ良いですか?」
「んー?なにー?」
「外ではイオリさんのことキャスターさんって呼ぶのでイオリさんも一人称をイオリから変えてください」
「イオリがイオリだって隠すため?」
「そうです。見た目は真っ白なパーカーに黒髪ショートっていう本来のイオリさんとはかけ離れてますし言葉だけ気をつければバレませんよ」
「おっけーわかった。イオ……じゃなかったわたしちゃんとわたしって言うようにするね!」
建物内移動中。二人はこの建物が小さな駅の構内であることに気づく
「イオリ達がいた建物って駅だったんだね!」
「あずき達が最初にいたのは従業員用のスペースですからね。最初にここが駅だと気づいたときあずきも驚きました。……後に更に驚きましたけど」
「どの駅にもあんな感じの部屋ってあるの?」
「いや、ここは特殊な場所なのであんな会議室みたいな広さの従業員室……じゃなくてキャストルームはこの駅と同じくらいの規模の駅では存在しないと思いますよ?」
「……?なんでキャストってわざわざ言い換えたの?」
「それは……外に出てみればわかりますよ。ヒントとしてはこの駅は電車じゃなくてモノレールが通っているっていう点ですかねハハッ」
「?」
建物外に出て二人の目の前に開けた展望は遊園地だった。
「えっ!こ、この場所って……大丈夫なの?」
「大丈夫か大丈夫じゃないかっていうとたぶん不味いんじゃないですか?……まぁ魔術のようなもので世界ごと創ったのならバレることはそもそも無いから実際問題は無いじゃないかって思いますー」
「……これどうみてもディ○ニーランドだよね。やっぱり不味いんじゃないかなぁ。まぁでもこれなら探索する手間が無くなってよかったって考えれば良いのかな?あずきちゃんも電脳ディ○ニーランド行ったことあるでしょ?」
「勿論行ったことありますけど。たぶん見た感じは同じですけどこの世界でのランドの構造は手を加えられていると思いますよ?ランド前の駅ってこんな構造じゃなかったはずですし」
「じゃあやっぱり探索は必要なんだね」
「はい。能力確認したらMAP付きパンフレットでも手に入れましょう。じゃあ行きますか」
「どこに行くの?」
「ここからも少しだけ見えますが……ランドは今、駐車場の一角で立体駐車場を作っているんですよね。その作業現場の中をお借りしましょう」
作者の思考回路『せっかくADV形式にするならマップは欲しいよなぁ……せや!Vtuberと関係ある場所舞台にしよう!→現実の場所引用するのは難しいな……みんな行ったことがあるな場所なら作者も読者も分かりやすくて良いんだけど→作業用にもちぽこラジオを聴く→せや!』
立体駐車場の中。ここはある程度開けつつも周りから見られにくい絶好の能力確認場所だった。
「さてじゃあイオリさんお願いします」
「イオリが使えるのを一つずつ説明していくね。まずはキャスターの汎用スキルの陣地作成と道具作成だけど……これはマスター側のあずきちゃんも似たようなこと出来るでしょ?さっき来る途中で来訪者を探知する魔術刻んでたよね?」
「はい。マスター側も最低限魔術師として戦えるくらいの能力を貰えるみたいですからね。さっそく眼を使ってみました」
「となるとあと3つしか無いんだけど……未来予知が出来るよ」
「へぇ、どれくらい視えるんですか?」
「イオリが未熟なのか直感?っていうスキルとほぼ変わらない効果みたい」
「不意を打たれなくなりそうですね」
「それと友誼の証明っていうみんなと仲良くできる能力と……」
「戦意喪失は中々使えそうですね」
「魔力放出(為)っていうので全部かな」
「為?」
「魔力を体の中に放出してイオ……じゃなかったわたしの考えていることが読めなくなる能力みたい」
「別に使わなくても読めませんよ。……スキルはそんなところですか。では肝心の宝具はどうなんです?」
「えっとねこのスマホが宝具で、今まで配信でイオリと一緒に出た色んな子達を出すことができるの。ベーコンくんとか赤いおじさんとか」
「やっぱり直接戦闘は無理そうですね……一回試しに出してもらうことは可能ですか?」
「良いよー『現代文化を召喚します』」
とても巨大なキノコが召喚された。あずきがいくつか魔術を撃ち込んでも傷一つ付く様子はない。
「……搦め手には使えそうですけどやっぱり直接戦闘には向かなそうですね。まぁキャスター選んだ理由が搦め手が使いたいからなので何の問題もありませんが」
「あっそうだ!あと一つ宝具があるよ」
「どんな宝具なんですか?」
「うんとね。お手を拝借って言って手を叩くと、その後何か起きても二回だけ最後に手を叩いたタイミングに戻れるっていうスキルみたい」
「えっ?反則級じゃないですか」
「今の時間を確認して詠唱の中にその時間を入れなきゃいけないからすぐに手を叩けるわけじゃないけれど充分強いよね」
「何でそんなに強い能力が……もしかして」
「あずきちゃん何かわかったの?」
「えっと、もしかしたらバランス調整かも。と思います。基本的にサーヴァントの強さはイメージの強さで決まるんです。知名度があったり戦闘が上手そうだと強くなります。で、イオリさんにこんな強い宝具が付いたということは、他のサーヴァントはVtuber界のビックネームばかりなのかもしれません」
「……もしかしてシロちゃんとかいるのかな」
「あまり考えたく無いですね……シロさんと戦って勝てる気がしません」
「あ、そういえば今、お手を拝借しとく?」
「最後に叩いた直後に戻るんですよね。なら何度叩いても戻る位置が変わるだけですし大丈夫です」
「じゃあやるね……(省略)×月×日×時×分のヤマトイオリでした。それではお手を拝借……よーおっ ポン!」
「上手く出来ました?」
「できたできた!じゃあ駅に一旦戻るの?」
「はいそう……っ!!誰かここに近づいてきてます。仕掛けておいた眼に反応がありました」
「さっきあずきちゃんが仕掛けてたアレ……っていうことはまだ距離があるね。バレないように戻るの?それとも会ってみるの?」
「ど、どうしましょう?」
「え?イオリに訊かれてもわからないよ!……そうだ!アンケートで聞いてみよう!」
「そ、そうしましょう。……あ、イオリさんの予知能力だとどっちの方が良いとかありますか?」
「それが何かどっちも嫌な感じなんだよね……どっちの選択肢も」
「そうですか……あ、アンケートは会うにしても堂々と会うか隠れて近づくか分けましょう」
「隠れて近づいた場合は不意打ちするの?しないの?」
「それはそのとき次第。不意打ちする可能性もあるし、そもそも様子だけ確認して逃げるかもしれません。ようはなるようになる。未来の木曽あずきに任せましょう」
【アンケートその2】
『誰か近づいてきた!どうしよう?』
A会わない。バレないように逃げる
B会う。堂々と正面から
C会う。隠れて様子を伺う
>>49〜>>53
【Vtuber名】ヤマトイオリ
【CLASS】キャスター
【所属】.LIVE
【性別】女性
【年齢】17歳
【属性】混沌・善
【ステータス】
筋力D 耐久B 敏捷D 魔力A 幸運A 宝具EX
【保有スキル】
『陣地作成:D』
『道具作成:B』
『未来予知:C』
未来を読むことができる
ランクが低いので直感とほぼ変わらない
『友誼の証明:C』
敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことができる。一時的な同盟を組む際に有利なスキル
『魔力放出(為):A』
世にも珍しい内包型の魔力放出
このスキルを使用している最中、どんな能力を使用されても自分の思考が読まれることが無い
【宝具】
『現代文化を召喚します(イオリ英語は苦手なので日本語でも良いですか?スマートフォンっていうとっても便利な道具があって、ん?スマートフォンって英語かな?まぁ良いやでそれで色々召喚することができるんですよ。凄くないですか?!)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:5人
過去にイオリが現代文化を使って創造したものを召喚して自由に動かすことができる宝具
召喚可能例:キノコ、赤いおじさんなど
ちなみに宝具はまんま普段イオリが使っているスマホなのでそのままスマホとしても使用可能
『お手を拝借(ベストウェイトゥーエンド)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:60人
イオリが配信終了時に必ず行うお手を拝借の一連の流れを具現化した宝具
手を叩いた直後から次に手を叩くまでの間を一回の配信と見立て、イオリの意にそぐわない終わりとなったときに二回だけ最後に手を叩いた直後に戻ることができる
手を叩かない→まだ配信は終わっていないという(無理矢理な)解釈での再現となっている
【解説】
直接戦闘が苦手で搦め手と同盟でしか勝ち筋が見えないキャスターらしいキャスター。召喚できる中だと赤いおじさんがそこそこ戦えるくらい
お手を拝借についてはこのスレのゲームシステム上つけられました。お話内での設定では他の召喚された面子が強いヤツばかりなので召喚されたときに上方修正されたという設定です
あと『現代文化を召喚します』のルビ良いの思いつかなかったので誰かアイデアください
>>50〜>>54に安価位置は変更します
戦闘が苦手で勝つためには情報集めが大切だと思うので、何もしないで逃げるのはもったいない。
けど、戦闘力が低い状態で正面から行くのは無謀すぎるのでC
ついでに『友誼の証明:C』の効果が利用できればおいしいかも
サブタイトルの夢と幻影はディ○ニーランドのキャッチコピー『夢と魔法の国』から取っています
Scene02≪一寸先は敵≫
アンケート結果
『誰か近づいてきた!どうしよう?』
→C会う。隠れて様子を伺う
「近づくと言ってもサーヴァント相手ですし、本来なら近づこうとした瞬間にバレます」
「でもわたしたちには魔術があるからそれである程度見えたり聞けるよね?」
「はい。魔術は事前の準備が重要なので本当にある程度ですけれど。やらないよりは良いでしょう。行きましょうか」
ギリギリ視認できる位置まで二人は近づいた。
『近づけるのはこれくらいかな?』
『!イオリさんテレパシー使えたんですね』
『うん。イオリ魔術師(キャスター)だからね。こういうのもできるんだよ』
『どちらかといえばテレパシーなのでPSIの領分では……まぁ良いです。それよりあの格好。あれって』
二人の視線の先には赤いドレスの少女と水色の上着を羽織りショートパンツをはいた少女。後者は超特徴的なピンク色のぴょこぴょこが頭についているようにみえる
『アイゲームス衣装のアイちゃん……だね。本当に超ビックネーム……勝てるの?』
『いや、サーヴァントの見た目は全員変化するはずなのでアイさんはマスターで隣にいる赤いドレス姿の方がサーヴァントなんじゃないですか?』
『あっそっか。あっちがサーヴァントの……ってあれ?消えた!?どういうこと?』
今、二人の視線の先にはキズナアイ一人だけ。一瞬で赤いドレスの少女は消えてしまった。
『分かりません。実体化を解いたとき特有の魔力は感じませんでしたし……え?えぇ?』
あずきが驚いたのはアイが放り投げたいくつかのものが何の魔力の予兆もなく壊れたからだ。
『アイちゃんが空中に投げた物が魔力の反応も無しにこわれた……もしかして本当に消えてるの?』
『姿が見えない敵とか末恐ろしいですが……どうします?タネを暴くためにもう少し近づいてみます?それともそろそろバレそうな気もしますし逃げます?』
『ここで普通に会って仲良しになるパターンは……』
『さすがに無理です。あちらが能力確認する前だったら行けましたが今は無理としょう。あずきがあちら側だったら超警戒します』
『……とりあえずアンケート取って決める?』
『そうしましょうか。ちなみに予知能力は?』
『ここで逃げれば何の波乱も無く逃げられそう。近づいたら……わからない。何か起こるのは間違いないけれど……』
【アンケートその3】
『透明になれる謎のサーヴァントを確認!どうしよう?』
A もう少し近づいてみる
B もう充分だ!逃げよう
>>57〜>>61
相手のマスターと見えない敵がいるという情報だけでもいまはいいと思うし、まだ序盤なので危険なことはしないほうがいいと思うのでB
アイゲームスのアイさんは普通のよりも一割増しで賢いという謎設定があります
アンケート結果
『透明になれる謎のサーヴァントを確認!どうしよう?』
→Bもう充分だ!逃げよう
『じゃあバレないうちに退散しましょう』
『うん。行こっか』
駅周辺。二人はばれることなく帰ってこれた
「バレずに脱出成功ですね」
「ちょっと惜しい気もしたけどね」
「確かに透明になる方法を探れば相手の真名が分かったかもしれませんけどやっぱりリスクが大きすぎる……ってあれ?」
あずき達の視線の先には……茶髪ロン毛の男がいた。
彼はランドの中に入ろうとしており、まだこちらに気がついていないようだ
『あのVtuberみたことある?』
『無いですね……となるとおそらくサーヴァントですね』
『今なら相手も気づいていないし先制攻撃できるけれど……どうするあずきちゃん』
『一旦仮拠点に戻って色々考えたいのであっちに気づかれないようにスルーしましょう』
『おっけー……何か禍禍しい雰囲気もするし、近づきたくないね。……そういえばマスターっぽい人影が見えないね。何でかな』
『あずきたちのようにある程度の魔術的な気配遮断をしているのか……もしくはあのサーヴァントがアーチャーで単独行動しているかのどちらかですかね。マスターは気配遮断しててサーヴァントだけ出てるっておかしいのでおそらく後者ですかね。ともかく行きましょうか』
『うん』
最初居た部屋に二人は戻ってきた
「じゃあ情報整理の時間だね!……って何をするの?」
「そうですね……イオリさん。携帯を取り出してくれませんか」
「はい。もしかしてみんなに聞いてみるの?」
「その通りです。三人よればなんとやらと言いますし、人によってはあずき達よりもVtuberに詳しいでしょうから真名や弱点が分かるかもしれません」
「そっかーで今回は何を聞くの?」
「立体駐車場で見た透明になるサーヴァントに心当たりが無いか聞きます」
「……たしかサーヴァントの能力は配信内容とかが反映されるんだっけ。ならみんなに聞いて見た方がわかるね!」
「そうです。それに別に透明になるサーヴァントが分からなくても透明な敵への対策法とか色々教えてほしいことはありますしね」
「とりあえずTwitterで聞いてみたけど……あ、透明化以外に何か特徴があれば教えてくださいだって」
「透明化以外……見た目は変わるので、ドレス着てたからたぶん女性ってくらいしかありませんね」
「男の子かもしれないしね。……あっ!体の大きさ!体の大きさはどう?たぶんこの身体の大きさは現実の身長体重と変わらないと思うんだけど参考にならないかな?」
「ありですね。……たしかアイさんよりは身長が低かったはずです。それも条件に加えましょう」
「じゃあ改めて聞くよー!」
【視聴者会議その1】
『透明なサーヴァントの対策』
透明なサーヴァントが誰であるかの考察や対策法などを自由に書いてください
何とそれを二人が読むことによって後に取れる選択肢が増えたり、展開が変化したりします
「メタ説明担当の届木ウカです」
「こんな風にときどき視聴者さんの考察を二人がが読むことができる【視聴者会議】が行われます」
「的を得た、それでいて説得力がある考察をすればきっと彼女達を有利な方に進ませることができるでしょう」
「別にVtuberにあまり詳しくなくてもアドバイスできるようなものも毎回入る予定です」
「今回で言うところの透明な敵との戦いかたでしょうか」
「安価はありませんが投稿者がキリが良いと判断したときに次に進みます」
「ちなみにこの会議のあとに必ずお手を拝借が入るのでセーブポイントの目安しても機能するみたいですよ?」
ポン子身長高くなかったっけ
親分の身長がどんなもんか覚えてないけどひなたあたりとかかな
対策だが姿が見えないだけなら霧と小麦粉でも撒けば体に付着して見えるようになるだろう
鯖に有効かは分からんが
もちひよこも透明化してたな
もしそうなら衣装バリエーションも多いし大人にもなれるから手強そう
風王結界みたいな方法かもちひよさんの透明マントみたいな方法なのか見当がつかないのでいっそのことほかの人と戦っている場面を使い魔にのぞき見させて情報収集に時間を使うとか?
もしくは聖杯から教えてもらった戦いに関する知識で罠を作って見えなくても関係ない範囲攻撃で一気に叩く?
「色々意見が集まったねー!」
「透明なサーヴァント候補として挙げられているのはウェザーロイドさん、猫宮さん、もちひよこさん辺りですかね」
「ひよこちゃんとウェザーロイドさんはキャスターっぽいし違うんじゃない?イオ、わたしがキャスターなんだし」
「そうとも限りませんよ透明になれるからっていう理由だけでアサシンになってる可能性がありますし、ウェザーロイドさんはバーサーカーの適性がありそうです。猫宮さんならアーチャーですかね」
「ひなたちゃんだったらまたたびとかあれば勝てそうだね。他のお二人さんの弱点は……分からない」
「誰にせよやはりビックネームで強そうですね……正攻法で勝てる相手では無さそうですし、弱点が無い相手だった場合のために色々透明対策をとるべきと思いますー」
「霧と小麦粉作戦はイオリすごいと思ったんだけどどうですか?ワールドバザールの料理屋さんに行けば手に入りそうだよ」
「良いんじゃないですか?食料を得る必要もありますし、次の予定候補に加えましょう」
→次の予定候補に『小麦粉と食料の調達』が加わった!
「中に入るのならシンデレラ城に行くのもありじゃない?」
「どうしてですか?」
「高いところから眺めれば色々見つかるものがあると思います!他の人と戦っている場面を見ることが出来れば対策も練りやすいんじゃないかなって」
「良いですね候補に加えましょう」
→次の予定候補に『シンデレラ城に行く』が加わった!
「あと、こちらからの提案なのですがこの場所に罠を仕掛けるのはどうでしょう」
「この場所ってこの駅?」
「はい。透明だろうと問答無用で巻き込んでサーヴァントを与える罠は仕掛けるのに時間がかかるのですが、ここなら時間をかけられますし、ここがバレて襲撃されても脱出経路で逃げ出せれば、建物ごと罠で爆発させる……みたいなことが可能です」
「良いんじゃない?やっておこうよ」
→次の予定候補に『駅内に巨大な罠設置』が追加された!
「あとの候補は……」
「一度北に行くのはどう?」
「……監督役ですか。そういえば北にいるって言ってましたね。一番北ということは……イッツ○スモールワールドでしょうか」
「一度確認しておけば色々便利だと思うんだよね」
「そうですね……あと探索も候補に入れておいて……こんなところでしょうか」
「どれにするかは……アンケート?」
「はい。ある程度行動したら休憩する必要がありますし、この選択では二つ選んでもらいましょうか」
「あ、その前にアレやらなきゃね『お手を拝借』」
Scene03≪想定外さんはいっぱい≫
「忘れてました。ありがとうございます。あ、そうだ探索はエリア内を1周するくらいにしましょうか」
「探索しなくても園内マップはランドに入るときに手に入れられるだろうししなくて良いんじゃない?」
「……予知能力ですか?」
「うん。何が起こるかはちょっと読めないけれど……すごく疲れそうな予感がする」
「一週するのとマップだけじゃ色々ちがうんですけれどね。まぁ考慮しましょう」
【アンケートその4】
『これからどうする?』
A探索だ!園内を一週する
B監督役に会いに北へ行こう!
C食糧調達!レストランへ
D罠を作ろう!駅にしばらくいる
E上から観察!城の頂上へ
二つ投票してください!安価は>>73〜77
待ち伏せるなら地面に色の着いたベタつくものをばらまいておくのでもいいな
まあキャスターだし霧と風くらい使えるだろうからそっちのほうが扱いやすそうだけど
直接戦闘能力は低いし疲れるような行動はリスクが伴いそうなのでEとC
アンケート結果
『これからどうする?』
→C 食糧調達!レストランへ
→E 上から観察!城の頂上へ
「レストランと城だってー。荷物にはなっちゃうけれど先にレストランの方が良いんじゃない?」
「その心は?」
「えっと……場合によっては城の中を新しい拠点にするかもしれないじゃん」
「なるほどじゃあワールドバ○ールのレストランに先に行きましょうか」
二人は駅を出て入場ゲートに辿り着いた。
「マップを取っておきましょうか」
「おっけー。それにしてもキャストさんがいないから変な感じだね……ん?マップの他にもう一つあるみたいだけれど」
「おみやげとかグッズについて書かれているやつですか?今回は必要ないとおもいます」
「でもせっかくだから持ってって良い?」
「別に嵩張るものでもありませんし、大丈夫ですけれど……あ、マップはあずきが知っている東京ディ○ニーランドと相違なさそうですね」
ワールドバ○ールまでやってきた二人は適当なレストランを選んで入ろうとしたが入ろうとしたレストランと別のレストランで物音がしたことに気づく。
「どうするあずきちゃん?」
「見に行きましょう。……でも怖いので一応気休めに認識されにくくなる魔術でもかけておきますか」
「じゃあ入るよ。そろーりそろーり」
「よう!お嬢ちゃん方!君達もお食事かい?」
「「……」」
「あれ?こういう言い回しだと女子からの印象が良いって……コホン!俺はにじさんじ公式ライバー卯月コウ。この聖杯戦争でマスターもやっているけれど何かよう?」
『あずきちゃんはどう思う?』
『一切警戒してなかったですよね。普通にご飯食べてました』
『あとイオリ的に疑問に思ったのはサーヴァントの反応がないですよねこのお方。本当にマスター?』
『サーヴァントがいないのに警戒しないなんてあまりにも不自然ですね。魔術師ではあるみたいですけれど……』
「あのーお二人さん?ご飯ならある程度調理済のやつが置いてあるから好きに取って食べて良いって監督役が言ってた……言ってましたよ」
「は、はい」
「じゃあいただきますね……」
『とりあえず敵意も無いですし、情報収集も兼ねて乗っかりましょうか』
『もしかしたらイオリのあれが発動しているのかもね』
二人はとりあえず適当なものを見繕ってコウから少し離れた二人席に座った。出口にも近く何かあってもすぐ出ることが可能な位置だ。
少し食べ進めたところでコウが話しかけてきた。
「二人さぁ、何か俺に聞きたいことあるでしょ?」
「よくわかったね!そうなの。じゃあ聞いても良い?」
「いっぞ!」
「いつからここにいるんですか?」
「ん?一時間くらいかな」
「本当にマスターさんなの?」
「本当にって……あ、今俺の近くにサーヴァントの気配しないから言っているんだな?」
「そうそう。こちらから言うのもなんですけれど無防備すぎません?」
「んー。まず俺、聖杯狙ってないんだよねー」
「えっ?」
「俺、卯月家だから金はいくらでも手に入るし、だから監督役に言って脱落するのも考えたんだけど……」
「けれど?」
「いや、誰もいないディ○ニーランドとかめったにない経験だしさ?それにオタク大好き聖杯戦争だろ?きっときっとエモがあるはず!というわけで俺は傍観者に徹するのでよろしく」
「じゃあ戦う必要が無いってこと?やったぁ!この聖杯戦争でサーヴァントをやっていますキャスターです。よろしくお願いしますね」
『あ、ついキャスターだって言っちゃったけれど大丈夫?』
『……まぁ大丈夫です。傍観者になろうとしているのは本当のようですし、真名さえ言わなければ』
「そういえばサーヴァントはどうしたんですか?」
「あ、サーヴァントはやりたいことがあるらしいから好きにさせた」
「好きにさせた?魔力供給は?」
「単独行動持ちだったからノー問題。足りなくなったら魔力供給してもらいに戻るらしいし」
「やりたいことってなんですか?」
「俺は傍観者だからなー教えるわけにはなー」
「えー少しで良いから教えてほしいですー」
「わかった少しだけだぞ、本当は別のサーヴァントを召喚しようと思ってたんだけれど。そしたら別の意味で大当り。色々普通じゃねぇのが出てきたわ。アーチャーじゃないのに単独行動持ちだから気をつけな」
「へぇ、じゃあこれくらいにしておきたしょう。他の方にもあなたのことは伝えておきましょうか?」
「ん、頼んだ」
「じゃあ行きますよキャスター」
「え?お金は大丈夫なの?」
「ここは夢と魔法の世界ですよ。お金なんか必要ありません」
二人は一応、コウを警戒しながら外に出る。
「……入り口側から来て、城側に行ったってことは拠点は外っぽいな。……駅か、ホテルか、駐車場だな」
コウの呟きは二人には聞こえなかった。
「雨が降ってきましたね」
「濡れちゃう……早く行こう!」
「それにしても天候まで再現するなんてすごいですね」
「そうだね。わたしも好きに天気が変えられたら傘さしたいなってときに雨にできるんだけどなー」
「……傘さしたいときなんてあります?」
二人は認識阻害の魔法もあってか雨が降り始めた以外は何の波乱もなく城の上まで辿り着いた。
「シンデレラ城の中にホテルがあるんだねーイオリしらなかった」
「一日一組しか泊まれないスイートルームらしいですよ」
「へーここ拠点にしたいなー駄目かなー」
「とにもかくにも目立ちますからねここ。それを活かして罠でも貼りましょうか」
「ちょっとあずきちゃん罠貼るのもいいけれどここに来た目的忘れてないー?」
「……あぁなるほど。早く景色が見たいんですね」
「うんうんカーテン開けて良い?」
「良いですよ」
シャー(カーテンが開く音)
「うわぁ良い景色!……あれ?」
「なにか空を飛んでますね……しかもまるで機体が制御不能かのようなアクロバットな飛行法で」
「えっとここは聖杯戦争関係者以外の生き物はいないはずだから……」
「サーヴァントしかありえません。下に居たときは気づきませんでしたからおそらく下からは認識し辛くなるような魔術をかけていたのでしょう……というかこっちに近づいてきません?」
「うわっ!本当だ逃げなきゃ!」
「もう間に合いません」
パリーン
「「ぶべっ」」
突入してきた謎の飛行物体はあずき達がいる場所を通り抜け、部屋の奥、あずき達の位置から見えない位置まで飛んで行て不時着した。
『声的に二人かな?ピンポイントでこの部屋に入ってきたし、敵襲?あとめっちゃ濡れた!』
『敵襲かどうかはわかりませんが、二人なのは確か。マスターとサーヴァントセットでしょう。それと白いなにかに乗っていたように見えましたからたぶんクラスはライダー。もしくは騎乗スキルがあるセイバー。何より一番問題なのは窓が割れて雨が入ってきたせいで濡れて戦う気がおきないってことでしょうか。……雨にしては水の量が大きかったような?』
『戦いになるかもしれないよね。赤いおじさん出した方が良い?』
『やめておいてください。窓が割れたので外からここが丸見えですから赤いおじさんみたいな大きなものだと見えてしまいます』
『わかったとりあえずあっちが来るまで待つね』
「いたたた……」
あずき達が警戒しながら見守っていると二人が立ち上がっていく。
その内の片方は何やら怒っているようだ。
『なんかめちゃくちゃ怒っているよね!?まだ顔もよく見えないのに伝わってくるよ?』
『ものすごい怒気ですね。こっちまでドキドキしてきました。攻撃の予兆かもしれないので注意してください』
ようやく二人の顔が見える。怒っている方の顔はまるで魔王のようにするどく……
「………………うわああああああああ!死ぬかと思ったぁ!コラー!ライダー!本当に死ぬかと思ったぞ!何が大舟に乗ったつもりでいてくださいだー!泥舟じゃないかっ!……あっ!そこの方々ごめんなさいね。お怪我ありませんでしたか?すいませんうちのライダーが……こらっ!お二人に謝って!」
「す、すいません……。マスターもお二人も」
「「い、いえ」」
『なんていうか……』
『良い人ですよね……』
「というかマスターこれ聖杯戦争ですよ!あちらの方々敵じゃないですか!怪我させたの謝ってどうするんですか!謝る必要ないですよ!」
「……はっ!確かに。フッフッフッ……フゥーッハッハッハッハッハァ!!下等生物の皆様、ごきげんよう。吾輩の名は……あっくん大魔王。今回の聖杯戦争ではライダーのマスターをやっている。恨みはないが戦いたくなければ逃げ出すことだな!……ところでまだ戦う勇気が持てないんですけれど今回は戦わずに友好的にしゃだめですか?」
「マスター弱気すぎません!?……まぁ確かにわたくしも能力にまだ慣れていないのに戦いたくはないのでできればそうしていただけるとありがたいんですが……」
「ちょっと考えたいので待っていただけませんか?」
「好きなだけ相談してくれて構わないですよあずきさん」
「分かりましたではお言葉に甘えて」
『どうする?』
『迷いますね。三択でしょうか』
『三択?戦闘すると戦闘しない以外に何かあるの?』
『戦闘しないに近いですが……同盟を組むという選択もありなんじゃないでしょうか』
『おっけーじゃあいつもの通りアンケート?』
『はい。お願いします』
【アンケートその5】
『あっくん大魔王があらわれた! どうする?』
Aたたかう
Bにげる
Cなかまにする
安価
>>91〜>>95
メタ的に考えると性格的に追っては来ないんだろうけど絶対逃がしてくれるとも限らないしなあ
直接戦闘能力は欲しいし時間遡行だけ隠しとけば問題ないだろうからC
戦略とか抜きにすると個人的に唯一コメントで暴れたことのある中なので共闘が見たいのでC
この先共闘できる相手がいるか不明だし、今のうちに数で有利な状況を作っていたほうがいいと思うので取り敢えず相手の数が減るまでの限定的という条件付きで共闘していたほうがいい気がする
描写し忘れていましたがちゃんと小麦粉や食糧は手に入れています
アンケート結果
『あっくん大魔王があらわれた! どうする?』
→C なかまにする
「こちらからの提案になるんですが同盟を組みませんか?勿論期間限定ですが」
「お、こちらから是非お願いしたい」
「期間は……とりあえず一組脱落したらということにしておいて必要性に応じて延長していくのはどうでしょう」
「情報はどれくらい開示する形で?」
「最低限戦っているときに連携できるくらいで良いんじゃないかな」
「なるほど……じゃあまず我輩から尋ねよう。そちらのサーヴァントのクラスと戦い方、それと今までに会った人について教えていただきたい。勿論こちらもなるべく知っている情報は開示しよう」
『良いよね?』
『妥当ですね。真名までなら言っても良いと思っていましたが』
「わたしのクラスはキャスター。物を召喚して戦うからサポート向きかな」
「キズナアイさんと透明になるサーヴァントがセットのチームと単独行動する男のサーヴァント。それとその男のサーヴァントととの関係性は不明ですが単独行動可能のサーヴァントがいて聖杯戦争を半分放棄しているマスター卯月コウには出会いました。そちらは?」
「うわぁすごく会ってるねぇ。こっちは単独行動する男のサーヴァントは見たぞ。あとは花畠チャイカと女の子のサーヴァントとのセットが何やらジェットコースターに乗っているのは見た」
「どの?」
「ビックサンダー」
「なるほど。そういえばキャストがいないようですけれどアトラクションは……?」
「勝手に動くようだ。人が誰一人乗っていないトム・ソーヤ島行きのいかだが動いているのを見たときは心霊現象かと思ってヒヤヒヤしたよ」
「ヒヤヒヤどころか『うわぁぁぁぁ動いてるぅぅ!幽霊か!?幽霊なのか!?!?』ってめっちゃ怖がっていたじゃないですか」
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